競馬ニュース
スティンガーが死亡
1998年に阪神3歳牝馬S(G1)を制し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞したスティンガー(牝27)が、繋養先の社台ブルーグラスファーム(北海道日高町)において、老衰のため、本日(9月21日・木曜)に死亡したことが、JRAを通じて発表された。
社台ファーム場長 東礼治郎氏のコメント
名伯楽だった藤沢和雄調教師が、この馬なら挑戦する価値があるとおっしゃって、連闘を敢行、みごとに阪神3歳牝馬Sを制したことはいまも記憶に残っています。その後、不振の時期もありましたが、不屈の精神のようなものをそなえた馬で、6歳(現表記)の春に競走生活を卒業するまで、つねに一線級のメンバーと戦いつづけてくれました。繁殖牝馬としても堅実な産駒を数多く送り、その血は広く枝葉を伸ばしつつあります。27歳の大往生ということもあり、残念という思い以上に、感謝の思いがつのるばかりです。いまはひとえに冥福を祈りたいと思います。
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