クイーン賞はアイアンテーラーが逃げ切って重賞初制覇!

12日(水)､第64回クイーン賞(地方交流Jpn3､船橋ダート1800m､曇･不良)が行われ､ハナを奪ったアイアンテーラー(牝4､栗･飯田雄)が2番手追走のサルサディオーネを振り切り､逃げ切りで重賞初制覇を飾った｡

アイアンテーラーとサルサディオーネは前走のJBCレディスクラシックでも1～2番手で先行し､直線で粘りを欠いたが､今回はハンデ戦で不良馬場にもなり､3～4コーナーで後続を引き離す形になった｡2頭は併せる形で直線に向き､一騎打ちとなったが､残り200mでアイアンテーラーがサルサディオーネを突き放し､そのまま先頭でゴールを駆け抜けた｡勝ち時計は1分52秒7(不良)｡

サルサディオーネは2番手を追走し､直線で先頭に並びかける場面があったものの､交わしきれず2着｡後続勢は3～4コーナーで追走に苦しくなる中､内目を回って最後まで脚を伸ばしたオルキスリアンが3着に入り､同馬が地方所属馬での最先着となった｡

プリンシアコメータとブランシェクールは3～4番手を追走したが､3～4コーナーで前を行く2頭から離され､直線でも伸びきれずに6着(ブランシェクール)と10着(プリンシアコメータ)に敗れた｡

【アイアンテーラー･浜中騎手の話】
今日は逃げたいなと思っていました｡馬はリズム良く走っていて､道中は良い感じで運べているなと思っていました｡渋太さがこの馬の持ち味で､今日はその持ち味を存分に発揮してくれたと思います｡今日のレースを勝ったことで､今後､牝馬の重賞路線に出走できますので､これからまた活躍してくれると期待しています｡

【全着順】
1着アイアンテーラー(1.52.7)
2着サルサディオーネ(3馬身)
3着オルキスリアン(3馬身)
4着ハービンマオ(1馬身)
5着アルティマウェポン(クビ)
6着ブランシェクール(ハナ)
7着タイムビヨンド(5馬身)
8着ラモントルドール(3馬身)
9着ラインハート(クビ)
10着プリンシアコメータ(1馬身)
11着ドンナディヴィーノ(3馬身)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡