浦和記念のポイント

【好走ポイント】

[1]前走が中央か地方交流重賞で②着以内の馬

前走が中央か地方交流重賞で②着以内の馬が、過去5年すべてで連対している。

該当馬:テンカハル、メイショウフンジン

[2]3～4歳の中央馬

3～4歳の中央馬は[3.3.2.5]で、過去5年すべてで馬券圏内に入っている。

該当馬:ミトノオー

[3]父か母父がミスプロ系の馬

父か母父がミスプロ系の馬が過去5年すべてで連対していて、そのうち4勝している。

該当馬:コウエイスーシェフ、テイエムサウスダン、ディクテオン、テンカハル、ヒーローコール、ミトノオー、メイショウフンジン

※人気傾向

過去5年で1番人気は[1.2.0.2]、2番人気は[1.0.1.3]。過去5年の勝ち馬は1～4番人気で、3～4番人気が過去5年すべてで連対している。過去5年で5番人気以下で馬券圏内に入ったのは、22年7番人気③着のアイオライトだけ。

※地方馬

過去5年の地方馬で馬券圏内に入ったのは、21年3番人気②着のタービランスだけ。

※馬番6～7番の馬

15年以降は馬番6～7番の馬が8年連続で連対していて、そのうち5勝している。今年の該当馬はジョエル、テンカハル。

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	セイカメテオポリス
2	ミトノオー		★	★
3	シンコーマーチャン
4	メイショウフンジン	★		★
5	スーパーフェザー
6	ジョエル
7	テンカハル	★		★
8	コウエイスーシェフ			★
9	ヒーローコール			★
10	ディクテオン			★
11	テイエムサウスダン			★
12	エルデュクラージュ

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはテンカハル、ミトノオー、メイショウフンジンとなった。

テンカハルは地方交流重賞が2走前の日本テレビ盃(船橋ダート1800m)②着だけで、その時は勝ち馬ウシュバテソーロと0秒5差だった。前述したように近年の浦和記念は馬番6～7番の馬が好成績で、本馬はダートで馬番10番以内だと②③②①着でもある(今回は6枠7番)。ダートは4角10番手以内で②③①②①着、4角13番手で⑥着なので、ある程度の位置で流れに乗れれば出番がありそう。

ミトノオーは2ヶ月半ぶりの前走･日本テレビ盃でハナに立ったが、後続に早めに来られて粘り切れなかった(⑥着)。今回は中7週で、過去の休み明け2戦目は2戦2勝。2走前のジャパンダートダービー(大井ダート2000m)で0秒6差③着に入っていて、1F延長は問題なさそうだし、馬番7番以内の時は①①③着なので、2枠2番からマイペースなら巻き返しがあっても。

メイショウフンジンは地方交流重賞が⑦③③②着で、幸騎手と初コンビを組んだ前走･白山大賞典(金沢ダート2100m)は斤量54kgでハナに立って0秒1差②着に入った。今回は斤量56kgだが、ダート2000m以上のOPでひと桁馬番だと①③②着で、57kgでも勝ち鞍がある(今回は4枠4番)。今年は左回りだと①③③着で、この3戦は好位に控える競馬をしているから、初の浦和でも上手く流れに乗れれば連続好走が見られても良さそうだ。

ディクテオンは近2走が斤量57～58kgで⑪④着だが、前走のブラジルC(東京ダート2100m)は4ヶ月ぶりでメンバー最速の上がり36秒0を使って勝ち馬テンカハルと0秒5差だった。今回は中4週で、休み明け2戦目がダートだと2戦2勝。地方交流重賞は初めてだが、母メーデイアという血統で、本馬は左回りのダートで斤量56kg以下だと⑨③①①着と悪くないから、斤量56kgなら侮れない面がありそう。

ヒーローコールはダート1800～2100mが①③②②①①着で、そのうち中央馬相手では今年の伏竜S(中山ダート1800m)で勝ち馬ミトノオーから0秒8差の③着に入った。今回は2ヶ月ぶり(中9週)で、過去に2ヶ月以上間隔が空いた時は④①着で、地方交流重賞でも昨年の全日本2歳優駿(川崎ダート1600m)④着がある。古馬混合戦は斤量57kgだった3走前のサンタアニタT(大井ダート1600m)⑩着だけだが、斤量54kg以下の時は①②①着なので、この距離で斤量54kgなら中央馬相手でもチャンスがありそう。

テイエムサウスダンは今年に入って⑭⑭⑨⑨⑧着で、近2走は浦和ダート1400mで⑨⑧着。過去の馬券圏内はダート1600m以下で、今回は初のダート2000mとなる。サウスヴィグラス産駒はヒガシウィルウィンが17年浦和記念で②着に入っているが、この距離でどこまで変われるか。

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