東京スプリントのポイント

【好走ポイント】

[1]近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で③着以内がある馬

過去5年で近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で③着以内があった馬は19年①&②着、20年①着、21年①着、22年①&②着、23年①&②着。17年以降は7連勝中。

該当馬:アームズレイン、テイエムトッキュウ、ヘリオス

[2]大井ダート1200mの地方交流重賞で④着以内がある馬

大井ダート1200mの地方交流重賞で④着以内があった馬が、過去5年すべてで連対している。

該当馬:ギシギシ、ジャスティン

[3]父か母父がミスプロ系の4～6歳馬

父か母父がミスプロ系の4～6歳馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っていて、20年以降4年連続で連対している。

該当馬:アームズレイン、ギシギシ、ギャルダル、テイエムトッキュウ、プライルード、マルモリスペシャル、メルト

※人気傾向

過去5年で1番人気は[2.1.1.1]、2番人気は[0.3.0.2]。過去5年の勝ち馬はいずれも4番人気以内。3～5番人気が[3.1.2.9]で、過去5年すべてで馬券圏内に入っている。

※地方馬

昨年は中央馬が馬券圏内を占めたが、過去5年中4年で南関所属馬が馬券圏内に入っている。過去5年で馬券圏内に入った南関所属馬6頭のうち、5頭が馬番8番より外枠だった。今年、馬番8番より外枠の南関所属馬はジャスティンだけ。

※大型馬

当日の馬体重が507kg以上の馬が過去5年すべてで連対していて、そのうち4年で勝利している。

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	ボイラーハウス
2	ギャルダル			★
3	プライルード			★
4	アポロビビ
5	キュウドウクン
6	ギシギシ		★	★
7	スナークダヴィンチ
8	クロジシジョー
9	ジャスティン		★
10	テイエムトッキュウ	★		★
11	マルモリスペシャル			★
12	アームズレイン	★		★
13	メルト			★
14	ヘリオス	★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
複数で｢★｣が付いたのはアームズレイン、テイエムトッキュウ、ギシギシとなった。

アームズレインは地方交流重賞が初めてだが、ダートOPが[1.1.0.1]で、そのうちふた桁馬番だと松若騎手騎乗で①②着(今回は7枠12番)。今回は2ヶ月半ぶりで、ダートで休み明けの時は①⑮着。ダート1200mは決着時計が1分11秒8以内で4戦4勝、1分12秒5以上で③⑮着なので、ある程度時計の速い決着になれば連続好走が見られても良さそう。

なお、過去5年の東京スプリントの決着時計は良～稍重馬場で1分10秒3～1分10秒9、不良馬場で1分10秒5～1分11秒6となっている。

テイエムトッキュウも地方交流重賞が初めてで、ダート1200mは良馬場だと①①①着で、前走のカペラS(中山)を逃げ切っているのに対し、稍重～重馬場だと②⑤着。ダートで馬番3～12番だと①①①着で、6枠10番に入ったのはプラス材料だろう。過去の休み明けは⑭⑫②⑬②⑤着で、そのうちダートでは②⑤着なので、今回は4ヶ月ぶりで押し切れるかがポイントになりそう。

ギシギシは過去2年の東京スプリントが③⑤着で、22年③着時は先行して勝ち馬とハナ+クビ差で、⑤着の昨年はハナに立って③着と0秒3差だった。今回は4ヶ月半ぶりで、3ヶ月以上間隔が空いた時は地方馬限定戦で④①③着。地方交流重賞は良～重馬場で⑤⑤⑧⑧着、不良馬場で③④着なので、脚抜きの良い馬場になればベターか。

ジャスティンは大井ダート1200mの地方交流重賞がJpn2～Jpn3だと①①③着、Jpn1だと⑧④着。東京スプリントは中央所属時の20年に優勝している。今回は3ヶ月半ぶりだが、国内のダートでの休み明けは①④③⑮⑥③②着で、このコースでは20年東京盃を制した実績がある。地方交流重賞は4角3番手以内で①①④③⑥③着、4角4番手以下で⑤⑧④着なので、スムーズに先行できれば上位進出があり得そう。

クロジシジョーは地方交流重賞が初めてで、重賞は22年カペラS⑧着だけだが、その時は出遅れていた。ダート1200mのOPは4角9番手以内で②⑤②③①①着なのに対し、4角10番手以下だと⑧⑪③④着。ダート1200mのOPで中3週以内だと②②③①①着で、中2週での臨戦は悪くなさそうだから、ある程度の位置で流れに乗れれば出番がありそう。

ギャルダルは5歳以降がダート1400～1600mで[5.1.0.0]で、そのうち大井は3戦3勝。前走のフジノウェーブ記念(大井ダート1400m)は先団に付け、メンバー3位の上がり39秒2でオメガレインボーに競り勝った。地方交流重賞は22年かしわ記念(船橋ダート1600m)⑧着だけで、ダート1200mは初めてだが、矢野貴騎手は過去5年の東京スプリントのうち、騎乗機会があった4回で②②③⑤着と悪くないから、今の勢いなら中央馬相手でも侮れなさそう。

ヘリオスは地方交流重賞で武豊騎手騎乗だと[0.5.2.3]で、そのうち馬番11番より外枠の時は②②②⑤着だから、8枠14番に入ったのは悪くなさそう。3～5月の地方交流重賞は②②②③⑤着でもある。ダートOPでの10連対はいずれも1400m以上で、大井ダート1200mは昨年の東京盃⑥着だけだから、今回はコース替わりがポイントか。

マルモリスペシャルは近2走が地方交流重賞で④⑦着だが、2走前は出遅れながら勝ち馬と0秒2差で、前走は3ヶ月ぶりだった。2勝クラス以上での3勝は中1～2週の時で、中1週の今回は上積みがありそう。ダート1200mで馬番6番より外枠だと①③①①着なので、7枠11番から五分のスタートを切れれば巻き返しがあり得そう。

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