サマーチャンピオンは兵庫のエイシンバランサーが重賞初挑戦で初制覇!

第18回サマーチャンピオン(Jpn3､佐賀ダート1400m､晴･良)は､下原理騎手騎乗で単勝5番人気のエイシンバランサー(牡6､兵･新子雅)が重賞初挑戦で初制覇を飾った｡

サンマルドライヴが出走を取り消し､レースは10頭でスタート｡好スタートを切ったエイシンヴァラーが前を窺うが､内からブルミラコロがハナを切る｡エイシンヴァラー､ルグランフリソンがこれに続き､1番人気ヨシオは好スタートを切るも中団から､2番人気タイセイエクレールも馬群の後ろに控えた｡

ブルミラコロが淡々としたペースで逃げ､向正面から進出してきたエイシンバランサーと並走で4コーナーを回る｡直線でもこの2頭の叩き合いとなり､外のエイシンバランサーがねじ伏せるように交わして先頭でゴールを切った｡

2着は逃げたブルミラコロ｡1番人気ヨシオは道中で忙しい感じでポジションを下げたが､直線で盛り返して3着｡それ以外の中央馬はルグランフリソンが4着､タイセイプライドが6着､タイセイエクレールは7着となった｡

地方勢のサマーチャンピオン制覇は07年キングスゾーン以来で､11年ぶりとなった｡

【エイシンバランサー・下原理騎手のコメント】
「元々JRAでもかなり走っている馬だということは知っていましたが、すぐ交流重賞を勝つとは、嬉しいです。同厩舎の馬（エイシンヴァラー）も行きたそうだったので、様子を見ながら、あのくらいの位置を取れたらと思っていましたが、上手くいきました。JRAの馬と勝負しているのでペースは速いと思いましたが、しっかりと上がりを使ってくれました。4コーナーでは後ろから来るかな、と思っていましたが、前で楽をしていた馬をしっかり捉えたので、力があります」

【全着順】
1着エイシンバランサー(1.25.7)
2着ブルミラコロ(1/2)
3着ヨシオ(1馬身1/2)
4着ルグランフリソン(3/4)
5着エイシンヴァラー(2馬身1/2)
6着タイセイプライド(1馬身)
7着タイセイエクレール(1馬身1/2)
8着マサヤ(7馬身)
9着オウノミチ(2馬身)
10着ヒショウ(大差)
取消サンマルドライヴ

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡