
5/3(日)
◎⑦クロワデュノール
○⑫ヘデントール
▲⑧シンエンペラー
☆③アドマイヤテラ
△②サンライズソレイユ
△⑥エヒト
△⑩マイネルカンパーナ
△⑮ヴェルテンベルク
今年の天皇賞・春は、有力馬と伏兵のオッズ差がハッキリしたメンバー構成になりました。焦点は上位人気3頭の序列。少なくとも、ステップレースがどうとか、展開がどうとかいうレースではないでしょう。
◎クロワデュノールは最近では珍しくなった大阪杯からの「強行軍」で、結果を出せるかどうか? 未知となる3000m以上の距離はどうなのか? ○ヘデントールは休み明けの前走・京都記念(⑧着)はあまりに負けすぎて、そこからの上積みはどうなのか? 昨春の天皇賞・春の頃の出来に戻っているのか? さらには昨春の天皇賞・春だけ走って、果たしてクロワデュノールやアドマイヤテラに勝てるのか? そして、前走・阪神大賞典レコード勝ちの☆アドマイヤテラは、G1馬2頭に果たして能力は通用するのか?
個人的には、「G1優勝馬2頭」の力を尊重しました。結論は大阪杯を快勝したクロワデュノールで断然の結論です。確かに前進気勢もそれなりにあって、自由自在というタイプではありませんが、それでも折り合いを欠くタイプでもない。大阪杯は結果的に◎を打っていなかったので脱帽でした。舞台設定は②着に逃げ粘ったメイショウタバルに向きましたが、不利な大外枠から外を回る「安全運転」で、ねじ伏せての完勝は強い内容でした。血統的には2000mよりむしろ2400m超えでこそでしょう。2000mより3200mの方が不安を感じません。スタミナ兼備でレコード決着になった昨秋のジャパンC(④着)の2分20秒9、大阪杯の1分57秒6は速く、京都向きの「高速対応力」も備えています。この中間の動きも大阪杯より1段上がって、強行軍の心配をするどころか、今までで一番の出来と評価します。ここまで整えば、鞍上・北村友騎手に一任で良いでしょう。強気に動いたジャパンCは後続に差されましたが、当時は凱旋門賞帰りでローテもきつかった。大阪杯を見る限り、前に行く馬をねじ伏せてしまえば、後ろの馬に差される心配はないでしょう。日曜の京都は夕方から雨が降り出す予報ですが、仮に降り始めが早まるようなら、むしろ道悪は巧者なので「鉄板度」は増すと考えます。1番人気でも信頼。1着固定で勝負します。
相手は○ヘデントールですが、本来の能力的に「逆転」まではどうか? 今までの最高のパフォーマンスは昨春の天皇賞・春ですが、当時の「3分14秒0」は天皇賞・春レコードの3分12秒5(キタサンブラック)には劣り、今回は確実に「3分13秒台」の決着になると思っているので、勝つには昨年以上のパフォーマンスが必要になる計算です。ただ、中間の動きは休養明けの京都記念と比べても、かなり上がっています。今週の追い切りは3頭併せの真ん中。いい意味での前進気勢があって、前の馬を抜かそうとする闘志が表に出ていました。問題は勝ちに行くほどのパワーが、現状であるかどうか。クロワデュノールとのスケール感を比較して考えると、ガチンコ勝負や負かしに行く競馬をすると、逆に脚が上がる恐れも感じています。対して、負けはしましたが、京都記念のようにじっくり追い上げて「②着獲り」に専念すれば、②着の確率は結構高いはずです。クロワ相手に勝つとなると「展開待ち」でしょう。
☆アドマイヤテラは、あくまで4番手の評価。阪神大賞典のレコード勝ちは立派ですが、メンバーレベルはそこまで高くなかったと思います。それ以上に鞍上・武豊騎手の「巧さばき」があまりに光っていました。最内の馬番1番を活かして好位イン。勝負所では②着馬アクアヴァーナルが誘導してくれた「後ろ」をスムーズに立ち回って、労せず差した形。もちろん、今回も武豊騎手なので、「神騎乗」がもう一度ない訳ではありませんが、クロワデュノールが本来の力を出し切れば、やはり厳しいでしょう。ただ、菊花賞③着時の②着ヘデントールとは差がなかった訳で、ヘデントールとの2頭の能力差はないと見ています。ただ。それでも「②着候補」までというのが結論です。
以上3頭で決まれば低配当。本命戦です。
それではつまらないという方に向けて、「オッズ妙味」のある馬を取り上げます。あくまでも②、③着の「穴」という位置付けです。
▲シンエンペラーは内枠で前が詰まった2走前の有馬記念(⑭着)はともかく、外枠の不利が大きかったジャパンC(⑧着)は出たなりで粘り強い競馬をしていました。父シユーニは完全な短距離系種牡馬ですが、母系がとにかく強靭。言うまでもなく、全兄ソットサスが凱旋門賞馬です。ガリレオ、サドラーズウェルズの重厚すぎる血は日本では「重い」かもしれませんが、瞬発力を問われにくい3200mなら、持続力が活きる可能性があります。心肺機能の高さは言うまでもなく、京都では内回りとはいえ、京都2歳Sを勝っているのも強み。この中間もCWコースで毎週のようにラスト1F11秒台前半を計時し、動きに切れも出ています。当日は体が絞れて見えるぐらいでOK。人気3頭からは、オッズは大きく離されるでしょう。妙味はあります。
△は4頭。あくまでも「③着候補」ですが、ちょっとだけ②着でも買って楽しみます。
サンライズソレイユは2走前の阪神大賞典(⑥着)が軽度の骨折明けで、逃げて見せ場を作りました。確かに前走・大阪-ハンブルクC(⑪着)だけ見れば買いづらいですが、中間はきっちり調教も積めていました。このタイプのスタミナ型に強いのが池添騎手。ここは絶好の内枠。馬体がひと絞りできるようなら、もっと動けても不思議ではありません。
エヒトの前走・日経賞(④着)は驚きました。すでに9歳で2000m以下だとスピード負けするところもありますが、日経賞では道中は後方インで脚を温存して、勝負所の最終4コーナーで思い切り外に出して伸びました。前に行って粘るイメージを持っていましたが、脚を溜めて、こんな味のある競馬ができるとは…。今回は再度、川田騎手が騎乗。2走前のAJCC(③着)のように前粘りもできる馬ですが、個人的にはもう一度、脚を温存する競馬を見てみたいところです。
マイネルカンパーナはゴールドシップ産駒らしいスタミナ型。相手はどうあれ、好位で粘る競馬でしょう。小さいなりに馬体は維持できていて、成長も感じます。2走前のステイヤーズS(②着)は全体的にSペースが過ぎて、一瞬の切れ負けした形でしたが、全体的に流れるG1なら、その心配もないと見ます。有力各馬が仕掛け遅れた時の残り目は注意です。
相手の超大穴はヴェルテンベルク。2走前のステイヤーズSも前走・ダイヤモンドSも実は◎で推しましたが、勝負所でもう1~2列、前にいれば。ただし、天皇賞だと、直近2戦の位置でいいかもしれません。ダイヤモンドS(④着)も残り1Fからの伸びは目立ち、スタミナは十分あります。直近2戦が「内枠」が災いして、動きにくい面もあったことを考えれば、のびのび走るには今回の大外枠も割り切れる意味ではかえって良いでしょう。母系にステイヤーズS優勝馬インターフラッグがいて、本質は持久力型。ちょっとだけでも買ってみる価値はあるのではないでしょうか。
無印の馬の概況です。
ヴェルミセルは昨春のダイヤモンドS(③着)が、ヘデントールと5馬身半差。昨秋の京都大賞典(③着)のように多少でも馬場が渋れば良いですが、日曜の天気予報の雨の降り出しはそこまで早くなさそう。「良」のままだと厳しいと見ます。馬場が渋っても馬券圏内はどうでしょうか。
アクアヴァーナルは2走前の万葉S①着がハンデ52kgの恩恵。阪神大賞典(②着)は完璧な立ち回りでアドマイヤテラに完敗。それ以上に強い馬が揃ったここは、それなりに人気になるだけに「③着以内」で買うのは妙味がありません。
ケイアイサンデラは障害帰り。直近の相手関係や成績から高い評価は難しいです。
プレシャスデイは現3勝クラス。さすがにここは相手が強いでしょう。
タガノデュードの大阪杯(④着)は立派ですが、ここまで距離が長くなると、距離経験値で劣るでしょう。
ミステリーウェイは大逃げでこそですが、昨秋のアルゼンチン共和国杯を勝ったことで、他馬にある程度マークされるようになりました。楽逃げは望めないと見ます。
ホーエリートはステイヤーズS(①着)が内枠を活かした最高の立ち回りでした。ダイヤモンドS(⑤着)は道中の前進気勢が強かったので、今回は折り合い面で気になります。それに外枠ですんなり好位に行けるかどうか? 昨秋から結構使われており、これ以上の上積みは疑問です。
| 券種・買い方 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 3連単 |
各400円(7200円)
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| 馬単 |
各700円(2800円)
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| 合計 | 10000円 |
| 的中!! | 馬単⑦→⑮ 200.0倍 × 700円 = 14万000円
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【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。