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小室哲哉氏の来場から感じた、ファンサービスの大事さ
2015.12.2
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ジャパンCの日、6レースに我が尾関厩舎のハイアーレートが出走していましたので、僕は臨場業務に行っていました。

ただ、これは尾関先生からの要請ではなかったんです。僕が大好きで、大好きで、音楽を始める切っかけであり、尊敬して止まない小室哲哉さんが来場するということで、どうしても会いたい、という思いで競馬場に行ったんですよ。

先生に『小室哲哉に会いたいので、どちらにしても競馬場に行きます』と伝えると苦笑いをされてしまいましたが……。

検量室前を通過してパドックへ行くとの情報を得ていたので、6レース終了後はもうドキドキしながら待っていたんです。ジャパンCも面白かったんですが、直前はブッチャけ小室哲哉さんに会う瞬間のことばかりが頭にありましたよ。

そして、願い通り話をすることができたんです。『横浜のTMネットワークのラストライヴも観に行っていたんです』と言うと、『どうも、ありがとう』と言っていただき、握手をして、携帯のカバーにサインもしていただくことができました。

いやぁ、嬉しかったぁ。いまでもライヴに行くくらい好きなんですよ。

皆さんも、学生の頃に好きになって、大人になったいまでも好きというものが、何かひとつくらいありませんか? それこそ、競馬ファンだったら、若い頃の武豊騎手だったり、あるいはオグリキャップだったり。

普段は、なるべく場所を取らないようにと、出走しているとき以外はスタンドでは見ないようにしているんですが、今回のジャパンCはそういう状況でしたから、助手さんや厩務員さんたちが見るスタンドでライヴで観戦したんです。

ですから、カネツクロスが出走したときに親父と一緒に見ていたことを思い出しました。そのカネツクロスが走っているのを見ていた当時、小室哲哉さんの音楽に心を揺さぶられ、いまも好きでいつづけているんですよ。

よく昔好きだった馬の産駒に思いを馳せる、というようなファンの方々のお話を聞きますが、それもよくわかります。

僕が小室哲哉さんに会った時も、心が高鳴り、手が震えました。ひょっとしたら、ファンのみなさんが大好きだった馬の産駒の馬券を握りしめ、大声を出して声援を送っている感覚と似ているのかもしれません。

ですから今回、そうやって小室哲哉さんに会って改めて思ったことがあるんです。それはファンサービスの大切さと、競馬が持つ魅力を大切にするべきだということです。

大好きだった馬がいて、その馬の産駒、そしてまたその産駒に声援を送っているファンがいるはずなんです。

そこが競馬の持つ魅力のひとつの根幹だったりするわけで、そういうファンの方々がいることを、我々も含めてJRAは大事にしなければ駄目なんじゃないかと思うんですよ。

先日、東京競馬場にマヤノトップガンが来ましたが、それも大事なファンサービスじゃないでしょうか。

僕が小室哲哉さんを見て震えるように、マヤノトップガンをみて心震わせる人がいるはずですからね。

皆さんにとって嬉しかったファンサービスにはどのようなものがあったか、ご意見もいただければと思います。

そうそう、サクラゴスペルが香港に出走する予定となっていて、今はその準備に追われています。それについては、次回お伝えしたいと思います。

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