第65回京阪杯(G3､阪神芝1200m､晴･良)は､吉田隼騎手騎乗で単勝3番人気に推されたフィアーノロマーノ(牡6､栗･高野)が差し切りを決めて優勝し､芝1200mでダービー卿CTに続く重賞2勝目を挙げた｡勝ち時計は1分8秒2(良)｡

フィアーノロマーノはジョーカナチャンが逃げる展開の中､中団の前寄りで追走し､直線で外から脚を伸ばすと､好位から先に抜け出した1番人気のカレンモエをゴール前で捕えて差し切った｡

カレンモエは直線で一旦先頭の場面を作るも､フィアーノロマーノに交わされてクビ差2着｡3着には内を突いて伸びたジョーアラビカが入った｡2番人気のレッドアンシェルは中団追走も直線で伸びを欠いて14着に敗れた｡

【フィアーノロマーノ･吉田隼騎手の話】
結果を出せてホッとしています｡リズム良く競馬をしたいと思っていて､1200mだったのでスタートだけ気を付けていましたが､思ったよりも出てくれて競馬がしやすかったです｡枠も良かったので､馬場の良い所を選んで走らせることができました｡前にいる馬も力があるので､｢何とか差してくれ｣と思いながら一生懸命に追いました｡1200mでもスピードを活かせる競馬ができたと思いますし､これからも良い競馬ができると思います｡

【全着順】
1着フィアーノロマーノ(1.08.2)
2着カレンモエ(クビ)
3着ジョーアラビカ(クビ)
4着アンヴァル(アタマ)
5着シヴァージ(クビ)
6着トゥラヴェスーラ(1/2)
7着ロードアクア(1馬身1/4)
8着リバティハイツ(アタマ)
9着タイセイアベニール(1馬身1/4)
10着プリモシーン(ハナ)
11着ビリーバー(クビ)
12着ジョーカナチャン(ハナ)
13着ジョイフル(3/4)
14着レッドアンシェル(3/4)
15着クライムメジャー(アタマ)
16着ラブカンプー(5馬身)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡