地方競馬情報
マリーンCのポイント
【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象は4月の船橋ダート1600mの古馬混合戦で行われた20~23年マリーンCを含める
[1]前走①着馬
前走①着馬が21年以降4連勝中。3歳限定戦となった昨年は、前走①着馬が①~③着を占めた。該当馬:プロミストジーン、メモリアカフェ
[2]前走時馬体重が480kg以上の馬
前走時馬体重が480kg以上の馬が過去5年ですべて連対していて、そのうち4勝している。該当馬:プラウドフレール、メモリアカフェ
[3]父か母父がサンデー系の馬
20年以降に船橋ダート1800mで行われた牝馬限定重賞の20~25年クイーン賞、24年マリーンCは、いずれも父か母父がサンデー系の馬が連対している。該当馬:アメストリス、ウィルシャイン、クリノメイ、グレアネオンライト、コパノエミリア、サヴォンリンナ、プラウドフレール、メモリアカフェ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.1.2]、2番人気は[3.2.0.0]。過去5年で馬券圏内に入った馬はすべて5番人気以内。※地方馬
過去5年で馬券圏内に入った地方所属馬は20年5番人気①着&21年1番人気③着&22年1番人気②着のサルサディオーネ、24年5番人気③着のザオ。※馬番1~2番の馬
21年以降、馬番1~2番の馬が4年連続で②~③着に入っている。今年はコパノエミリア、メモリアカフェが該当。| 番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
| 1 | メモリアカフェ | ★ | ★ | ★ |
| 2 | コパノエミリア | ★ | ||
| 3 | ブルーパッション | |||
| 4 | アメストリス | ★ | ||
| 5 | プロミストジーン | ★ | ||
| 6 | プラウドフレール | ★ | ★ | |
| 7 | ウィルシャイン | ★ | ||
| 8 | サヴォンリンナ | ★ | ||
| 9 | クリノメイ | ★ | ||
| 10 | グレアネオンライト | ★ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはプラウドフレール、メモリアカフェで、フルマークはメモリアカフェだけとなった。
メモリアカフェはルメール騎手騎乗時がダート1600~2100mで3戦3勝で、前走の関東オークス(川崎ダート2100m)は最内枠から先行馬を見る位置に付け、直線入口で前に並びかけて②着コパノエミリアに1秒1差で圧勝した。最内枠に入ったのは問題なさそうで、今回のメンバー中、地方交流重賞で勝ち鞍があるのは本馬だけとなる。過去4戦は中3~7週の時が3戦3勝なのに対し、デビュー戦は②着だったから、3ヶ月半ぶり(中14週)でも仕上がっていれば。
プラウドフレールは前走の関東オークスで2番手追走から2週目の向正面で先頭に立ち、メモリアカフェから1秒2差の③着に入った。船橋はダート1000~1500mで2戦2勝だが、過去5勝はダート1600m以下で、ダート1800~2100mは⑤③着。今回は3ヶ月半ぶりで、前走から2ヶ月以上間隔が開いた時は1戦して⑩着。馬体重が482kg以下で5戦5勝、483kg以上で⑩③⑤③着なので、今回は前走時馬体重(483kg)から久々でどう動くか。
プロミストジーンは前走の横手特別(2勝クラス、福島ダート1700m)が初の古馬混合戦&O型コースで、最内枠から先行して上がり36秒3で押し切った。過去5戦(①①②②①着)では、いずれもメンバー中最速の上がり34秒5~36秒3を計時している。地方交流重賞&ダート1800mは初めてで、JRAのダートOPは東京ダート1600mの牡牝混合戦で②②着。昨年は前走が古馬2勝クラス①着からの臨戦だったテンカジョウが制していて、今回は本馬だけがその条件に該当する。
コパノエミリアは名古屋移籍後が[2.1.1.0]で、近2走は吉村智騎手騎乗で①②着。前走の関東オークスは初めての左回りで中団に控え、メンバー中2位の上がり39秒9で勝ち馬メモリアカフェから1秒1差の②着に押し上げた。過去3勝はダート1200~1700mで、距離短縮は悪くなさそう。2ヶ月以上間隔が開いた時は1戦して④着なので、今回は3ヶ月半ぶりでどうかだろう。
クリノメイは佐々木騎手騎乗時が①①④着で、初ダートとなった前走の関東オークス(④着)は先団追走から流れ込む形で②着コパノエミリアとは0秒2差だった。オルフェーヴル産駒はショウナンナデシコが22年マリーンC(船橋ダート1600m)を制していて、母クリノエリザベスはJRAと門別のダートで計5勝している。血統的にはダートをこなせても良さそうで、休み明けで今年のチューリップ賞を制しているから、3ヶ月半ぶりでもダート2戦目でワンパンチが利いても不思議はなさそう。
サヴォンリンナは過去6戦が芝で、レース上がりが35秒4~35秒7で①①着、33秒8~34秒7で⑦②⑰⑨着。半兄サンライズジパングはJRAと地方でダート重賞を3勝していて、芝→ダート替わりの時は未勝利戦と昨年の不来方賞で①①着。本馬の前走・紫苑S(⑨着)は3ヶ月半ぶりだったが、休み明け2戦目で今年の忘れな草賞を制しているので、中3週の今回はダート替わりで上がりがかかれば、変わり身があり得そう。
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