大幅馬体増も関係なし! 京都牝馬Sはデアレガーロが重賞初制覇!

第54回京都牝馬S(G3､京都芝1400m､晴･良)は､昨年の2着馬で9番人気のデアレガーロ(牝5､美･大竹)が大幅馬体増(32kg増で486kg)も関係なしで､馬群の中から抜け出して重賞初制覇を果たした｡

レースはオールポッシブルが引っ張る展開で､デアレガーロは前寄りの馬群で追走する｡その前に1番人気のミスパンテール､その後ろに2番人気のアルーシャが付け､3番人気のワントゥワンは出遅れて最後方を進む｡

直線に入ると､2番手のアマルフィコーストがオールポッシブルを交わして先頭に立ち､エイシンティンクルも進出｡デアレガーロは馬群の中から差を詰め､馬場中央からミスパンテール､大外からリナーテ､カラクレナイも脚を伸ばす｡リナーテの背後からアルーシャも追い上げる｡

押し切りを図るアマルフィコーストに､デアレガーロ､リナーテが並びかけ､最後は追い比べからグイッと抜け出したデアレガーロが先頭でゴールを駆け抜けた｡

2着は7番人気のリナーテ､3着は13番人気のアマルフィコーストで､3連単で153万馬券が飛び出す大波乱となった｡ミスパンテールは差し届かず5着に敗れ､連覇はならなかった｡

【全着順】
1着デアレガーロ(1.21.0)
2着リナーテ(1/2)
3着アマルフィコースト(クビ)
4着アルーシャ(1馬身1/4)
5着ミスパンテール(1馬身1/4)
6着ワントゥワン(1馬身1/4)
7着キョウワゼノビア(1/2)
8着カラクレナイ(アタマ)
9着リバティハイツ(クビ)
10着エイシンティンクル(1馬身1/4)
11着レーヌミノル(1/2)
12着ベルーガ(クビ)
13着カイザーバル(1馬身1/4)
14着ライトフェアリー(1馬身1/4)
15着ハーレムライン(3/4)
16着クリーンファンキー(アタマ)
17着オールポッシブル(3馬身)
取消ディメンシオン

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡