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北枕鳩三郎の注目の馬体

【2022年安田記念】
競走馬のパワーは腹袋に宿る! 腹袋をテーマに推奨馬3頭の注目ポイントを解説!


パドックの達人・北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。

2021年秋のG1シーズンは、菊花賞でディヴァインラヴが6番人気3着、エリザベス女王杯でステラリアが7番人気2着、さらにはジャパンCでコントレイルとシャフリヤールが1・3着など、本コラムで推奨した馬が活躍。さらに2022年も、フェブラリーSでカフェファラオが1着、大阪杯でレイパパレが2着、天皇賞・春でディープボンドが2着、ヴィクトリアマイルでファインルージュが2着。

今回は、安田記念の推奨馬3頭の、それぞれの馬体を解説していただいた。



走破時計が1分30秒9~1分31秒7の速い決着となった過去5年の安田記念は、1番人気馬が一度も勝っていないように、日本のマイル路線も展開ひとつで着順が変わるくらい全体のレベルが高くなってきています。

そんな中、この5年間で2年続けて馬券圏内に好走した馬はグランアレグリア(2020年①着、2021年②着)、アーモンドアイ(2019年③着、2020年②着)、インディチャンプ(2019年①着、2020年③着)、アエロリット(2018年②着、2019年②着)の4頭。もっと過去に遡ると、ロゴタイプモーリスなども2年続けて好走しています。

つまり安田記念は、東京の芝1600という条件を得意とする能力と、上位の実績を持った馬ならば堅実に駆けることができるレースであり、また、それだけフェアなコース形態で行われるレースであると言えます。

上で挙げた馬たちの馬体的な傾向を見ていくと、アーモンドアイ以外の馬はすべて腹袋のあるタイプと分類することができます。牝馬は一般的にお腹まわりをシャープに見せる傾向がありますので、グランアレグリアアエロリットは稀有な存在と言えますが、この腹袋がしっかりとしているがゆえに牡馬と互角以上に渡り合えたと考えられます。

というのも、古馬のG1、特にマイル戦ともなれば、スピードだけではなくパワーも兼備していなければ乗り切ることはできません。そのパワーを持つ馬の特徴のひとつが、腹袋が大きく映ることだからです。今回は、腹袋をひとつのテーマとして、好走が期待できる馬を3頭ピックアップさせていただきます。



約29年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して予想や馬産地で見た馬の情報などを公開中。