小倉大賞典はスティッフェリオが斤量増を克服して重賞連勝!

第53回小倉大賞典(G3､小倉芝1800m､晴･良)は､丸山騎手騎乗で単勝3番人気のスティッフェリオ(牡5､栗･音無)が差し切り､重賞連勝を飾った｡

スタートでマルターズアポジーが出遅れて後方から｡最内枠からサイモンラムセスが出ムチを入れてハナに立ち､後続を離して逃げる形｡離れた2番手に1番人気タニノフランケル､先団を見る位置にスティッフェリオ､2番人気マイスタイルは中団に控えた｡

勝負所でもサイモンラムセスが先頭をキープし､リードをとって4コーナーを回る｡勝負所で外に持ち出したスティッフェリオが直線に入って猛然と追い込み､食い下がるタニノフランケルを振り切って先頭でゴールに飛び込んだ｡

2着はタニノフランケル､3着はシンガリ人気のサイモンラムセスが粘り込んだ｡マイスタイルは直線で伸びを欠き､10着に敗れた｡

勝ったスティッフェリオは前走の福島記念に続き､ハンデ55→57kgを克服しての連勝となった｡

【スティッフェリオ･丸山騎手の話】
勝ててホッとしています｡(久々で馬体重がプラス10kgだったが)跨がった時は太め感もなくて､返し馬の感じも良かったのですが､前回から比べると3コーナーからの反応が鈍かったです｡それでも勝てているので､もっと伸びしろがあるな､と思います｡とにかく乗りやすいところがこの馬のストロングポイントですね｡毎回乗せてもらって､どんどん力をつけていることを感じているので､このまま無事にいってほしいと思います｡

【全着順】
1着スティッフェリオ(1.46.7)
2着タニノフランケル(クビ)
3着サイモンラムセス(1馬身1/2)
4着ナイトオブナイツ(クビ)
5着エアアンセム(ハナ)
6着マウントゴールド(ハナ)
7着ブラックスピネル(アタマ)
8着レトロロック(1馬身1/4)
9着スズカディープ(1/2)
10着マイスタイル(ハナ)
11着ケイティクレバー(1/2)
12着エテルナミノル(1馬身)
13着マルターズアポジー(2馬身)
14着アメリカズカップ(1馬身1/4)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡