
4/5(日)
◎⑤ショウヘイ
○④ダノンデサイル
▲⑮クロワデュノール
☆⑥メイショウタバル
△⑧エコロヴァルツ
△⑨ヨーホーレイク
△⑩ボルドグフーシュ
△⑫レーベンスティール
先週の高松宮記念は◎ママコチャが想定外の出遅れ。当日の馬体の張りも良く、パドックから返し馬まで絶好と見ていましたが、思わぬ形になり、予想も完敗。申し訳ありません。
大阪杯は過去10年(G2時代も含む)、優勝馬の最終コーナーの平均位置が「2.5番手」と、JRAのG1の中でも屈指の前有利です。2021年レイパパレや2023年ジャックドールの純粋な逃げ切りVあり。最初の1コーナーで15番手にいた2018年優勝スワーヴリチャードは、向正面で一気に前に進出して3コーナーですでに「1番手」にいました。直線もさほど長くなく、コーナー4回の内回り2000m戦は、同じ2000mでも「大箱」の天皇賞・秋とはまったく違う競馬になります。中団~後方からの外差しは、よほど展開の助けがないと決まらないでしょう。大阪杯で「中団~後方外差し」は良い脚で伸びても②、③着までのケースが多々あります。
まず、今年の展開をどう見るか? これはもう、メイショウタバルの「単騎逃げ」は確定でしょう。前2戦で逃げて敗れたセイウンハーデス陣営は、今回は「控える競馬」を示唆。3400mのダイヤモンドSで逃げたファウストラーゼンは、2000mで初手から逃げるタイプではないと考えます。3走前に逃げ切ったエコロディノスも本来は逃げタイプではなく、となれば、メイショウタバルにはお膳立てが整っているように見えます。昨夏の宝塚記念Vの再現になるでしょうか?
一番のカギは「馬場状態」とみます。土曜に雨が降って、日曜にまである程度は道悪が残って、渋った馬場の適性が問われるか?否か? 個人的には重要なポイントは「そこではない」とみています。むしろ、ポイントは芝そのものの状態。昨夏の宝塚記念は土曜に雨が降って、日曜に道悪が残っての「稍重」でしたが、それ以上に3回阪神の開催2週目ということで、内寄りの芝がほとんど傷んでいませんでした。完全な「内有利」の馬場。さらに渋化が残って後続差し馬の切れが削がれたことが、メイショウタバルにより優位に働いたと考えます。
しかし、今週の大阪杯の阪神の芝は7週連続Aコース使用の最終週。JRA公式ホームページには「向正面から正面にかけて内側に傷みがあります」との記載があります。万が一、土曜に降る雨の影響で、内寄りの傷みがさらに進むとあれば、例年ほど「内&前優位」になるかは微妙と思います。有力馬のレーベンスティールや、昨春の日本ダービーやジャパンCで位置を取ってレースをしているクロワデュノールも、今回は極端に下げて競馬をするとは考えにくく、全体的にも流れて、底力勝負の様相となりそうです。もちろん、アバウトな後方外差しは決まらないでしょうが、ポジション的には「最終4コーナー6番手以内」なら優勝の資格はあるのでは?と見ています。
◎ショウヘイを推す理由は、前走・AJCC(①着)がある程度の位置を取って、正攻法で差し切った点をまず評価。2400mの日本ダービー(③着)や、神戸新聞杯(②着)でも格好はつけましたが、本質は1800~2200m付近がベストだと見ています。AJCCは前半5F58秒7で飛ばしたアウスヴァールからは離れた位置でしたが、速い流れを「4番手」で運んで、さらに直線入り口からしっかりと脚を使いました。有力馬に休み明けの馬も多い中、1月下旬のAJCCを使ったばかりなので、緩むどころか、むしろ1~2段上げて、ベストの状態で出られるのも良いと考えます。2000mなら折り合いに気を遣う必要もなく、自然体の「3~6番手付近」につけられるでしょう。AJCCの勝ちタイム「2分10秒8」は冬場としては速く、2000m換算なら「1分57秒台」で走れる下地も整っています。そして今回は絶好の馬番5番。多少渋化が残っても、陣営からは「むしろ良い」とのコメントも出ていて、今後のレースよりも「大阪杯が全力」の仕上げのようです。日本ダービーでは完敗した同期クロワデュノールとの逆転も可能とみます。
強敵は○ダノンデサイル。こちらは重~不良馬場の経験がない分、極端に渋化した時がどうかと思っていましたが、週末の予報を見る限りは「稍重」よりは「良」にまで回復する公算が大です。阪神の内回り2000mは、中山の内回り2000mに近いイメージ。強い競馬で突き抜けた一昨年1月の京成杯が圧巻だったし、中山2500mで機敏に反応した前走・有馬記念(③着)も決して悪くありません。長めの距離を使ってきての2000mが多少気になる程度で、5歳代表はこの馬とみます。
問題は▲クロワデュノールの評価。個人的には渋れば渋るほど優勝確率は上がり、回復すればするほど確率は多少下がるとみています。ダノンデサイルと同じですが、2400m仕様に使ってきた直近と比べ、内回り2000mのある程度流れる競馬を直近で経験していない点が、前走で「大阪杯の疑似体験」をしたショウヘイとの違いといえば違いです。ただ、3歳時点では明らかに「ショウヘイ以上」だったのは事実です。大外馬番15番も割り切って競馬をするのなら、むしろいいのでは? 凱旋門賞帰りのジャパンCと比べると、調教の量も質も今回の方が断然目立っています。あとは序盤の入りだけでしょう。中団より後ろの位置取りだと、大阪杯のコースレイアウト上、簡単にはいかないと考えます。最初のスタートから1コーナーまでがカギです。
☆メイショウタバルはまず芝の状態次第。土曜の雨自体は良いでしょうが、内寄りの芝が一気に掘れるようだとプラスとは言えないはず。そういった意味では、土曜の時点で「内を避けて通るような競馬」になっているようだと危ういと思います。逆に、多少降っても各馬がラチ沿いを避けずに走っているようだと、絶好V条件と考えます。有馬記念では道中でハミを噛み、血統や馬体からは2500mはOKでも、性格的には2000~2200mあたりがベストと見ます。当然、押さえます。
△4頭は、重い印を打った上位4頭とは「明確な力差はない」とみています。
レーベンスティールは相手関係云々より、レース当日の自身との闘いになります。昨秋のマイルCSのようにイレ込んでしまうと厳しいでしょう。早めに栗東入りはしていますが、レース当日に「短距離」とはいえ、栗東~阪神間の輸送が残っています。落ち着いて挑めれば。確かに昨秋の毎日王冠や中山記念よりも相手は強いですが、力を出し切れば、マイルCS(⑫着)ほど大敗する馬でもないと考えます。前走・中山記念は大阪杯の好ステップ。馬場は渋ってもむしろ良いですが、速い時計の決着でもOKなタイプです。パドックと返し馬は要チェックです。
エコロヴァルツは昨年の大阪杯④着。当時は位置を取れなかった分の惜敗でしたが、前走・中山記念(③着)は正攻法で運べましたし、枠の差がなければ、勝ったレーベンスティールとの差は際どかったかもしれません。相手なりに走る渋太さと、展開に左右されない機動力は大阪杯向きでしょう。勝つイメージとはともかく、「消し」の馬券は考えられません
残る△2頭は、オッズ妙味のある馬を。
個人的には土曜の道悪で内寄りの傷みが進み、直線は「中~外伸び」の傾向が多少出てくるとみています。ヨーホーレイクは昨年の大阪杯の③着馬。最後で外を伸びた脚は光っていました。前走・京都記念(⑦着)は全体的に傷んだ芝が響いた形。むしろ、ある程度乾くようなら今の阪神の芝は向くでしょう。
ボルドグフーシュは昨年の大阪杯で⑧着ですが、「1分56秒8」で乗り切っています。直近は2400m以上に使われていますが、2000mでひと脚使う競馬は今なら向く印象です。それに、京都よりも阪神が断然合うと考えます。
サンストックトンはさすがにG1だと厳しいでしょう。
マテンロウレオは、AJCCでのショウヘイとの「0秒5差」は現状での能力差だと思います。あれ以上、差が詰まるかは微妙と見ます。
セイウンハーデスは直近2戦で逃げたことで、今回は難しい立ち回りになりました。2000m前後がベストの馬で、阪神も合いますが、下げる競馬をすると、切れ勝負で人気上位馬を上回る印象が正直ありません。
エコロディノスは前走・京都記念(③着)は頑張りましたが、現状では時計不足と考えます。
デビットバローズは1600~1800m中心のローテを直近で組んでおり、強豪揃いの中長距離路線では一枚落ちるでしょう。
ファウストラーゼンは試行錯誤の段階でしょう。昨春の弥生賞Vは色々な面で戦略が的中した形。本質的な底力比べだとG1では落ちると思います。
タガノデュードの近走は素晴らしいですが、前走・小倉大賞典と大阪杯ではかなりメンバーレベルが違います。良くて入着までの評価でしょう。
| 券種・買い方 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 馬単 |
各2000円(4000円)
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| 馬単 |
各800円(4000円)
|
| 馬単 |
各1000円(2000円)
|
| 合計 | 10000円 |
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【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。