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【2021年9月中旬】
注目新種牡馬分析! ドレフォン、キタサンブラック、新企画「OP特別特注血統」など


 CONTENTS

王国の住人
 王様  …田端到
 大臣  …斉藤雄一

金満血統王国WEBは隔週でのリリースを予定しています。
(※場合により変わることもあります)




 大臣  新種牡馬のドレフォンとキタサンブラックに注目してます。札幌2歳Sはドレフォン産駒のジオグリフが圧勝しました。

 王様  ドレフォンはBCスプリント(ダート6F)を勝ったアメリカの短距離チャンピオンで、ストームキャット系。ただし、父のジオポンティは芝8~11FのG1を勝った馬で、関係者の評判も「どうやら短距離向きのスピード血統ではないぞ、意外と中距離向きじゃないか」という声を聞いていた。

 大臣  ドレフォン産駒の芝1200の成績は2021年9月12日終了時点だと【1.2.4.18】で1勝しかしてなくて、芝1800では3勝してるんですよね。函館2歳Sで5着だったカワキタレブリーが唯一、芝1200の新馬を勝ったんですが、新馬戦も函館2歳Sも道中は気合いを入れながらの追走でした。スピードがいちばんの武器の種牡馬なら芝1200でもっと勝ってると思うんですよね。

●ドレフォン産駒の距離別成績
(データは2021年9月12日終了時点)


 王様  そう。だから、ドレフォン産駒が芝1800の札幌2歳Sで重賞初制覇したのは驚くようなことではないけど、ジオグリフを「ダービー候補」とまで言う人がいたから、それはどうなんだろうと。

 大臣  高く評価しすぎですかね。

 王様  札幌2歳Sというのは、そもそもノーザンダンサー系が得意な重賞なんだよね。「札幌記念はハービンジャー産駒が強い」のは有名になったけど、札幌2歳Sも2018年はハービンジャー産駒のニシノデイジーが1着、2020年はクロフネ産駒のソダシが1着。2017年と2019年もサドラー系が3着以内に入っている。サンデー系とキンカメ系が全盛の今、これだけノーザンダンサー系が走る2歳重賞は、札幌2歳Sしかない。ざっくり言って、洋芝におけるプラスが大きいってことだよね。切れ味の不足というノーザンダンサー系全般の弱点が出にくいし、直線が短くて持続力勝負になりやすいから。

 大臣  でも、ハービンジャーもクロフネもドレフォンも、全部ノーザンダンサー系でまとめていいんですか。ざっくりすぎるような(笑)。

 王様  そこは「父系のまとめ方が大雑把すぎるだろう!」というツッコミも自覚してるけど、意外とこの大きな括りが侮れない(笑)。「ノーザンダンサー系は洋芝に強い」は合ってると思うし、大きなまとめ方がイメージをつかむのに適している場合もある。