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この世界に入って初めての落馬負傷となってしまいました
2017.3.29
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先週は突然の休載となってしまい、本当にすみませんでした。

実は19日(日)の朝、調教中に角馬場で落馬をしてしまい、肩を脱臼してしまったんです。

どういった状況だったのかと言いますと、その時乗っていた馬は乗り味が硬いタイプで、元々躓いたりすることがあったんです。当時は放牧から戻ってきたばかりで、実際乗ってみても大丈夫だという感覚を持っていたんですが、前触れもなく急にドンといかれてしまいました。

普通、馬が躓く時というのは、膝をつくなど、一歩、あるいは半歩の動作があってから、転ぶ感じになるものです。

でも後になって、助けてくれた人たちから“今回は馬の顔が汚れていた”と言われました。ですから、馬自身が膝などをつくことなく、そのまま前のめりに地面と衝突したということなのでしょう。

そうなるとさすがに受け身を取ることもできず、肩から地面に衝突してしまいました。

診断名としては、肩鎖関節脱臼ということで、鎖骨と肩の間の靭帯が断裂してしまっているようです。これは、骨折のように全治までの日数が分かるものではなく、状況を追いながらではないと分からないという感じなんです。

担当のお医者さんからは、どんなに短くても馬に乗れるくらいまでになるのには2ヶ月は最低必要だろう、と言われています。

言い方は変ですが、骨折だったならば、骨が復元さえすれば良いわけで、日数もハッキリするんですが、とにかくいまは診察を受けることで、経過を観察している感じなんですよね。

このコーナーでは、年末年始を除けば初めての休載です。そして僕自身、この世界に入って初めての怪我となってしまいました。ですから、いまは仕事を休んで、治療に専念せざるを得ない状況です。

ここまでトレセンに入って10年以上が過ぎ、有給休暇こそありましたが、これほど連日休んだ経験がないので、何とも変な感じがします。

1日も早く完治して、また復帰できるように、治療に励みたいと思います。

ということで、今後復帰するまでは、こういう機会でもないとなかなかできない話をしたいと思います。

テーマは、『僕が携わった“名馬”』です。僕が携わった馬ですから、一般の“名馬”とは違ってくると思います。

本当はパラリンピックを目指して頑張っている高嶋活士との対談を予定していたんですが、それは復帰後ということにさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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