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札幌記念はブラストワンピースが差し切りで重賞4勝目!
写真/川井博
G1馬が4頭集結した第55回札幌記念(G2､札幌芝2000m､晴･良)は､エイシンティンクルが逃げた平均ペースの中､後方からレースを進めたブラストワンピース(牡4､美･大竹)が内を通って差し切り､川田騎手と初コンビで優勝を果たした｡ブラストワンピースは昨年暮れの有馬記念以来の勝利で､重賞4勝目となった｡勝ち時計は2分0秒1(良)｡クビ差の2着は先行したサングレーザーで､惜しくも連覇ならず｡1馬身差の3着には後方から外を回って追い上げたフィエールマンが入った｡
クビ差の4着は好位から伸びたワグネリアン､半馬身差の5着はペルシアンナイトで､G1馬4頭と昨年の勝ち馬が掲示板に載る決着となった｡
【ブラストワンピース･川田騎手の話】
競馬までの雰囲気は良かったと思います｡この枠(最内枠)になってとても嫌なイメージが浮かぶ並びだったんですけど､結果が出たことは良かったです｡終始､良い流れではない中で競馬をする形になって､レースの展開のことを思えば苦しいなと思いました｡あまり道もなかったんですが､ワグネリアンが動いてくれて､前がだいぶバラけ出して助かりました｡凱旋門賞に向かうための札幌記念｡この結果を持って無事に歩んで行けると思いますから､日本の代表として胸を張って行ける形になればいいと思います｡
【全着順】
1着ブラストワンピース(2.00.1)
2着サングレーザー(クビ)
3着フィエールマン(1馬身)
4着ワグネリアン(クビ)
5着ペルシアンナイト(1/2)
6着エイシンティンクル(2馬身)
7着クロコスミア(クビ)
8着クルーガー(1馬身1/4)
9着ステイフーリッシュ(ハナ)
10着ゴーフォザサミット(クビ)
11着ロードヴァンドール(クビ)
12着ナイトオブナイツ(1馬身3/4)
13着サクラアンプルール(8馬身)
14着ランフォザローゼス(1馬身3/4)
※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡