北枕鳩三郎の注目の馬体
【2021年有馬記念】
今年の注目は差し馬勢…スタミナ・パワー兼備で有馬記念適性にも優れた注目馬を解説!
パドックの達人・北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。
過去の3回では、菊花賞でディヴァインラヴが6番人気3着、エリザベス女王杯でステラリアが7番人気2着、さらにはジャパンCでコントレイルとシャフリヤールが1・3着(もう1頭の推奨馬サンレイポケットも10番人気で4着)と、いずれも推奨馬が馬券に絡み、その相馬眼の確かさを証明してきた。
第4回目となる今回は、有馬記念の推奨馬3頭を挙げていただき、それぞれの馬体を解説していただいた。
過去の3回では、菊花賞でディヴァインラヴが6番人気3着、エリザベス女王杯でステラリアが7番人気2着、さらにはジャパンCでコントレイルとシャフリヤールが1・3着(もう1頭の推奨馬サンレイポケットも10番人気で4着)と、いずれも推奨馬が馬券に絡み、その相馬眼の確かさを証明してきた。
第4回目となる今回は、有馬記念の推奨馬3頭を挙げていただき、それぞれの馬体を解説していただいた。
有馬記念は暮れの荒れた馬場状態とコーナーを6つ回るという特殊なコース形態から、他のG1と比べてよりコース適性が問われるレースで、スタミナとパワーだけでなく、器用さも求められる舞台といえます。しかも、その年のメンバー構成によっては展開が異なり、前残りあり、大外強襲ありで、馬券を買うファンとしては非常に難解な一戦です。
しかし、近年は各陣営の有馬記念適性への理解が高く、より適性のある馬が送り込まれている印象があります。今年も、上位人気に推されるであろうエフフォーリアやクロノジェネシスは既に中山実績が十分な馬たちですから、余程のことがない限り、大きく崩れるイメージは持っていません。
また、今年の有馬記念の注目点のひとつとして、逃げ・先行タイプが多く参戦を予定しており、誤魔化しの利かないハイレベルな戦いが予想できることが挙げられます。例えば、タイトルホルダーの強さを知る、横山武騎手が騎乗予定のエフフォーリアが、道中ずっと射程圏に入れつつ進み、先行勢を早めに捕まえに行くような展開を想定すると、最後の最後は持久力比べになると思われます。つまり、例年通りの有馬記念適性に加えて、今年は後方から堅実に末脚を伸ばすことのできるタイプが穴馬として台頭してくるのではないかと考えます。
今回は、そんな差し馬勢の中から、スタミナとパワーを兼備して有馬記念適性にも優れた馬を、3頭ピックアップさせていただきました。どの馬にも大いにチャンスがあり、大逆転の期待を持って挑める馬たちと考えています。
約28年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して予想や馬産地で見た馬の情報などを公開中。