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3/29(日)

高松宮記念(G1)
中京11R 芝1200m 15時40分発走予定

◎⑩ママコチャ
○⑨サトノレーヴ
▲⑰ペアポルックス
☆⑬ナムラクレア
△①パンジャタワー
△②ビッグシーザー
△④ダノンマッキンリー
△⑭レイピア

スプリント界は長らく「絶対王者」が不在です。昨年の高松宮記念の優勝馬サトノレーヴも、昨秋のスプリンターズS(④着)は海外遠征からの帰国初戦だったことや、序盤で流れに乗り切れなかったりと理由があったとはいえ、勝ち切れませんでした。そのスプリンターズSはジューンブレア(②着)が前半33秒7の「Sペース」に近い逃げでした。2番手追走の11番人気ウインカーネリアンが「上がり3F33秒0」でまとめては、後続の出番はありませんでした。その2頭が今回さほど人気になっていないということは、スプリンターズSは「展開」の影響が大だったということでしょう。

今年の高松宮記念は昨秋のスプリンターズS①、②着馬はもちろん、逃げ&先行タイプが多数です。前哨戦のオーシャンSを前半3F32秒0で逃げたピューロマジック、同32秒5で入ったインビンシブルパパ、シルクロードSを4角先頭で押し切ったフィオライアも、スタート次第では「前付け」が理想。昨秋のスプリンターズSのような単調な展開で先行馬が残るパターンは考えにくいと見ます。といって、中京1200mはスタートしてすぐ3コーナーのカーブです。コーナーもきつく、中団~後方からの外差しが届くのは馬場悪化のケースしかないと考えます。ただ、今週の中京は土、日曜とも好天予報で、近年の高松宮記念名物の「雨」の心配はほぼないでしょう。良馬場が濃厚と考えます。

「流れに乗って、自在に立ち回れる技巧派」を狙うべきでしょう。時計的にはかなり速くなるのではないでしょうか? 先週の日曜、アイサンサンが勝った愛知杯(芝1400m)が1分19秒6。今週はBコースに替わって、先週までに傷んだ内寄りはカバーされています。時計が遅くなる要素はなく、高松宮記念は「1分6秒台後半~1分7秒台前半」の高速決着と見ます。

ある程度速い時計で走った「前哨戦」を重視したいです。例えば、フィオライアが勝ったシルクロードSは「1分8秒0」でした。京都の芝は全体的に傷んでいたとはいえ、高松宮記念に直結する時計ではないと思います。もちろん、フィオライア自身がもっと速く走れる可能性がない訳ではなく、シルクロードSで「前残り」&「ボコボコした馬場」に泣いた馬の逆襲もあるかもですが、今年の推理の本筋からは外れます。

ソンシが圧勝した阪急杯は「1分18秒9」のレコード決着でした。ただ、ララマセラシオン(②着)の「1分19秒5」は、同じ阪神芝1400mの昨年12月の阪神C(②着)ナムラクレアの「1分19秒0」と比べると、はっきり劣ります。当然、2頭の比較ではナムラクレアの方が現状では「上」の結論です。

では、前哨戦で重視すべき重賞はなんでしょうか? 中山開幕週のオーシャンSは「超前傾ラップ」の特殊展開でしたが、勝ち馬ペアポルックスの「1分7秒0」が、昨秋のスプリンターズS勝ち馬ウインカーネリアンの「1分6秒9」と遜色なく、オーシャンS組は一定の評価が必要なのではないでしょうか?

中でも◎ママコチャを高評価します。前走・オーシャンSは中山開幕週ということで「内寄り断然有利」の「内枠競馬」の中、外寄り馬番14番から正攻法で④着。勝ち馬ペアポルックスと「0秒1差」は評価していいと考えます。それに元々が冬場は体調が上がりにくい馬。前走オーシャンSは当日も馬体の張りも含め、正直目立っていない印象でした。それでも小差に頑張ったのは底力です。7歳でも衰えは見えません。高松宮記念は2024年(⑧着)が道悪と馬番14番、昨年(③着)も馬番15番と枠に恵まれませんでしたが、今年は「馬番10番」と条件は好転しました。今年はレース当日、最高気温が23~24度まであがる予報で理想的です。毛ヅヤが一段冴えて出走するのは間違いないと思いますし、これまで「1分7秒1」を3回計時している高速決着対応力も強調材料です。道中すんなり5~6番手で、良馬場、乗り慣れた川田騎手との継続コンビなら、オーシャンS(④着)以上のパフォーマンスは確実でしょう。負担重量が増えた馬も多い中、据え置きの56kgも大きいです。

対抗は前年の覇者○サトノレーヴです。ドバイ遠征を当初予定していたため、仕上がりはかなり良く、先週時点でWコースでラスト1F11秒0と猛爆して、態勢は整っていました。昨秋のスプリンターズSは流れに乗り切れませんでしたが、今年のメンバー構成なら「単調な先行馬ペース」にはならないでしょう。決め脚比べ、底力比べ。不安を挙げれば、近走はスタートがそこまで速くない点です。最終4コーナー9番手(中団)で回った昨年ぐらいの位置を取れればと思います。鞍上がルメール騎手だけに、馬券の軸(②着以内)としての信頼度はむしろこちらが上かも。

▲ペアポルックスは理想をいえば、もっと枠は「内」が欲しかったところ。昨年の高松宮記念が大外馬番18番で⑱着。競馬に幅が出た今なら、オーシャンSの「1分7秒0」が水準級だけに印は下げられないでしょう。

☆ナムラクレアは以前ほどテンに行けなくなっている分、評価は下げました。単調な先行馬ペースにならないのは良いですが、万が一出負けするようだと苦戦するでしょう。ただ、馬群も捌ける技巧派になっていて、凡走は少なくなっています。動きは相変わらず素晴らしいです。これで引退なのが惜しいほど。道悪もこなしますが、良馬場で「1分7秒1」の持ち時計があって、不発も考えにくいでしょう。馬券は②、③着で狙うのがベターかもしれません。

△を打った4頭は、いずれも一長一短あります。

パンジャタワーは最内の馬番1番が果たしてプラスになるかどうか? 昨夏のキーンランドC(①着)は開催終盤で、傷みも出ていた洋芝の札幌で1分8秒2の低速決着でした。現状、極端に時計が速くなると不発の恐れもあると見ます。序盤、どの位置で運べるかがポイントです。極端な後ろは回避したいでしょう。

ビッグシーザーは結果的に逃げて後退した昨春の高松宮記念(⑨着)を含め、直近3戦が形になっていない不完全燃焼です。穴で押さえます。中京1200mが合うのは間違いなく、西村淳騎手が騎乗した先週の坂路でのラスト1F11秒8は良かったです。ここで人気が落ちるなら、狙って損はないと思います。変わるならこのタイミングでしょう。

ダノンマッキンリーは「差し展開」とみての指名です。行きたがる馬なので、前が飛ばしてくれる急流の方が折り合い面でも良いでしょう。確かに最終4コーナーで「後方」になるので、そこからまとめて抜き去って浮上となると厳しいと考えますが、脚を使った時の決め手はG1でも遜色ないと評価しています。

もう1頭、レイピアはオーシャンSでは◎を打っていました。うまく内を捌いた戸崎騎手の巧腕も光りました。ここは現実問題として、馬番14番が大きなカギです。確かにシルクロードS(②着)は外枠から②着にきましたが、当時はレース前半3F34秒5と緩く、序盤である程度の位置は取れる流れでした。今回はレース前半3F33秒台前半は必至でしょう。オーシャンSと似たような「差し競馬」になった時、最後に枠順の差が明暗を分ける気がします…。力をつけているのは確かで馬券は押さえます。

その他の馬についても触れておきます。

エーティーマクフィは「時計が掛かる設定」での差し馬です。1分7秒台前半になると、差しても届かずの恐れがあると考えます。

ヤマニンアルリフラはスタート難な面があり、どうしても後ろからになります。差し展開で流れは向くとしても物理的に届かないでしょう。

レッドモンレーヴは慣れれば中京1200mは合うでしょうが、現状では1200mの速すぎる流れだと追走で一杯にならないでしょうか? 1400mがあまりにマッチしています。

ヨシノイースターは理由はハッキリしませんが、左回りだとどうも甘い印象です。実際に結果を残しているのは「右回り」です。

ウインカーネリアンは行ければ理想ですが、ここはスプリンターズSのような理想的な展開は考えにくいと見ます。今回は同型馬が多いです。ピューロマジック、インビンシブルパパ、フィオライア、大外枠ジューンブレアの評価を下げたのも同様です。先行勢にはきつい展開と見ます。

券種・買い方 組み合わせ・点数
馬単
⑩→⑨⑰
各1500円(3000円)
馬単
⑩→①②④⑬⑭
各1000円(5000円)
馬単
⑨→⑩⑰
各1000円(2000円)
合計 10000円

ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。

小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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