地方競馬情報
佐賀記念のポイント
【好走ポイント】
[1]4~6歳の中央馬
過去5年で馬券圏内に入った15頭はすべて中央馬で、そのうち12頭が4~6歳だった。該当馬:クラウンプライド、デルマソトガケ、ノットゥルノ
[2]馬番3番以内の中央馬
過去5年で、馬番3番以内の中央馬は20年②着、21年①着、22年②着、23年①着、24年③着。16年以降9年連続で馬券圏内に入っている。該当馬:メイショウフンジン
[3]父か母父がミスプロ系の馬
20年以降、父か母父がミスプロ系の馬が5年連続で連対していて、22年以降は3連勝中。該当馬:クラウンプライド、グロリアムンディ、サトノスライヴ、タケノサイコウ、ノットゥルノ、メイショウフンジン
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.2.1]、2番人気は[4.0.0.1]。2番人気が22年以降3連勝中。過去5年で馬券圏内に入った馬はいずれも6番人気以内の中央馬で、地方馬が馬券圏内に入ると、08年①着のチャンストウライ(兵庫)以来となる。※位置取り
過去5年で馬券圏内に入った馬は、いずれも4角4番手以内の競馬をしていた。なお、17年以降は4角先頭の馬が8連勝中。※斤量
斤量58kg以上の馬が21年以降4年連続で馬券圏内に入っていて、今年はクラウンプライド、グロリアムンディ、デルマソトガケ、ノットゥルノが該当。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | サトノスライヴ | ★ | ||
2 | メイショウフンジン | ★ | ★ | |
3 | ララエフォール | |||
4 | グロリアムンディ | ★ | ||
5 | ヒロシゲウェーブ | |||
6 | タケノサイコウ | ★ | ||
7 | ノットゥルノ | ★ | ★ | |
8 | デルマソトガケ | ★ | ||
9 | シルトプレ | |||
10 | シンメデージー | |||
11 | クラウンプライド | ★ | ★ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはクラウンプライド、ノットゥルノ、メイショウフンジンとなった。
ノットゥルノは昨年の佐賀記念勝ち馬で、その時は斤量59kgで中団追走から勝負所で進出して、4角先頭から②着に0秒7差で押し切った。地方交流重賞はJpn2~Jpn3だと②⑦①①②着で、鮫島駿騎手とのコンビでも斤量60kgでの連対歴がある。重賞3勝はいずれもふた桁馬番の時で、地方交流重賞でひと桁馬番だと[0.4.0.8]なので、今回は6枠7番から勝ち切れるだろうか。
メイショウフンジンはダート2000mの地方交流重賞で酒井騎手騎乗だと③③⑧③着で、昨年の佐賀記念は4角2番手から粘り込んで勝ち馬ノットゥルノから0秒7差の③着に入っている。今回は2枠2番で、地方交流重賞で馬番2?3番だと③③着。地方交流重賞は4角3番手以内で③③②③③着、4角4~5番手で⑦⑤⑤⑧④着なので、スムーズに先行できれば。
クラウンプライドは近2走がG1で⑪⑦着だが、地方交流重賞はJpn2~Jpn3だと②①着で、そのうちダート2000mは横山武騎手とのコンビで4角先頭から押し切った昨年のマーキュリーC(盛岡)①着だけとなる。国内のダートでふた桁馬番だと①②着で、22年チャンピオンズCで②着に入っているから、8枠11番からスムーズに進出できるかがカギになりそう。
デルマソトガケはダートで松若騎手騎乗だと③①①①③着で、地方交流重賞は22年全日本2歳優駿(川崎ダート1600m)を制している。過去4勝はダート1600~1900mだが、ダート2000mは23年BCクラシック②着の実績があり、こなすスタミナはありそう。過去の馬券圏内は斤量55.5kg以下の時で、56kg以上だと⑥⑤⑥⑤⑬⑥着なので、今回は初の斤量58kgがポイントか。
グロリアムンディは前走のチャンピオンズCが⑨着だったが、国内のダートはG1(Jpn1)を除くと[7.1.0.2]で、そのうち地方交流重賞は23年ダイオライト記念(船橋ダート2400m)①着だけとなる。G1(Jpn1)を除く国内のダートで14頭立て以下だと①①①①着で、ダート2000mでも勝ち鞍があり、2走前にハンデ58.5kgでのOP勝ちがあるから、11頭立てでスムーズなら。
シンメデージーはダート2000mの地方交流重賞がJpn1で④⑤着、Jpn3は初の古馬混合戦となった前走の名古屋大賞典(名古屋)で③着に入っている。前走を含めて12頭立て以下の時が[8.0.1.0]で、11頭立ても好材料だろう。前述したように、佐賀記念は過去17年で地方馬が馬券圏内に入れていないが、ここでどこまで食い込めるか。
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