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2/2(日)

根岸S(G3)
東京11R ダート1400m 15時45分発走予定

◎④アームズレイン
○⑧フリームファクシ
▲⑬ロードフォンス
☆②ドンフランキー
△①クロジシジョー
△⑤サンライズフレイム
△⑨コスタノヴァ
△⑪アルファマム

今週の競馬は、特に日曜の「馬場状態」が読みにくいです。にも関わらず、馬場状態が大きなカギになりそうです。重賞2競走に関しては、西のシルクロードSは「重」か「不良」を想定しています。問題は根岸Sで、土曜は天気の崩れは心配なさそうですが、日曜は「曇時々雨か雪」の予報(気象庁1月31日17時発表時点)。週の前半の想定よりも降り出し始める時刻がやや遅くなりそうで、根岸Sの時間帯は「稍重」か「重」ぐらい? 「不良」までは悪化しない気配も出てきて、とにかく読みにくいです。

水が浮くようなグシャグシャの馬場になれば、先週の時点では動きも重く映ったドンフランキーが絶好の馬番2番から押し切り…とも考えましたが、ひょっとすると、ドンフランキーが大好きな「極悪道悪」まではいかない可能性もあります。

ならば、ダートに転向して、特にダート1400mでは破壊的な強さを見せているフリームファクシの斤量が、直近の59kgではなく57kgで出られるのなら…とも思いましたが、約1ヵ月半で4戦目という「強行ローテ」は気になります。また、ダートに起用してからの3戦はすべて「良馬場」なので、今回湿ったダートになった時、泥をかぶる形になった時にも、直近の強さを見せられるか? 1番人気候補なので、オッズに見合うかどうかも微妙。

◎アームズレインは昨年の根岸S②着馬。逃げたヘリオス(④着)が前半3F35秒8と緩い逃げだったので、展開に恵まれた面もありましたが、ダートではまだ底を見せていないエンペラーワーケア(昨秋の武蔵野S①着)を基準にすれば、A級の価値。右回りだとパフォーマンスを落とす傾向がありますが、前走・ペルセウスS(①着)は東京ダート1400mで「1分23秒4」で完勝。グシャグシャのダートになった時の経験値がないので、極端に雨や雪が降ってしまうと怪しいという面はありますが、「1分22秒台」の速い決着に対応できる可能性を前走で見せました。「枠の並び」的に、すぐ内のドンフランキー、メイショウテンスイが行ってくれれば、その後ろの3~4番手は好位置。先週、今週が好調教。この先のフェブラリーSが専門外のマイルとあれば、ここ勝負は明白でしょう。オッズ割れも見込んで、狙い頃とみます。

○フリームファクシは見えない疲れ、極端に馬場が悪化した時が不安。ただ、前走・すばるSでも見せたダートでのレースの器用さ、速いダートへの対応力は「単勝」の価値があります。1番人気でしょう。

▲ロードフォンスは前走・霜月Sの「1分23秒0」が圧巻。2走前のテレビ静岡賞の「1分22秒7」は、時計的には重賞級。今回は相手は強くなりますが、突破できるだけの力は、その2戦で続けて増えている馬体重が示す通りで備えてきたとみます。あとは重賞の見えない壁だけ。

☆ドンフランキーは評価が難しいです。まだ動きが本物ではない印象があります。また、米国BCスプリントはスタート直後に締められたのが響いたのは事実でしょうが、行けなかったことがストレスになっていないか? 東京だと昨年のフェブラリーS(⑨着)からマイルは専門外に思えますが、ラストの直線が長すぎる印象も。ここも決め手勝負になった時に爆発的なスピードだけでは押し切れない可能性も。馬券的には「ある」か「ない」か?でしょう。

差したいであろうクロジシジョーは6F型。すぐ横に先行馬がいての最内馬番1番は試練ですが、差しに徹しての②、③着なら、展開的にはありそう。

サンライズフレイムは昨年の根岸Sで2番人気③着。今回は外傷明けがポイントですが、オッズ的には昨年より妙味あり? オッズ次第では押さえる手でしょう。

コスタノヴァは目の外傷明け。中間の動きも、もう一息の印象。東京ベストは間違いないと思いますが、あくまでも押さえ程度で。

アルファマムは買いたい1頭。発馬に難がみられ、差し一手。グシャグシャで前が止まらないダートになってしまうと「不発」もあるでしょうが、前走のギャラクシーSの上がり3F35秒0は見事でした。湿ったダート自体はプラス。

問題はタガノビューティー。東京ダート1400mだと、出遅れ傾向。斤量59kgもさすがに厳しく、見送りとします。

券種・買い方 組み合わせ・点数
馬単
④→⑧⑬
各2000円(計4000円)
馬単
④→①⑤⑪
各1000円(計3000円)
馬単
④→②⑨
各500円(計1000円)
馬単
⑧→④⑬
各1000円(計2000円)
合計 10000円
2/2(日)
シルクロードS(G3)
京都11R 芝1200m 15時30分発走予定

◎③メイショウソラフネ
○⑭グランテスト
▲⑯ソンシ
☆①ペアポルックス
△②ピューロマジック
△⑦クファシル
△⑪エイシンフェンサー
△⑬カピリナ

日曜の京都は予報通りなら、かなりの雨が降っていそうです。それでなくても、シルクロードSはハンデ戦ですし、前開催後に内寄りの芝を張り替えたとはいえ、暮れまで3ヵ月連続開催が続いた後なので、一度掘れだすと一気に悪化しそうです。「道悪」と想定して「波乱」とみて、穴馬を狙います。

普通の馬場なら、▲ソンシが最有力候補とみていましたが、前走・淀短距離S(①着)のようにボコボコした良馬場は問題なくても、昨年6月の京都での瀬田特別(⑪着)では重馬場で完敗していて、道悪がプラスになるとは思えません。地力でどこまでやれるか? タイプ的には、そこまで道悪を苦にするとも思えなくもありますが。

展開的には行く馬が多数。1枠のペアポルックス、ピューロマジック。そして、シロン、ハンデ59kgを背負うウインカーネリアン、前走・淀短距離S(③着)ではハナを主張したグランテストなどがいて、乱ペースになる可能性もあります。

◎メイショウソラフネは「道悪」での狙い馬。前走・淀短距離S(⑬着)は斤量58kgが厳しかったのもあったでしょうが、内しか伸びない馬場で、勝ったソンシや逃げ粘ったグランテストが早めに「内」を確保したのに対して、微妙な馬番14番で後手に回る展開が厳しかったとみています。過去に重馬場での圧勝歴あり。2走前のタンザナイトS(①着)では現実にソンシに先着。中間の出来落ちも見られず、力さえ出し切れば、巻き返す力は秘めているでしょう。

個人的には淀短距離Sで◎を打った○グランテストも、かなり買いたいです。2走前の京阪杯(⑩着)のように中団で揉まれてしまうと厳しいでしょうが、今回は当時よりも2kg減のハンデ53kgで、揉まれにくい点では、仮に行けなくても馬番14番はプラスになるでしょう。昨年2月、この時期に京都芝1200mで勝っているように、季節的な不安もありません。恐らく人気にはならないでしょう。買う価値はあります。

開幕週で内を張り替えた馬場。雨さえ降らなければ、多少ペースは速くても、1枠のペアポルックス、ピューロマジックも考えましたが、スピードを活かせる馬場を保っているかどうか? 天気予報的には、かなり微妙。

人気になりそうなカピリナは、当初はダートで勝ち上がったように、渋化馬場をこなす可能性はありますが、実際に芝に切り替えてからは「良馬場ばかり」なので、馬場が悪化してしまうと半信半疑。

相手強化もクファシルはパワー兼備で、まだ底を見せていないのが強み。メイショウソラフネと同じモーリス産駒で、血統的な字面だけなら、むしろ極端に時計が速くなるよりいいでしょう。

エイシンフェンサーは前走・カーバンクルSが外枠の不利を、序盤の好ダッシュでカバーして勝ち切りました。函館、札幌の洋芝巧者で、パワー寄りの芝はむしろ向きそう。2kg増のハンデ55kgは試練ですが、目下の出来の良さを活かせば一発あり。

実力馬ウインカーネリアンは、ハンデ59kgはさすがに厳しそう。

プルパレイは昨秋の京阪杯(④着)は頑張りましたが、内張り替え馬場で大外枠は不利。

実績馬ダノンダッチダウンは転厩、去勢明け。ひと叩きしてからでしょう。

券種・買い方 組み合わせ・点数
馬連
③-①②⑦⑪⑬⑭⑯
各1000円(計7000円)
馬連
⑭-①②⑦⑪⑬⑯
各500円(計3000円)
合計 10000円

 的中!!  馬連⑪-⑭
230.9倍 × 1000円 = 11万5450円

ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。

小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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