JBCレディスクラシックのポイント

【好走ポイント】

[1]前走がレディスプレリュードで④着以内の馬

前走がレディスプレリュードで④着以内の馬が、過去10年すべてで馬券圏内に入っている。

該当馬:アイコンテーラー、グランブリッジ

[2]父ボールドルーラー系の馬

18年以降、父ボールドルーラー系の馬が6年連続で連対している。

該当馬:アンティキティラ、グランブリッジ、ライオットガール

[3]同年に地方交流重賞で④着以内が2回以上ある馬

同年に地方交流重賞で④着以内が2回以上あった馬が、過去13回すべてで連対している。

該当馬:アイコンテーラー、アンモシエラ、キャリックアリード、グランブリッジ、ライオットガール

※人気傾向

過去5年で1番人気は[2.0.3.0]、2番人気は[1.3.0.1]。過去10年のうち、1～2番人気が揃って連対したのは昨年だけ。過去5年で6番人気以下で馬券圏内に入ったのは21年6番人気②着のマドラスチェックだけ。

※地方馬

過去5年で馬券圏内に入ったのはいずれも中央馬。地方馬で馬券圏内に入ると、17年5番人気①着のララベル&8番人気③着のラインハート以来となる。この2頭はいずれも大井所属馬で、今年はキャリックアリード、ドライゼが出走予定。

※3～4歳馬

3～4歳馬が10年連続で馬券圏内に入っている。今年の3～4歳馬はアンモシエラ、テンカジョウ、ミヤノウッドリー、ライオットガール。

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	ドライゼ
2	コスモポポラリタ
3	ライオットガール		★	★
4	テンカジョウ
5	リネンファッション
6	キャリックアリード			★
7	グランブリッジ	★	★	★
8	ミヤノウッドリー
9	アイコンテーラー	★		★
10	アンティキティラ		★
11	アンモシエラ			★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
複数で｢★｣が付いたのはアイコンテーラー、グランブリッジ、ライオットガール。そのうち、グランブリッジがフルマークとなった。

グランブリッジはダート1800～2100mの地方交流重賞が[5.7.0.2]で、そのうち牝馬限定戦は①①②②①①②②②①着。過去2年のJBCレディスクラシックはいずれも②着に入っている。佐賀は今年の佐賀記念(ダート2000m)④着だけだが、その時は牡牝混合戦だった。Jpn1は12頭立て以下で馬番2～9番だと②②②着、13頭立ての馬番1番で④着なので、11頭立てでの6枠7番からスムーズなら3年連続の好走が見られても良さそう。

アイコンテーラーは昨年のJBCレディスクラシック(大井ダート1800m)勝ち馬で、その時を含めて右回りのダートは②①③②着。前走のレディズプレリュードは約5ヶ月ぶり(中20週)での斤量57kgで、勝ったグランブリッジ(斤量56kg)とアタマ差の②着に入った。ダートでの2勝は中4～13週の時なので、中4週での定量戦で逆転できるか。

ライオットガールはG3(Jpn3)が①①④①着で、ダート1800～1870mで3勝しているのに対し、Jpn2では③④⑤⑤着、Jpn1は昨年のJBCレディスクラシック⑥着だけとなる。前走のレディスプレリュードは約3ヶ月ぶりで1秒2差⑤着だったが、重賞での馬券圏内は中8週以内の時なので、中4週のここでどこまで変われるか。

アンモシエラは前走のマリーンC(船橋ダート1800m)で④着に敗れたが、3ヶ月半ぶりでハナに立ち、勝負所で交わされる展開になっていた。過去の馬券圏内は中8週以内の時で、中5週の今回は上積みがありそう。Jpn1は3歳限定戦の大井ダート1800～2000mで②③着で、羽田盃は横山武騎手騎乗で0秒2差②着に入っている。ダートで馬番6番より外枠だと②①②③着なので、初の古馬相手でも8枠11番からスムーズに先行できれば。

テンカジョウは過去5戦がダート1800mで[4.0.1.0]で、初の地方交流重賞となった前走･マリーンCは6頭立ての後方寄りに控え、メンバー最速の上がり39秒7で②着に5馬身差を付けた。過去5戦はいずれもメンバー中2位以内の上がりを使っていて、10頭立て以上の時は3戦3勝だから、初のJpn1でも11頭立てで決め手を活かせれば出番があって不思議なさそう。

キャリックアリードはJpn1初挑戦となるが、地方交流重賞が②③④③②着で、御神本訓騎手とのコンビでは昨年の神奈川記念(川崎ダート1600m)で②着に入っている。佐賀&ダート1860mは初めてだが、右回りでは3勝を挙げていて、地方交流重賞はダート1600～2100mで馬券圏内がある。ダートで馬番7番以内だと③①③①②③①着なので、6枠6番からスムーズなら。

■出馬表へ

■過去5年データへ