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 的中!!  馬連②-⑪
47.2倍 × 2000円 = 9万4400円

京都金杯(G3)
京都11R 芝1600m外 ハンデ 15時35分発走

目次
  1. 馬場状態
  2. 枠からの評価
  3. 展開
  4. 予想印入り出走表
  5. 有力馬・気になる馬の評価(無印含め12頭を解説)
  6. 万哲の決断馬券(買い目)

【馬場状態】


開催初日なので、迂闊なことは言えませんが、京都は中山と違って12月の開催がなく、11月以来の開催。その11月の最後はCコース使用でしたが、今回は仮柵を使用しないAコースになります。京都競馬場での京都金杯は2020年(優勝馬サウンドキアラ:3番枠)以来で久しぶりなので、印象が薄れている方も多いと思いますが、正月開催序盤の京都は11月開催時には仮柵でカバーされていた内寄りの芝状態が良く、内優位になる傾向。天気が崩れる心配は低く、良馬場想定。前に行くにしても、差すにしても、内優位でしょう。特に道中の内と外のスイッチが利きにくいワンターンの1200m、1400m、1600mでは「内枠優位」の傾向が顕著になると予想します。

【枠からの評価】


個人的には本命候補だったドーブネ、フリームファクシ。外すぎる枠をどう克服するのでしょうか? 結構、大変な競馬になると見ています。早めに経済コースに入れればいいのですが、そう簡単にいくかどうか。枠が辛いのは、前走カシオペアSを快勝したアルナシーム、大外18番枠に入ってしまったアヴェラーレも同様。当初は高評価をする予定だった馬で「外枠」に入ってしまった馬は、評価を概ね下げています。トラックバイアス的には「内優位」を意識した印を打ちました。

【展開】


展開的にはセルバーグ、シャイニーロックが前付け。2戦連続逃げ切り勝ちのトゥードジボン、それに外枠の不利を序盤で解消したいドーブネも、早めに内=前に行きたいクチでしょう。Mペース以下には緩くならず、平均速めの流れ。内&前優位を意識すれば「Hペース」まであるかも。ペースを想定すれば、逃げ&先行勢は激流にのみ込まれる恐れはあり、やや割り引きました。道中の位置的には「5番手~中団」、それも「内」を通れる馬に優勝の可能性が高まっている見解です。

【予想印入り出走表 】


京都金杯(G3)
京都11R 芝1600m外 ハンデ 15時35分発走

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 メイショウシンタケ 牡6 57 浜中
2 コレペティトール 牡4 54 岩田康
3 ルプリュフォール セ8 57 秋山真
4 トゥードジボン 牡5 55 藤岡佑
5 ダノンタッチダウン 牡4 56 北村友
6 シャイニーロック 牡8 57 酒井
7 タイムトゥヘヴン 牡6 57
8 サヴァ 牡6 56 松若
9 セルバーグ 牡5 57 松山
10 アンドヴァラナウト 牝6 55.5 武豊
11 セッション 牡4 55 坂井
12 ビューティフルデイ 牝6 55 西村淳
13 マテンロウオリオン 牡5 58 太宰
14 アルナシーム 牡5 57 鮫島駿
15 ドーブネ 牡5 58.5 吉田隼
16 ドルチェモア 牡4 56 団野
17 フリームファクシ 牡4 56 川田
18 アヴェラーレ 牝6 56 ルメートル

【有力馬、気になる馬の評価】


◎②コレペティトール

前走・元町S(①着)が全体時計1分44秒2。完全に重賞級の好時計でした。後方から最内インをついた脚といい、また、ここにきて急に増えてきた体が成長とみれば、重賞のここでもハンデ54キロならやれるとみます。もちろん、内寄り2番枠が歓迎なのは言うまでもありません。

○⑪セッション

マイルに特化してきたローテーションに好感。有力馬の中では枠も比較的恵まれました。前走のキャピタルS(④着)は道中で下げすぎた感じで、前で攻めれば勝ち負けまで。1キロ減のハンデ55キロを生かせば、昨春アーリントンC(②着)の実績からも前進は可能。

▲⑨セルバーグ

マイルCSはメンバー的にもやむを得ない結果。それでも、2番手で正攻法のレースをした点では評価できます。夏の中京記念勝ちのイメージが強いかもしれませんが、元々は発汗しやすい夏場よりは厳寒期に実績を残しています。すんなり2~3番手(あるいは逃げ)が取れれば、G3メンバーなら巻き返す余地は十分。

☆⑮ドーブネ

前走・キャピタルS(①着)も◎を打ったので、本命まで考えていましたが、外寄り15番枠でかなり評価を下げました。重賞レベルのメンバー構成で、ここまで外を引いてしまうと、すんなり前(逃げか2番手)で自分のリズムで行くのは厳しいかもしれません。それでも直近の充実は評価したいところ。序盤の走り次第では残り目も。

△①メイショウシンタケ

脚質から位置を取れない恐れはあるものの、最内1番枠は馬場状態を考えれば、大きなプラスになります。京成杯AH(④着)は今回と似たような開幕週中山で、決して差し有利とはいえない状況下でしたが、勝ち馬ソウルラッシュとは0秒3差。よく頑張っています。序盤の入り次第では、馬券圏内は可能とみる1頭。

△⑤ダノンタッチダウン

前走・富士S(⑪着)は行く形になりましたが、休み明けでもあって、やむを得ない結果。朝日杯FS②着、NHKマイルC④着は価値ある内容。叩いてうまくガス抜きができているようなら、オッズ的にもそう人気は上がっていないだけに、配当妙味は十分あります。

△⑩アンドヴァラナウト

枠的に「10番」は許容範囲。好位から伸び切れなかった府中牝馬S(⑥着)は勝ち馬ディヴィーナから0秒3差なら大負けした訳ではありません。3日の栗東坂路の最終追いは4F54秒9~1F11秒9。馬なりで絶好の伸び脚。武豊騎手騎乗で、道中で脚をためる形になれば、M~Hペース濃厚の展開で差し浮上の展開はありそう。

△⑰フリームファクシ


まず、枠的には一枚評価を下げました。2000mのチャレンジC(⑧着)で2番手から最後後退した形なので、マイルのここで勝ち負けまでイメージするのは難しいです。半面、マイルだとチャレンジCのような2番手はなく、1列下げた位置で、道中の脚はたまりそう。本来はここで勝ち負けする底力はあるので、連下に押さえます。

 ④トゥードジボン

逃げ切り2連勝の内容は着差的にも余力があって、高評価します。4番枠も絶好。問題は、今回は同型先行馬が多い点。マイルCSでも2番手を奪ったセルバーグ、外枠の不利を早めに解消したいドーブネ、昨春マイラーズC(④着)では逃げが奏功したシャイニーロックも以前ほどのダッシュがなくなっている近況とはいえ、理想は前付け。そう考えると、すんなり先行が理想の本馬には展開面だけが気掛かりです。

 ⑬マテンロウオリオン

評価を迷った1頭です。マイルCS(⑭着)では前に出す競馬。2走前の富士S(⑤着)は勝ったナミュールから0秒8差でそこまで悲観する内容ではありませんでした。ただ、これまでの実績もあって、ハンデ58キロはかなりの試練。展開的には十分差し浮上の余地はありますが、近走と負担重量から、買い控えました。

 ⑭アルナシーム

前走・カシオペアS(①着)の全体時計1分44秒7は優秀ですが、重賞に即直結するメンバー構成だったかというと、微妙な線。その前走を勝ったことで据え置きのハンデ57キロは、昨夏の函館記念(⑥着)あたりの55キロと比べると試練。前走からの1F短縮、外過ぎる枠も考慮すると、人気ほどの信頼はどうでしょう?

 ⑱アヴェラーレ


不運の大外枠。ここから理想の中団を取るのは相当難しいでしょう。昨夏の関屋記念(①着)が2番枠を生かしての中団差し。レースのうまさを生かす意味でも、大外枠では厳しくなりました。直近はずっと55キロだっただけに、1キロ増のハンデ56キロも試練。穴人気になるだけに、個人的には「見送り」としました。

【万哲の決断馬券】


本命に推したコレペティトールは最終的にはイン差しでしょう。届くか、あと一歩か。惜敗も想定して「馬連」で買います。オッズ的にはそれでも妙味があるとみました。2番手セッション、3番手セルバーグを厚めに勝負します。押さえは前で攻めるセッションが粘った時のため。

券種・買い方 組み合わせ・点数
馬連
②-⑪⑨
各2000円(計4000円)
馬連
②-①⑤⑩⑮⑰
各800円(計4000円)
馬連
(押さえ)
⑪-⑨⑪⑮⑰
各500円(計2000円)
合計 10000円

 的中!!  馬連②-⑪
47.2倍 × 2000円 = 9万4400円
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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