地方競馬情報
京浜盃のポイント
【好走ポイント】
※データ対象は地方馬限定戦で行われた20~23年京浜盃を含む
[1]地方交流重賞で③着以内がある馬
地方交流重賞となった昨年は地方交流重賞で③着以内があった馬が3頭出走していて、そのうち2頭が①&②着に入った。該当馬:ウィルオレオール、ソルジャーフィルド、ハッピーマン
[2]馬番5番以内の馬
馬番5番以内の馬が過去5年すべてで連対していて、そのうち3勝している。該当馬:オンリーユーズド、カセノタイガー、ソルジャーフィルド、ナイトオブファイア、リコースパロー
[3]前走時馬体重が487kg以上の馬
前走時馬体重が487kg以上の馬が、過去5年すべてで勝利している。該当馬:ウィルオレオール、シビックドリーム、ナイトオブファイア、ナチュラルライズ、プレミアムハンド、ページェント、リコースパロー
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.1.2]、2番人気は[0.2.1.2]。地方交流重賞となった昨年は3→2→1番人気での決着となった。8番人気以下で馬券圏内に入ったのは20年8番人気①着ブラヴール、22年8番人気②着カイル、23年8番人気③着オピニオンリーダーで、いずれも3~5枠だった。今年は内枠から順にナイトオブファイア、リコースパロー、オンリーユーズド、バブリングストーン、アメージング、フレンドローマが該当。父サンデー系の馬
父サンデー系の馬が過去5年すべてで馬券圏内に入り、そのうち4年で勝利している。今年はウィルオレオール、オンリーユーズド、シビックドリーム、ナチュラルライズが該当する。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | カセノタイガー | ★ | ||
2 | ソルジャーフィルド | ★ | ★ | |
3 | ナイトオブファイア | ★ | ★ | |
4 | リコースパロー | ★ | ★ | |
5 | オンリーユーズド | ★ | ||
6 | バブリングストーン | |||
7 | アメージング | |||
8 | フレンドローマ | |||
9 | シビックドリーム | ★ | ||
10 | ナチュラルライズ | ★ | ||
11 | ハッピーマン | ★ | ||
12 | ウィルオレオール | ★ | ★ | |
13 | ページェント | ★ | ||
14 | プレミアムハンド | ★ |
【まとめ】
「★」が複数付いたのはウィルオレオール、ソルジャーフィルド、ナイトオブファイア、リコースパローで、いずれも地方馬となった。
ソルジャーフィルドは地方交流重賞が①③着で、昨年のJBC2歳優駿(門別ダート1800m)を制し、初の南関遠征となった前走の全日本2歳優駿(川崎ダート1600m)は中団インで進め、上がり40秒3で0秒5差③着に入った。ダート1700~1800mは①①②②①着で、100mの距離延長は悪くなさそう。今回は3ヶ月半ぶりで、2ヶ月以上間隔が開くのは初めてとなるから、仕上がっていれば。
ウィルオレオールは地方交流重賞が⑥③着で、昨年の全日本2歳優駿(⑥着)は③着ソルジャーフィルドと0秒2差で、前走のブルーバードC(船橋ダート1800m)はメンバー中2位の上がり39秒2を使い、1秒2差③着に入った。大井は初めてだが、ダート1700mは門別で1戦1勝。過去8戦は11頭立て以下で、14頭立ては初めてとなるが、馬番5番より外枠の時は①②②①①着なので、7枠12番からスムーズなら。
ナイトオブファイアは地方交流重賞が初めてとなる。大井ダート1400~2000mで4戦4勝で、今年緒戦の前走・スターバーストC(ダート2000m)は中団追走から早めに先頭に並びかけ、メンバー中最速の上がり36秒8で②着に6馬身差で快勝した。過去4戦は6~8頭立てなので、14頭立てでの3枠3番からスムーズに動けるかがポイントになりそう。
リコースパローは7~9頭立ての地方馬限定戦で4戦4勝なのに対し、10~12頭立ての地方交流重賞では⑨⑥着。ダート1700mは門別で2戦2勝で、昨年のブリーダーズゴールドジュニアCではソルジャーフィルドを②着に下しているから、この距離でどこまで変われるか。御神本訓騎手は地方馬限定戦の京浜盃を19年(ステッペンウルフ)、22年(シャルフジン)に制している。
中央馬のうち、ナチュラルライズは過去3戦が①①④着で、初の地方交流重賞となった前走の全日本2歳優駿(0秒5差④着)は外に張るような面を見せていた。右回りのダート1700mは札幌でデビュー勝ちしていて、その時は②着に6馬身差を付けている。今回は3ヶ月半ぶりだが、2走前のカトレアSを4ヶ月ぶりで制しているから、上手く流れに乗れれば。
ハッピーマンは地方交流重賞が①②着で、昨年の兵庫ジュニアグランプリ(園田ダート1400m)を制し、全日本2歳優駿では0秒2差②着に入った。ダート1700mは初めてで、過去2勝はダート1200~1400mで挙げているのに対し、ダート1600mは②⑨着。前走のヒヤシンスSは2ヶ月半ぶり(中10週)で馬体重が16kg増(470kg)となっていたが、2戦目以降は中1~7週で①②着、中10~14週で④⑨着なので、中3週で馬体重がどう動くかがカギになりそう。
アメージングは地方交流重賞が初めてで、JRAのダート1700~1800mは良馬場だと②①①着なのに対し、稍重馬場の時は⑤着。前走がダート1800mの1勝クラス①着というのは、昨年の京浜盃③着のハビレと同じとなる。4角先頭で②①①着、4角2番手以下で⑫⑤着なので、力の要る馬場で4角先頭の形を採れれば。
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