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今年を振り返り、来年の目標を発表します
2011.12.30

26日(月)に、『谷中公一アワー、やなっきゃナイト』というイベントに出させていただき、ライヴを行ったのですが、たくさんの方々が足を運んでくださいました。楽しい時間を過ごせたことを、この場を借りてお礼を言わせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

うちのボーカル(松岡騎手)も元気に復帰しましたし、西田(雄一郎)さんが観客のみなさんと弾けてくれたのですよ。さらには、吉田豊騎手も参加していただきまして、来ていただいた方々が楽しんでくださって、本当に良かったです。

谷中公一さんによる『やなっきゃナイト』は、これから第二弾、第三弾とあるそうなので、今回来ていただいた方々も、今回は見逃してしまったという方々も、どうぞよろしくお願いいたします。

その『やなっきゃナイト』で、有馬記念を振り返るコーナーがありました。僕自身、準備に追われて、レースをそこで見たのですが、もの凄いスローだったのですね。

各馬については、それぞれあるのでしょうが、いちばんの印象としては、普通ならオルフェーヴルが負けるパターンだと思った、ということです。

スタンド前を通過して1コーナーのあたりでは、「このスローで、この位置となれば、完全な負けパターン」と思わせられました。それが、最後はまとめて交わしてしまったわけですから。強いと思いましたし、『やなっきゃナイト』に出演していた関係者のみんなも、「相当強い」と振り返っていました。

ブエナビスタについては、引退レースで初めて負けらしい負けを喫してしまいましたね。これまで、牡馬を相手にG1を勝ち、負けても僅差だったり、勝負には負けたけど競馬では負けていない、負けてなお強しというパフォーマンスを見せていたので、今回は初めて負けてしまったという印象を持ちました。

でも、そう考えると、ここまで常に牡馬のG1馬たちを相手に互角以上の勝負をしてきたわけで、改めて本当に強い馬だったと認識させられました。

一般的に馬を選ぶ際は、しっかりとした感じで馬格がある馬が好まれる傾向が強いと思いますが、僕自身は、ブエナビスタに対してそのようなタイプには見えないんですよね。言葉が適切ではないかもしれませんが、ブエナビスタは体重こそ460~470キロでしたけど、牝馬らしいタイプという印象が強いのです。

でも、歩く姿を見ると、トモの踏み込みが深く、股関節が柔らかいのだろうなと思い描きます。何度か実馬を目にする機会がありましたが、馬は馬格だけではないと思いましたし、動かして初めて分かる面もあるんだと再認識させられました。

畠山さんとの対談でアルコセニョーラの話が出ましたが、トレセンですれ違っても分からないオープン馬たちというのがいるのですよね。そういう意味でも、ブエナビスタというのは個人的に印象に残る1頭です。

我が尾関厩舎のことでは、2011年はいちおうの目標である20勝を挙げ、さらには初重賞勝ちも飾ったので、良い1年だったと思います。でも、これに満足することなく、さらに上を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

1年を振り返るということで言えば、この対談にもたくさんの方々に登場していただきました。どの方との話も印象に残っているのですが、笹倉先生にはこのコーナーならではの話が聞けたのではないかという思いがあります。

それと、斎藤隆介調教助手との対談では、彼は外国競馬の本当の姿を知っているひとりという思いを強くしました。出産から育成、そして競走馬というひとつのサイクルを、3年という時間を自分で決めて異国の地で頑張ってきた経験は掛け替えのないものですよね。僕が言うのもおこがましいですが、ホースマンと呼ぶにふさわしい存在だと思います。

畠山さんとの対談も、僕自身はとても勉強になりました。坂路やチップが主流となっているなかで、基本的にはDコースで調教を行い、それ自体の効果だけでなく、坂路を主流に調教を行っているマイネルさんとの相乗効果があるんだと思わせられました。

他には、2回目の登場となった武士沢さんや西田さんなど、今年もたくさんの方々に貴重なお話を聞かせていただき、感謝しております。そして、これを読んでくださっている読者の方々、本当にありがとうございます。

年明けは、田辺騎手をゲストに迎えての対談を予定しておりますので、質問がある方はぜひメールを送ってください。どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、2012年の目標をお話しさせていただきます。

この対談では、いまだ実現していない松岡正海騎手との対談を行いたいと思っています。そして、個人的には、そろそろ調教師を目指して動き出そうという意識でおります。

とにかく、今年以上に頑張っていきますので、来年も何卒よろしくお願いいたします。

ということで最後はいつも通り『あなたのワンクリックがこのコーナーの存続を決めるのです。どうぞ、よろしくお願いいたします』。よしお年をお迎えください。