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古巣でも前走連対馬が輝く!? 今週はプロキオンS、七夕賞!
今週は第25回プロキオンS(G3、阪神ダート1400m)、サマー2000シリーズ第1戦・第56回七夕賞(G3、福島芝2000m)が行われる。
プロキオンSは96年にダートのG3戦として新設され、96~05年と07~10年は阪神ダート1400m、06年と11年は京都ダート1400m、12年以降は中京ダート1400mが舞台だった。古巣に戻って行われる今年は22頭が登録している。
なお、過去24年の勝ち馬をみると、前走連対馬が16勝していて、現在7連勝中と強い。今年も前走で連対しているサクセスエナジー、トップウイナー、ミッキーワイルド、ラプタス、レッドルゼルの中から勝ち馬が出る!?
サクセスエナジーは過去2年のプロキオンSで④⑨着だが、一昨年は斤量58kgを背負って③着とクビ差、昨年は直線で挟まれる不利を受けたもの。今年3月に復帰してから③②①①着と好調をキープしていて、阪神ダート1400mも[1.1.0.2]と悪くない。重賞3勝はすべて交流重賞で挙げているが、三度目の正直となるか!?
レッドルゼルは2走前のコーラルSでサクセスエナジーを下してOP初勝利。前走の天保山Sは2番手から抜け出したサヴィを捕まえ切れず②着も、出遅れながら連対を確保したから悪くなく、先行しても差しても競馬ができるのは強みと言える。阪神ダート1400mは近2走を含めて①①②着。騎乗予定の川田騎手とも2戦2勝と相性が良い。重賞初挑戦初制覇を狙う。
ラプタスはデビュー4戦目にダートに転じてから7戦6勝。近2走の黒船賞、かきつばた記念はいずれも逃げ切りで圧勝している。ダートで唯一の敗戦となった3走前のバレンタインS(⑧着)は初の左回りに加えてスタートで躓き、道中で掛かり気味に逃げて失速したもの。右回りのダート1400mは6戦6勝で、今回の舞台でも勝ち鞍がある。いざ重賞3連勝へ。
一方、前走③着以下のグループも、かしわ記念③着のサンライズノヴァ、東京スプリント⑧着のヤマニンアンプリメ、天保山S③⑥着のヒラソール、スマートダンディー、根岸S③着のスマートアヴァロン、さきたま杯④着のブルベアイリーデなど実力馬が多く、連外から巻き返して好走する馬が現れても不思議なさそうだ。
七夕賞は17年ゼーヴィント、18年メドウラーク、19年ミッキースワローと、ノーザンファーム生産馬が現在3連勝中。今年、ノーザンファーム生産馬はアウトライアーズ、グローブシアター、ジナンボー、パッシングスルー、ヒンドゥタイムズ、ブラヴァスの6頭が登録しているが、果たして!?