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今年も牡馬クラシック好走組!? 今週は大阪杯、ダービー卿CT!
今週は第64回大阪杯(G1、阪神芝2000m)、第52回ダービー卿CT(G3、中山芝1600m)が行われる。
大阪杯は17年からG1に昇格し、17年①着キタサンブラック、18年①着スワーヴリチャード、18年②着ペルシアンナイト、19年①着&18年③着アルアイン、19年②着キセキ、19年③着ワグネリアンと、牡馬クラシック三冠で③着以内がある馬がいずれも勝利していて、近2年は馬券圏内を独占している。
今年、登録馬14頭のうち、牡馬クラシック三冠で③着以内があるのはダノンキングリー、ワグネリアン、ヴェロックス、マカヒキの4頭で、ヴェロックスは回避する模様だが、残りの3頭の中から勝ち馬が出るのだろうか。
ダノンキングリーは前走の中山記念でラッキーライラック、インディチャンプ、ウインブライトといった錚々たるメンバー相手に快勝。中山芝1800mで3番手から押し切ったレースぶりから、小回りの阪神芝2000mにも対応可能だろう。G1はここまで③②⑤着だが、4回目の挑戦でタイトル獲得なるか。
ワグネリアンは直線距離の長いコースで①①①①①⑤③着、直線距離の短いコースで②⑦③④着。小回りの阪神芝2000mが好条件とは言えないが、昨年の③着馬だから有力候補の1頭であることは確かだろう。休み明けは②①③④⑤着と苦にしないし、今年(4ヵ月ぶり)は昨年(6ヵ月ぶり)よりも休養期間が短く、仕上り次第で昨年以上も!?
その他では、昨年(1番人気⑥着)の雪辱に燃えるブラストワンピース、牝馬のクロノジェネシス、ラッキーライラック、3年連続で連対馬を送り出している金鯱賞組のサトノソルタス、ロードマイウェイ、京都記念③着のステイフーリッシュ、小倉大賞典①着のカデナなど。
ちなみに、G2時代を含めた過去30年のうち、大阪杯を制した牝馬は98年エアグルーヴ、08年ダイワスカーレット、15年ラキシスの3頭で、いずれもG1馬という点で共通している。果たして、その条件を満たすクロノジェネシス、ラッキーライラックは!?
ダービー卿CTは東京新聞杯から重賞連勝を狙うプリモシーンなど、19頭が登録している。