地方競馬情報
黒船賞のポイント
【好走ポイント】
[1]ダート1400mのJRA重賞か地方交流重賞で③着以内がある4~6歳馬
ダート1400mのJRA重賞か地方交流重賞で③着以内がある4~6歳馬が、過去5年すべてで馬券圏内に入っている。該当馬:アームズレイン、エンペラーワケア
[2]前走が4角4番手以内の中央馬
20年以降、前走が4角4番手以内の中央馬が5年すべてで連対している。該当馬:アームズレイン、エンペラーワケア、シャマル、ラプタス
[3]前走がJRAか地方交流重賞で④着以内の馬
過去5年では、前走がJRAか地方交流重賞で④着以内の馬が連対している。該当馬:シャマル
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.0.3]、2番人気は[2.2.1.0]。1~2番人気馬は過去5年すべてで連対している。6番人気以下で馬券圏内に入ったのは、過去5年だと22年6番人気③着のダノングッド、24年6番人気②着のヘルシャフト&7番人気③着のタイガーインディ。※地方馬
地方馬で馬券圏内に入ったのは21年4番人気③着のモジアナフレイバー、22年3番人気①着のイグナイター&6番人気③着のダノングッド、23年2番人気③着のイグナイター、24年6番人気②着のヘルシャフト&7番人気③着のタイガーインディ。いずれも前走が①着か、地方交流重賞で③着以内がある馬だった。今年の地方馬のうち、前走①着馬はティアップエックス、ニクソンテソーロ、メイショウウズマサで、それ以外に地方交流重賞で③着以内がある馬はアラジンバローズ。※7~8枠の馬
21年以降、7~8枠の馬が4年連続で馬券圏内に入っている。今年は内枠から順にエンペラーワケア、メイショウウズマサ、ティアップエックス、アームズレインが該当する。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ラプタス | ★ | ||
2 | ナムラフランク | |||
3 | シャマル | ★ | ★ | |
4 | エコロクラージュ | |||
5 | コパノリッチマン | |||
6 | ニクソンテソーロ | |||
7 | マイネルシトラス | |||
8 | アラジンバローズ | |||
9 | エンペラーワケア | ★ | ★ | |
10 | メイショウウズマサ | |||
11 | ティアップエックス | |||
12 | アームズレイン | ★ | ★ |
【まとめ】
「★」が複数付いたのはアームズレイン、エンペラーワケア、シャマルとなった。
エンペラーワケアはダート1400mが[6.2.0.0]で、川田騎手とのコンビで昨年の根岸S(東京)を制している。地方交流重賞は初めてで、右回りのダートは阪神と京都で①②①①着。前走のフェブラリーS(⑤着)は3ヶ月半ぶり(中14週)で過去最多体重(12kg増の550kg)となっていたが、中8週以内だと5戦5勝なので、中3週で馬体が絞れれば。
アームズレインはダートOPが良馬場だと①②①着で、昨年の根岸Sは勝ち馬エンペラーワケアから0秒4差の②着に入っているのに対し、稍重~重馬場だと⑮⑧⑩⑨着。地方交流重賞は昨年の東京スプリント(大井ダート1200m)⑧着だけだが、その時は重馬場だった。右回りのダートは良馬場だと2戦2勝なので、今回は馬場状態に注目したい。
シャマルはダート1400mの地方交流重賞が[4.1.2.2]で、過去2年の黒船賞は斤量57kgで連覇している。その2年は馬番2~4番で、3枠3番に入ったのは悪くなさそう。過去10勝は斤量57kg以下で挙げているのに対し、58kgだと②③着、59kgは前走(④着)だけなので、今年は59kgがカギか。
ラプタスはダート1400mの地方交流重賞が[5.2.1.5]で、黒船賞は20年①着、22年⑥着、23年⑤着。前走が兵庫ゴールドTから3ヶ月ぶりでの臨戦は、22~23年と同じとなる。右回りのダート1400mで馬番4番以内だと①①①①①⑤②着と悪くないから、最内枠からロスなく立ち回れれば。
ナムラフランクはJRAのOPがダート1200mで[1.0.0.5]で、そのうち菱田騎手騎乗だと①⑦⑧着。過去の馬券圏内はいずれも1200mで、ダート1400mは京都&阪神の3勝クラスで⑥⑦着なので、初の地方交流重賞となる今回は距離延長がポイントになりそう。
アラジンバローズはダート1400mの地方交流重賞が①③⑧着で、昨年のサマーチャンピオンをハンデ54kgで制していて、JBCスプリントは斤量57kgで③着に入っている。2走前の兵庫ゴールドT(⑧着)は4枠4番で最内を通って揉まれる形になっていたが、ダート1400m以下で馬番5番より外枠だと①③②着なので、6枠8番からスムーズなら。
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