第69回ラジオNIKKEI賞(G3､福島芝1800m､曇･稍重)は､内田騎手に乗り替わったバビット(牡3､栗･浜田)が最内枠からハナを奪い､マイペースで運んで直線で突き放して優勝した｡勝ち時計は1分47秒3(稍重)で､2着には5馬身差を付けた｡

先行馬を見る位置で追走していたパンサラッサが最後まで渋太く粘って2着に入り､3着には後方追走から直線で差し込んだディープキングが上がった｡

1番人気だったパラスアテナは中団の外を追走するも直線で弾けきれず4着まで｡ルリアンは先行するも粘りきれず5着で､グレイトオーサーは中盤で行きたがる感じで2番手に上がり､3～4角から遅れて10着に敗れた｡

【バビット･内田騎手の話】
乗り替わりでも､騎手は精一杯乗るのが仕事で､乗るはずだった団野騎手が育ててきた馬なので､良い競馬をして､バトンタッチしてあげたいという気持ちでした｡番手でも良いという話もあったんですけれど､スタートが速く､これだけ良いスタートをしたのに下げる必要もないので､リズム良く行きました｡4コーナーを回る時に手応えも十分あって､馬の方が加速してくれて､とても良いパフォーマンスをしてくれました｡団野騎手は若いので､これから良い馬にたくさん乗れると思いますので､今回のことをバネにしてタイトルを取ってくれればと思います｡

【全着順】
1着バビット(1.47.3)
2着パンサラッサ(5馬身)
3着ディープキング(アタマ)
4着パラスアテナ(3/4)
5着ルリアン(1馬身1/4)
6着サクラトゥジュール(3/4)
7着アルサトワ(1/2)
8着アールクインダム(3馬身)
9着ベレヌス(7馬身)
10着グレイトオーサー(3馬身)
11着コンドゥクシオン(3/4)
12着コスモインペリウム(クビ)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡