9月22日(火)､第31回オーバルスプリント(Jpn3､浦和ダート1400m､曇･良)が行われ､松山騎手騎乗で3番人気のサクセスエナジー(牡6､栗･北出)が4コーナー手前で早々と先頭に立つと､直線でも後続を寄せ付けずそのまま押し切り勝ちを収めた｡

スタート直後､押してベストマッチョが先手を伺う様子を見せたが､内からノブワイルドが主張してハナを奪うと､そのまま軽快な逃げで後続を引っ張る｡2馬身ほど離れた2番手をベストマッチョ､そのすぐ外にサクセスエナジー､4馬身ほど切れてトップウイナーとブラックジョー､さらに3馬身ほど離れてスティンライクビーとサヴィといった隊列でレース前半は進んだ｡

3コーナー辺りから早くもノブワイルドの手応えが悪くなり後退､サクセスエナジーが先頭にかわり､その直後でベストマッチョが虎視眈々｡しかし､直線に入ってもサクセスエナジーの脚色は一切衰えることなく､最後までキッチリと伸びて後続に2馬身差をつける快勝となった｡交流重賞はこれが4勝目､本コースでの重賞勝ちは18年さきたま杯(Jpn2)に続いて2勝目となった｡

2着はベストマッチョでこれが地方馬最先着､本レースの3連覇がかかっていた地元のノブワイルドは直線よく盛り返したが3着まで｡4着はサヴィ､5着にトップウイナーという結果となった｡

【サクセスエナジー･松山騎手の話】
強かったと思います｡58キロだったのですが､重い斤量でも過去に勝っている馬なので､しっかりこなしてくれるだろうと思っていました｡外枠でしたので､スタートはしっかりと出てくれましたし､少し気合をつけるところはあったのですが､砂を被らず良い位置で進められました｡とにかく揉まれないような競馬をしたいと考えていたので､思った通りの競馬ができました｡少し仕掛けが早いかなと思ったところもありましたが､手応えがすごく良かったですし､これなら行けると思って動きました｡しっかりと押し切ってくれて､強い内容だったと思います｡

【全成績】
1着 サクセスエナジー(1.26.7)
2着 ベストマッチョ(2馬身)
3着 ノブワイルド(ハナ)
4着 サヴィ(2馬身1/2)
5着 トップウイナー(3/4)
6着 ブラックジョー(3馬身)
7着 スティンライクビー(3馬身)
8着 ナラ(1馬身1/2)
9着 マイネルネーベル(5馬身)
10着 キングルアウ(アタマ)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡