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連覇か、ダート最少キャリアVか、それとも!? 今週はフェブラリーS、ダイヤモンドS、京都牝馬S、小倉大賞典!
今週は第37回フェブラリーS(G1、東京ダート1600m)、第70回ダイヤモンドS(G3、東京芝3400m)、第55回京都牝馬S(G3、京都芝外1400m)、第54回小倉大賞典(G3、小倉芝1800m)と、4重賞が行われる。
2020年最初のJRA・G1となるフェブラリーSは、昨年のチャンピオンズC①②着馬クリソベリル、ゴールドドリーム(いずれもサウジCに出走予定)、東海Sを制したエアアルマス(骨折が判明)は不在となったが、連覇に挑むインティ、芝・ダートの両方でG1制覇を狙うモズアスコットなど、24頭が登録している。
インティは昨年、破竹の7連勝でフェブラリーSを制し、一気に頂点まで登り詰めた。その後は②⑥⑮③③着と未勝利だが、2走前のチャンピオンズCは強敵相手に逃げて粘り込み、前走の東海Sは差す競馬で脚質に幅を見せた。左回りは[3.1.1.0]で、東海Sから中3週というローテーションは昨年と同じなら条件は悪くなさそう。勝てばコパノリッキー(14&15年)以来、史上2頭目の連覇となるが、果たして!?
モズアスコットはダート初挑戦だった前走の根岸Sで斤量58kgを背負って差し切り。過去10年、同年の根岸Sの勝ち馬は[2.1.1.4]で、偶数年に限ると⑤②①①着と好走が目立つ。ダート2戦目でのフェブラリーS制覇となれば、05年メイショウボーラー(ダート3戦目)を抜いてダートの最少キャリアVとなる。新たな歴史を刻めるか。
アルクトスは左回りのダート1600mで①①①①②着と連外がなく、東京ダート1600mでは4戦4勝。②着は前走の南部杯で1分34秒5(良)で走破し、ゴールドドリームに先着していたから健闘と言える。前走時馬体重が540kgという大型馬だが、休み明けはダートに限ると①①①②着で、4ヵ月ぶりでも能力発揮に支障はなさそう。得意舞台でG1制覇を狙う。
その他、東海S②着のヴェンジェンス、東京大賞典②③着のノンコノユメ、モジアナフレイバー、武蔵野S⑤着のサンライズノヴァ、川崎記念③着のデルマルーヴル、根岸S③④⑤⑧⑪着のスマートアヴァロン、ダノンフェイス、ワイドファラオ、ワンダーリーデル、ミッキーワイルド、チャンピオンズC⑧着のタイムフライヤーなど。
ダイヤモンドSは万葉Sで圧勝したタガノディアマンテなど21頭、京都牝馬Sは京都金杯を制して重賞2連勝を狙うサウンドキアラなど18頭、小倉大賞典は新馬戦で8馬身差の圧勝劇を演じた舞台で重賞初制覇を目指すヴェロックスなど15頭が登録している。