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実際に乗ってみて、福島の直線の短さを実感しました
2018.4.18
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前回、いまひとつ我が尾関厩舎の勝ち星が伸びないという話をさせていただいたばかりですが、さっそく先週の福島で4勝目を挙げることができました。

先週、尾関厩舎は3頭が福島で出走していましたが、実は勝ったアンネリースも、僕自身が持ち乗りとして福島に連れて行ったんです。

そのアンネリースは日曜の7レースに出走しましたが、日曜に出走するということは、土曜の朝に調教をしなければなりません。その調教を行うために、僕も金曜から福島に行っていたんです。

読者の方々でご存じの方もいらっしゃると思いますが、福島だけでなく新潟や中京、場合によっては東京であっても、金曜に出発して日曜にレースを使う場合、土曜の朝に滞在先での調教が行われているんです。

その場合は騎手の方々に協力をお願いするケースもありますが、今回のように、僕たち助手が持ち乗りとして臨場する場合も少なくありません。

ただ、福島で乗ることは、意外となかったりするんです。ですから、僕自身も福島で乗るのは初めてで、騎手や調教師さんたちと「今日、福島で乗ったんですよ」という話をしたほどです。

僕自身、これでほとんどの競馬場を経験したことになりますが、改めて福島について感じたのは、直線がとても短いということです。この長さだと、後ろから行く馬はとても差せないな、と感じました。

そう感じたということは、僕たちが普段乗っているトレセンのコースの方が大きいということですよね。実際、南馬場の一番外にあるDコースだけでなく、その内側にあるウッドチップコースよりも小さいと思いました。

あとはコーナーがキツく感じました。これでよく膨らまずに曲がれるなぁ、と思うくらいです。レースだと逃げ馬がいて、2番手に3頭並んで、その直後にまた4頭が並んで、というようなケースがありますが、凄いなぁと改めて思いますよ。

ただ、競馬場のコースは競馬をやるために設計されています。ですから、幅員は調教コースより広いですし、一方通行ですから、コーナーの角が取れていたりという、細かい違いはあります。

また、直線が短いだけでなく、コーナーも厳しいんですよ。

今回、他の厩舎の馬たちとも一緒に調教できましたが、これがレースのスピードで併せ馬となると、本当に凄いことだと実感しますよ。

ちなみに京都競馬場でも乗ったことがありますけど、京都は逆に大きかったんですよね。

福島について感じたことを(宮崎)北斗にしたところ、「そうなんですよ」と言われました。デビューしたばかりの頃は、大きい競馬場と比べて相当に強い遠心力を感じたそうです。

競馬場で乗るというのは、ものすごく勉強になるんですよ。そういう意味でも、いい経験になったと思います。

改めてになりますが、勝てたことは本当に良かったです。さらに、乗っていたのがマユちゃん(黛騎手)でしたから、僕自身としてもより嬉しさがありました。

毎日、マユちゃんは尾関厩舎の調教に参加してくれています。ですから、そういう騎手とのコンビで結果が出てくれると、より嬉しさを感じるんですよね。

加えて、その場に僕自身が居合わせることができたわけですから、それも嬉しかったです(笑)。

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