ダイヤモンドSはユーキャンスマイルが内を捌いて差し切り勝ち!

第69回ダイヤモンドS(G3､東京芝3400m､曇･良)は､岩田騎手騎乗のユーキャンスマイル(牡4､栗･友道)が単勝1.7倍の1番人気に応えて差し切った｡

スタートでハンデ49kgのピッツバーグがジワッと前に出たが､出負け気味のスタートだったサンデームーティエが一気に先頭に立ってレースを引っ張る｡馬群が縦長になり､3番人気カフェブリッツが3番手､2番人気グローブシアターがこれに続き､ユーキャンスマイルは中団に控えた｡

淡々としたペースで進み､勝負所でルミナスウォリアーが進出していったが､ユーキャンスマイルは内でジッとして脚を溜める｡ユーキャンスマイルは一旦最後方まで下がったが､内を通ってコーナーワークでポジションを上げ､逃げ粘るサンデームーティエを交わして先頭でゴールを駆け抜けた｡

2着に逃げたサンデームーティエが粘り､3着は先行したカフェブリッツが入った｡グローブシアターは直線で伸びを欠き､6着に敗れた｡

ユーキャンスマイルはこれが4度目の挑戦で､待望の重賞初制覇となった｡

【ユーキャンスマイル･岩田騎手の話】
本当に乗りやすい馬で､行きだしたら凄い脚を使ってくれましたし､楽勝でした｡反応が本当に良かったですし､どこの進路でも突き抜ける感じでまだ余裕がありました｡今後もこういう距離で本当に楽しみだと思います｡

【全着順】
1着ユーキャンスマイル(3.31.5)
2着サンデームーティエ(2馬身1/2)
3着カフェブリッツ(1馬身1/4)
4着ソールインパクト(1/2)
5着ララエクラテール(1馬身3/4)
6着グローブシアター(クビ)
7着シホウ(1馬身3/4)
8着ルミナスウォリアー(クビ)
9着ピッツバーグ(3/4)
10着ブライトバローズ(5馬身)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡