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父子制覇か、それとも!? 今週は皐月賞、アンタレスS、アーリントンC!
今週は中山で牡馬クラシック第一弾・第79回皐月賞(G1、中山芝2000m)が行われる。08年以降の勝ち馬をみると、08年キャプテントゥーレはアグネスタキオン産駒、09年アンライバルド、10年ヴィクトワールピサはネオユニヴァース産駒、16年ディーマジェスティ、17年アルアインはディープインパクト産駒、そして昨年のエポカドーロはオルフェーヴル産駒と、父サンデー系の産駒による父子制覇が周期的に起きている。
今年、父がサンデー系の皐月賞馬なのはディープインパクト産駒のサトノルークス、ダノンキングリー、メイショウテンゲン、ダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズ、ヴィクトワールピサ産駒のブレイキングドーン、オルフェーヴル産駒のタガノディアマンテの6頭。この中から"4年連続"を成し遂げる馬が現れるのかどうか。
昨年は4戦4勝で最優秀2歳牡馬に輝いたアドマイヤマーズ。今年初戦の共同通信杯で②着となって連勝はストップしたが、初の芝1800mでスローペースの上がり勝負となり、ディープインパクト産駒のダノンキングリーに切れ負けしたもの。1kg重い57kgを背負っていたことを考えても悲観する必要はない。脚質的に小回りは向きそうだが、さらに1F延長となる今回は距離の克服がポイントになりそう。
ダノンキングリーは2歳王者を下して無傷の3連勝を飾った。スローペースの共同通信杯でもハイペースのひいらぎ賞でもメンバー中最速の上がりを使っていて、ペース不問で良い脚が使えるのは強みと言える。ディープインパクト産駒ながらダート短距離で活躍したダノンレジェンドを兄に持つ血統背景から、こちらも初の2000mへの対応が問われそう。
メイショウテンゲンは弥生賞で8番人気の低評価を覆して差し切りを決め、ディープインパクト産駒として5頭目の弥生賞制覇を果たした。過去の勝ち馬4頭は皐月賞で13年カミノタサハラが④着、16年マカヒキが②着、17年カデナが⑨着、18年ダノンプレミアムが不出走となっていて、勝ち馬はまだ出ていないが、本番でもあっと言わせるか。
一方、父子制覇を阻むグループの大将格はサートゥルナーリアだろう。ここまで土付かずの3戦3勝。前走のホープフルSは直線で狭い所をこじ開けるようにして抜け出し、断然1番人気(単勝1.8倍)に応えて勝利してみせた。今回は3ヵ月半ぶりでのG1挑戦がどうかだが、4ヵ月半ぶりの萩Sは快勝している。無傷の4連勝で兄エピファネイア(13年皐月賞②着)超えを狙う。
ヴェロックスはデビューから①②④①①着で、唯一の連外となった東京スポーツ杯2歳Sも直線で接触する不利がありながらタイム差なし。小回りの芝1800~2000mはメンバー中最速の上がりを使って3戦3勝で、初の中山芝2000mでも上手く立ち回ってきそう。若葉Sから連勝での皐月賞制覇となれば、07年ヴィクトリー以来、12年ぶりとなる。
その他、スプリングS①②着のエメラルファイト、ファンタジスト、弥生賞②④⑦着のシュヴァルツリーゼ、ニシノデイジー、ラストドラフト、すみれS①②着のサトノルークス、アドマイヤジャスタ、毎日杯①着のランスオブプラーナ、共同通信杯③着のクラージュゲリエなど、計19頭が登録している。
なお、阪神では第28回アーリントンC(G3、阪神芝外1600m)、第24回アンタレスS(G3、阪神ダート1800m)も行われる。アーリントンCは昨年からNHKマイルCのトライアルとなり、③着レッドヴェイロンが本番でも③着と好走した。今年は新馬戦→シンザン記念と2連勝中のヴァルディゼール、昨年優勝馬タワーオブロンドンと同じ藤沢和厩舎のフォッサマグナ、毎日杯③着のヴァンドギャルド、シンザン記念③着のミッキーブリランテあたりが上位人気に支持されそうだが、本番へ向けて見逃せない一戦となりそう。
また、第21回中山グランドジャンプ(J・G1、芝4250m)には障害重賞10連勝中のオジュウチョウサンが出走予定。JRA史上初の同一重賞4連覇に挑む。