エリザベス女王杯はラッキーライラックがG1･2勝目!

第44回エリザベス女王杯(G1､京都芝2200m､晴･良)は､スミヨン騎手騎乗で3番人気に推されたラッキーライラック(牝4､栗･松永幹)が直線で内を突いて差し切り､昨年3月のチューリップ賞以来､1年8ヵ月ぶりの勝利がG1･2勝目となった｡

クロコスミアがスローペースで先導する展開で､1番人気のラヴズオンリーユーが2番手を進み､前寄りに2番人気のクロノジェネシス､4番人気のスカーレットカラー､その後ろ､ラッキーライラックは中団で追走する｡

直線に入り､リードを保って逃げるクロコスミアに後続が押し寄せ､その差が徐々に縮まる｡その後続の中､内ラチ沿いから良い脚で伸びて来たのがラッキーライラックで､2番手のラヴズオンリーユー､逃げ込みを図るクロコスミアをあっさりと交わし､先頭でゴールを駆け抜けた｡

クロコスミアは3年連続の2着｡3着には2番手追走のラヴズオンリーユーが粘り込んだ｡4着は好位から差したセンテリュオ､5着は内から馬群を捌いて追い上げたクロノジェネシスだった｡

【ラッキーライラック･スミヨン騎手の話】
以前はベストの状態で乗れないこともありましたが､今回はトレーニングを積んで来日しました｡体重がコントロールしやすくなり､牝馬も乗れるようになりました｡今日は良い馬に乗せてもらいましたし､自分も体調が良くて頑張ることができました｡ありがとうございます｡

調教に乗った時から良い馬という印象でしたし､パドックでも良さそうだったので自信を持って乗りました｡スタートが速くなかったので､思ったよりも後ろの位置になりましたが､前走よりも距離が延びているので､内で脚を溜めて､前には人気馬がいたのでそれに付いていこうと｡直線は内ラチ沿いが空いていたのでそこを突きました｡切れる脚があったので勝てたと思います｡

【全着順】
1着ラッキーライラック(2.14.1)
2着クロコスミア(1馬身1/4)
3着ラヴズオンリーユー(クビ)
4着センテリュオ(クビ)
5着クロノジェネシス(クビ)
6着サラキア(クビ)
7着スカーレットカラー(1馬身1/4)
8着アルメリアブルーム(クビ)
9着サトノガーネット(3/4)
10着フロンテアクイーン(クビ)
11着ウラヌスチャーム(1馬身1/4)
12着ゴージャスランチ(1馬身1/4)
13着レイホーロマンス(1馬身)
14着レッドランディーニ(クビ)
15着シャドウディーヴァ(アタマ)
16着ポンデザール(1馬身3/4)
17着ミスマンマミーア(1馬身1/4)
18着ブライトムーン(1馬身1/2)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡