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中山巧者が3連覇に挑む! 今週は中山記念、阪急杯!


今週から舞台は中山、阪神、中京へ。重賞は第94回中山記念(G2、中山芝1800m)、第64回阪急杯(G3、阪神芝1400m)が行われる。

中山記念は登録馬が9頭と少ないものの、インディチャンプウインブライトソウルスターリングペルシアンナイトラッキーライラックと5頭のG1馬が名を連ねていて、ダービー②着、皐月賞③着の実績を持つダノンキングリーもエントリーしている。

ウインブライトは昨年、クイーンエリザベス2世C香港Cを制してG1・2勝を挙げ、「最優秀4歳以上牡馬」に輝いた。言わずと知れた中山巧者で、中山芝1800mに限れば4戦4勝と負けなし。その中には過去2年の中山記念も含まれている。今回は主戦の松岡騎手が落馬負傷のため、ミナリク騎手とコンビを組んで3連覇の偉業に挑む。

インディチャンプは昨年、安田記念マイルCSを制して春秋マイルG1制覇を果たし、「最優秀短距離馬」に輝いた。前走の香港マイルは出遅れが響いて⑦着となったが、騎乗予定の福永騎手とは②①①①④①③着と相性が良く、ウインブライトと同じステイゴールド産駒なら初の中山にも対応してきそう。重賞は休み明けだと③④③着で、あとは2ヵ月半ぶりがどうか。

ラッキーライラックは昨年の中山記念ウインブライトとクビ差の②着。軽量53kgだったとはいえ、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、エポカドーロ、ディアドラといったG1馬に先着したから価値があるだろう。その後はエリザベス女王杯でG1・2勝目を挙げ、香港ヴァーズでも②着と好走し、完全復調を示している。休み明けはG2&G3だと①①②③着(今回は2ヵ月半ぶり)。

ダノンキングリーは昨秋の毎日王冠でアエロリット、インディチャンプペルシアンナイト、モズアスコット、ケイアイノーテックといったG1馬を下して快勝。出遅れながらも直線一気で差し切ったレースぶりは圧巻だった。G1以外は4戦4勝、休み明けは2戦2勝(今回は3ヵ月半ぶり)。中山でも勝ち鞍があり、皐月賞もタイム差なしの③着と好走している。G1馬をまとめて負かすシーンが見られても不思議なさそうだ。

阪急杯は昨年の安田記念⑧着以来(約9ヵ月ぶり)となるステルヴィオ[5.1.0.0]と得意の芝1400mでスワンSに続く重賞2勝目を狙うダイアトニック阪神C②着のフィアーノロマーノ東京新聞杯③着のクリノガウディーなど、計20頭が登録している。


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