秋華賞はアーモンドアイが史上5頭目の牝馬三冠馬に輝く!

第23回秋華賞(G1､京都芝2000m､晴･良)は､単勝1.3倍の断然1番人気に推されたアーモンドアイ(牝3､美･国枝)が直線で鮮やかな差し切りを決めて優勝し､G1･3連勝という形で史上5頭目となる牝馬三冠制覇を達成した｡また､アーモンドアイを管理する国枝調教師は10年にもアパパネで牝馬三冠を制していて､二度目の快挙となった｡

レースはミッキーチャームが逃げる展開で､アーモンドアイはスタートを五分に出て後方寄りを追走する｡2番人気のラッキーライラックは中団､3番人気のカンタービレはアーモンドアイの直後を進む｡

軽快に逃げるミッキーチャームが先頭のまま直線に入り､ランドネ､ラテュロスがこれを追うが､外から鋭伸してきたのがアーモンドアイだった｡内の馬を並ぶ間もなく抜き去り､最後はミッキーチャームもきっちりと捕えて1馬身半差を付けて先頭でゴールを駆け抜けた｡

2着は逃げ粘ったミッキーチャーム､3着はアーモンドアイの後を追うように伸びたカンタービレ｡ラッキーライラックは差し届かず9着に敗れた｡

【アーモンドアイ･ルメール騎手の話】
素晴らしい馬です｡三冠を獲ったのは信じられないです｡今日は彼女のテンションがちょっと高かったので､馬場入りからずっと心配しました｡ゲートの中ではチャカチャカしていて､スタートもあまり良くなかったです｡一番心配したのは3～4コーナーで､前の馬があまり進まなかったから大外から行かなければいけなかったけど､素晴らしい脚で頑張ってくれました｡ファンタスティックホースだと思います｡三冠は初めてなのですごくうれしい｡G1はメインターゲットで､トップコンディションをキープするのは難しいので､今日は国枝先生に感謝したいです｡いままで日本でたぶん一番強い馬です｡次走も楽しみです｡

【全着順】
1着アーモンドアイ(1.58.5)
2着ミッキーチャーム(1馬身1/2)
3着カンタービレ(1馬身)
4着サラキア(3/4)
5着ラテュロス(ハナ)
6着ランドネ(クビ)
7着プリモシーン(ハナ)
8着ゴージャスランチ(1馬身1/4)
9着ラッキーライラック(クビ)
10着サトノガーネット(クビ)
11着トーセンブレス(アタマ)
12着パイオニアバイオ(3馬身1/2)
13着ダンサール(1/2)
14着オールフォーラヴ(1馬身1/4)
15着ハーレムライン(4馬身)
16着オスカールビー(2馬身1/2)
17着サヤカチャン(3馬身1/2)
取消スカーレットカラー

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡