愛知杯はトップハンデのデンコウアンジュが差し切って重賞3勝目!

第57回愛知杯(G3、小倉芝2000m、小雨・重)は、柴田善騎手騎乗で単勝9番人気のデンコウアンジュ(牝7、栗・荒川)がトップハンデ56kgを克服して差し切った。

朝から断続的に雨が降り、芝は重馬場でのレースに。先行馬が多いメンバー構成で、スタート直後は前を窺う馬が数頭いる中、モルフェオルフェがハナへ。2番手にリリックドラマ、ランドネは3番手に控えた。

デンコウアンジュは中団からやや後方寄りのイン、1番人気センテリュオは最後方、2番人気パッシングスルーは中団外目、3番人気サラキアはその前に付けた。

3、4コーナーの中間地点でモルフェオルフェのリードがなくなり、代わってリリックドラマが先頭に立ったが、そこから後続が殺到。外を通って先に先頭に立ったレイホーロマンスに対し、内を突いたデンコウアンジュが直線半ばで交わして先頭に立つと、外から差し込んだアルメリアブルームの追撃を振り切った。

2着はアルメリアブルーム、3着はレイホーロマンスが粘った。人気のセンテリュオは5着まで、パッシングスルーは7着、サラキアは9着に敗れた。

デンコウアンジュはこれで重賞3勝目となった。

【デンコウアンジュ・柴田善騎手の話】
(小倉の重賞初制覇で)ひと言で嬉しいですね。今日は返し馬が終わった後に、輪乗りの中で馬の歩きが今まで以上に若々しかったので、今日は動けるのかな、と思っていました。4コーナーを回る時の手応えが凄く良かったので、あとは捌き次第だと思っていましたが、上手く内に潜り込めたので良かったですね。

【全着順】
1着デンコウアンジュ(2.01.1)
2着アルメリアブルーム(クビ)
3着レイホーロマンス(クビ)
4着フェアリーポルカ(3/4)
5着センテリュオ(4馬身)
6着ウインシャトレーヌ(1馬身1/4)
7着パッシングスルー(クビ)
8着リリックドラマ(3/4)
9着サラキア(ハナ)
10着サヴォワールエメ(3/4)
11着アロハリリー(1馬身3/4)
12着ポンデザール(1馬身1/4)
13着カレンシリエージョ(4馬身)
14着モルフェオルフェ(2馬身)
15着レッドランディーニ(ハナ)
16着ランドネ(4馬身)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡