地方競馬情報
さきたま杯のポイント
【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象はJpn2で行われた20~23年さきたま杯を含める
[1]近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で④着以内がある馬
過去10年の勝ち馬は、いずれも近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で④着以内があった。該当馬:エンペラーワケア、コスタノヴァ、シャマル
[2]G1(Jpn1)で③着以内がある馬
G1(Jpn1)で③着以内があった馬が、過去5年すべてで③着以内に入っている。Jpn1に昇格した昨年は、この条件に該当していた6頭中3頭が馬券圏内を占めた。該当馬:コスタノヴァ、シャマル、タガノビューティー、チカッパ、ヘリオス
[3]父サンデー系の馬
18年以降、父サンデー系の馬が7年連続で連対している。該当馬:シャマル、チカッパ、ヘリオス
※人気傾向
過去5年で1番人気は[2.0.0.3]、2番人気は[0.2.2.1]。6番人気以下で馬券圏内に入った3頭(20年7番人気①着ノボバカラ、20年6番人気③着ノブワイルド、23年7番人気①着イグナイター)は、いずれも馬番5番以内だった。※地方馬
過去5年で馬券圏内に入った地方馬はブルドッグボス(20年2番人気②着)、ノブワイルド(20年6番人気③着)、サルサディオーネ(22年5番人気①着)、ティーズダンク(22年3番人気②着)、イグナイター(23年7番人気①着、24年3番人気②着)、スマイルウィ(23年5番人気②着)。過去5年中4年で地方馬が馬券圏内に入っている。※前走時馬体重が500kg以上の馬
16年以降の勝ち馬9頭は、いずれも前走時馬体重が500kg以上だった。今年はアウストロ、エンペラーワケア、シャマル、タガノビューティー、ティントレット、ムエックスが該当。チカッパは前走が海外で、2走前の馬体重が500kg。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | エンペラーワケア | ★ | ||
2 | シャマル | ★ | ★ | ★ |
3 | コスタノヴァ | ★ | ★ | |
4 | マーブルマカロン | |||
5 | ムエックス | |||
6 | アウストロ | |||
7 | オメガレインボー | |||
8 | ヘリオス | ★ | ★ | |
9 | チカッパ | ★ | ★ | |
10 | タガノビューティー | ★ | ||
11 | ティントレット | |||
12 | サヨノグローリー |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはコスタノヴァ、シャマル、チカッパ、ヘリオスとなった。
チカッパは近2走がダート1200mで⑥⑩着だが、2走前は中山で勝ち馬と0秒2差で、前走は初の海外だった。今回は4ヶ月ぶりだが、地方交流重賞は[2.2.0.0]で、休み明けでも勝ち鞍がある。ダート1400mは[1.4.0.0]で、昨年のJBCスプリント(佐賀)は武豊騎手騎乗で②着に入った。国内のダート1200~1400mで15頭立て以下だと②②①①①②①①②着でもあるから、12頭立てでスムーズなら。
シャマルは過去3年のさきたま杯が[0.0.2.1]で、そのうち川須騎手騎乗だと③③着。昨年のさきたま杯はレモンポップにハナを譲ったが、上がり39秒7で0秒5差③着に入った。黒船賞とかしわ記念を連勝しての参戦は、昨年と同じとなる。6歳以降は馬番3番以内だと①③①着なので、昨年と同じ2枠2番からスピードを活かせれば2年連続での好走があり得そう。
コスタノヴァはJRAのダートが[7.1.0.0]なのに対し、地方交流重賞は⑥③着。前走のかしわ記念は2ヶ月ぶりで出負け気味のスタートとなり、メンバー中最速の上がり36秒2を使うも0秒1差③着に惜敗した。浦和は初めてだが、左回りのダート1400mは東京で①①着で、今年の根岸Sを制している。休み明け2戦目で今年のフェブラリーSを制していて、中6週の今回は上積みがありそうだから、スタートを五分に出られれば。
ヘリオスは岩手移籍後が④④①着で、前走のあすなろ賞(盛岡ダート1800m)はマクり気味に進出して②着に0秒4差で押し切った。Jpn1は22年南部杯②着、22年JBCスプリント③着と馬券圏内に入っていて、さきたま杯は22年⑤着の実績があるが、7歳(23年)以降はG1(Jpn1)~Jpn2で⑦⑥⑨⑩⑪着なので、今回のメンバーでどこまで食い込めるか。
エンペラーワケアは川田騎手騎乗時が①①②①①③着で、初の地方交流重賞となった前走・黒船賞は好位の外に控え、勝ち馬シャマルから1秒0差の③着だった。浦和は初めてだが、左回りのダート1400mはJRAで①①②①着。今回は3ヶ月ぶりで、過去の休み明けは①②②①⑤着。ダートでの馬券圏内は馬番2番より外枠で、ダートでの馬番1番は今年のフェブラリーS⑤着だけなので、今回は最内枠から上手く捌けるかがポイントになりそう。
タガノビューティーは昨年のさきたま杯が重馬場で追走に苦労する感じだったが、最後まで脚を使って④着に入った。その時を含めてダート1400mのJpn1が④①着で、昨年のJBCスプリントを良馬場で制しているから、力の要る馬場がベターか。地方交流重賞で馬番8番より外枠だと②④①着で、7枠10番に入ったのは悪くなさそう。Jpn1は4角3番手で①着、4角4~10番手で②④②④⑥⑦着なので、外目をスムーズに動ければ。
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