独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

札幌記念もサンデー系&
ノーザンダンサー系に追い風が!?


先週(8月11日~12日)の穴ぐさは[7.5.7.84](複勝率18.4%)で、単勝回収率が130%、複勝回収率が121%でした。

重賞はエルムS関屋記念も1~5番人気が馬券圏内を占める堅い決着になってしまいましたが、【穴ぐさダブル】が3回あり、複勝配当が1000円を超えた穴ぐさが3頭出ました。最終レースでは、穴ぐさのいた4レース中3レースで馬券に絡む馬がいて、荒れやすい最終レースで威力を見せられたかと思います。

先週のこのコーナーでは、最近の古馬混合の芝1600m重賞では前走⑤着以内の馬がずっと勝っていることを記しました。結果として、前走のNHKマイルCで5番人気⑤着だったプリモシーンが勝ち、ジンクスが継続されることになりましたね。次の古馬混合の芝1600m重賞は京成杯AHで、どのような馬が勝つか、注目したいところです。

関屋記念は①~③着がディープインパクト牝馬で、いずれも母父がノーザンダンサー系の馬でした。「発掘データ箱」で書かれていましたが、新潟芝外1600mの重賞は父サンデー系×母父ノーザンダンサー系の馬がよく勝っていて、そのデータが活きる結果になりました。

今週末は札幌記念北九州記念という重賞が予定されていて、このうち札幌記念では、再び父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という馬の台頭があり得そうです。というのも、今夏の札幌芝では、そのような配合馬の好走がとても目立っているからです。

今夏の札幌芝の特別競走は15レースが行われ、そのうち1800m以上での10レースで連対圏に入った馬は父と母父が次のようになっています。

【今夏の札幌芝1800m以上の特別競走で連対した馬】
レース距離 ①着
②着
母父
HTB賞
芝2000m
①着レッドローゼス
②着ゴールドギア
ステイゴールド
ロードカナロア
Galileo
ゼンノロブロイ
知床特別
芝2000m
①着バイオレントブロー
②着ジャコマル
バゴ
ダノンシャンティ
ダンスインザダーク
トニービン
コスモス賞
芝1800m
①着ナイママ
②着アガラス
ダノンバラード
ブラックタイド
ジャングルポケット
ブラックホーク
藻岩山特別
芝1800m
①着ミッキーチャーム
②着ファストアプローチ
ディープインパクト
Dawn Approach
Dansili
Marju
札幌日経OP
芝2600m
①着ヴォージュ
②着アドマイヤエイカン
ナカヤマフェスタ
ハーツクライ
タニノギムレット
フレンチデピュティ
十勝岳特別
芝1800m
①着スパイクナード
②着フライングレディ
ハーツクライ
ディープインパクト
Sky Mesa
フレンチデピュティ
クイーンS
芝1800m
①着ディアドラ
②着フロンテアクイーン
ハービンジャー
メイショウサムソン
スペシャルウィーク
サンデーサイレンス
北辰特別
芝1800m
①着ローリングタワー
②着トーセンスーリヤ
ハービンジャー
ローエングリン
ダンスインザダーク
デュランダル
北海道150年記念
芝2600m
①着レッドジェノヴァ
②着マスターコード
シンボリクリスエス
ハービンジャー
ホワイトマズル
サンデーサイレンス
TVh賞
芝1800m
①着スティッフェリオ
②着プロフェット
ステイゴールド
ハービンジャー
Mtoto
タニノギムレット

サンデー系はピンク色、ノーザンダンサー系は赤色、ロベルト系はオレンジ色で、この3系統にだけ色を付けています。この3系統以外が父か母父で連対した馬は6頭だけで、父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という組み合わせで連対した馬が10頭もいます。

父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という馬は、この10レースのうち9レースで馬券に絡んでいて(例外は該当出走馬が2頭だった知床特別)、札幌記念もこの組み合わせの馬には追い風が吹いていると考えていいんじゃないですかね。

さらに言うと、今夏の札幌芝の1000万以上(11レース)では、人気別成績が次のようになっていたりします。

【今夏の札幌芝1000万以上】
人気 着別度数
1番人気 [6.3.0.2]
2番人気 [2.3.1.5]
3番人気 [1.2.0.8]
4番人気 [1.2.3.5]
5番人気 [1.0.3.7]
6番人気以下 [0.1.4.62]

連対した22頭のうち21頭は1~5番人気です。人気薄の馬がほとんど連対圏に入れていないので、これらを考え合わせると、札幌記念も父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系で上位人気の馬に注目じゃないかと思いますが、どうでしょう?

札幌記念の登録馬で父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という馬は、ゴーフォザサミット(父ハーツクライ×母父Storm Cat)、サウンズオブアース(父ネオユニヴァース×母父Dixieland Band)、サングレーザー(父ディープインパクト×母父Deputy Minister)、ナイトオブナイツ(父ハービンジャー×母父サンデーサイレンス)、マカヒキ(父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ)です。マカヒキはこのチャンスを活かして復活の勝利を挙げられるでしょうか?

なお、札幌芝は今週からCコースに変更となりますので、ご注意ください。8月18日~19日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月18日~19日
場所
新潟 Aコース・4週目
小倉 Aコース・4週目
札幌 Cコース・1週目

8月18日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 出雲崎特別 [0.1.1.19]
新潟10R 岩室温泉特別 [0.1.2.32]
新潟11R 日本海S [2.1.1.6]
小倉9R 小郡特別 [1.0.3.27]
小倉10R 英彦山特別 [0.2.0.4]
小倉11R TVQ杯 [1.3.2.26]
札幌10R 富良野特別 [1.3.0.12]
札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 [1.2.2.25]
札幌12R 石狩特別 [0.2.2.15]

8月19日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 新発田城特別 [2.0.0.30]
新潟10R 阿賀野川特別 [1.2.0.15]
新潟11R NST賞 [0.1.0.22]
小倉9R 戸畑特別 [0.0.1.2]
小倉10R 西部スポニチ賞 [0.0.0.6]
小倉11R 北九州記念 [2.0.0.33]
札幌9R クローバー賞 [1.1.1.7]
札幌10R おおぞら特別 [0.1.0.15]
札幌11R 札幌記念 [1.2.1.29]
札幌12R 小樽特別 [3.1.2.22]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
クローバー賞(OP特別、札幌芝1500m)

クローバー賞での穴ぐさは[1.1.1.7](複勝率30.0%)で、複勝回収率は122%です。昨年はダブルシャープが6番人気で①着となりました。

馬券に絡んだ3頭はいずれも地方所属馬で、前走が1500m以上で③着以内に好走していました。3頭はいずれも初芝でしたが、父か母父がサンデー系だったので、サンデーを持っている馬に注目しましょう。

注目レース
日本海S(1600万、新潟芝2200m)

日本海Sでの穴ぐさは[2.1.1.6](複勝率40.0%)で、複勝回収率は196%です。ただ、今年は登録馬が7頭なので、穴ぐさがいるかどうか……。

馬券圏内に入った4頭はいずれも社台ファームノーザンファームの生産馬でした。4頭のうち3頭はニジンスキーサドラーズウェルズリアルシャダイという血脈を持っていたので、スタミナがありそうなタイプが面白そうです。

注目レース
富良野特別(500万、札幌芝1800m)

富良野特別での穴ぐさは[1.3.0.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は144%です。昨年はミスズダンディーが9番人気で差し切りました。

連対圏に入った4頭はひと桁馬番で、いずれも父も母父もサンデー系ではない馬でした。4頭は前走が⑤着以下で、そのうち3頭は前走が北海道の洋芝(札幌、函館)で中3週以内だったので、順調に使われている馬は洋芝実績をあまり考えすぎない方が良さそうです。

注目レース
英彦山特別(500万、小倉芝2000m)

英彦山特別での穴ぐさは[0.2.0.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は101%です。昨年はサウンドパラダイスが②着に差し込みました。

連対した2頭は前走も小倉芝2000mで馬券圏外でしたが、0秒2~0秒4差で走っていました。2頭は母父がサンデー系だったので、サンデー系を持つ馬で前走着差の小さい馬が人気薄で放置されていたら侮らないようにしましょう。

注目レース
小樽特別(500万、札幌芝1200m)

小樽特別での穴ぐさは[3.1.2.22](複勝率21.4%)で、複勝回収率は100%です。芝1200mに限ると[2.1.0.9]で、昨年は【B】評価だったココファンタジアが勝利を収めました。

③着以内に入った穴ぐさは3~5歳で、6頭中5頭は中7週以内の3~4歳馬です。芝1200mで連対した3頭は父サンデー系×母父ノーザンダンサー系だったので、そのような配合馬に注目しましょう。

ちなみに…
札幌記念での穴ぐさは[1.2.1.29]で、北九州記念では[2.0.0.33]です。昨年の札幌記念では【A】評価だったサクラアンプルールが6番人気で優勝しました。

過去10年の札幌記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、そのうち5頭は芝1800m以上の重賞勝ち馬です。7頭のうち4頭は前走が芝2000m以上で③着以内に入っていて、その他の3頭は前走が道悪芝で⑦着以下でした(その3頭中2頭は前走がG1)。

7頭のうち5頭はマイナス体重での激走で、残りの2頭は前走と増減なしだったので、プラス体重の人気薄は割り引きたいですね。7頭の中で父サンデー系は1頭だけなので、他父系の馬に注目しましょう。

過去10年の北九州記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち9頭は4~8枠でした。同じく10頭中9頭は中6週以内の臨戦で、2012年以降に激走した8頭のうち7頭は小倉芝1200mで③着以内の好走歴がありました。順調に使われているコース実績馬をマークしておきたいですね。


TOPページに戻る