地方競馬情報
かきつばた記念のポイント
【好走ポイント】
※データ対象は旧コースの名古屋ダート1400mで行われた19~21年かきつばた記念を含む。過去5年すべて5月に施行。
[1]前走と同じ騎手が騎乗した4~5歳馬
19年以降、前走と同じ騎手が騎乗した4~5歳馬が5年連続で連対している。該当馬:サンライズホーク
[2]前走がJRAのOPか地方交流重賞で⑤着以内の馬
過去5年の勝ち馬は、いずれも前走がJRAのOPか地方交流重賞で⑤着以内の馬だった。該当馬:サンライズホーク、ファルコンウィング、ヘリオス
[3]父サンデー系の馬
父サンデー系の馬が20年以降4連勝中。名古屋新装後の近2年で馬券圏内に入った6頭のうち、5頭が父サンデー系だった。該当馬:シャマル、スマイルウィ、ヒロシゲウェーブ、ヘリオス、ラプタス、ロードランヴェルセ
※人気傾向
1番人気は[1.4.0.0]、2番人気は[4.0.0.1]。15年以降は1~2番人気馬が9連勝中。過去5年の連対馬はいずれも3番人気以内で、4~5番人気で③着に入った3頭(19~20年、22年)は、ラプタスと父ミスプロ系だった。今年、父ミスプロ系の馬はサンライズホーク、セイヴァリアント。※地方馬
過去5年で馬券圏内に入った地方馬は20年5番人気③着のドリームドルチェ、22年2番人気①着のイグナイター。いずれも前走①着馬だった。今回、前走①着の地方馬はスマイルウィ、セイヴァリアント、メルトの3頭。※8枠の馬
近3年は、いずれも8枠の馬が②着に入っている。今年、8枠の馬はシャマル、ペリエールとなる。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ファルコンウィング | ★ | ||
2 | スマイルウィ | ★ | ||
3 | ラプタス | ★ | ||
4 | サンライズホーク | ★ | ★ | |
5 | ロードランヴェルセ | ★ | ||
6 | ヒロシゲウェーブ | ★ | ||
7 | セイヴァリアント | |||
8 | ヘリオス | ★ | ★ | |
9 | メルト | |||
10 | ハディア | |||
11 | シャマル | ★ | ||
12 | ペリエール |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはサンライズホーク、ヘリオスとなった。
サンライズホークは前走の兵庫ゴールドT(園田ダート1400m)で2番手に付け、上がり39秒9で押し切った。12頭立て以下の地方交流重賞は①①着で、この2戦は4角2番手以内の競馬をしているのに対し、⑨着に敗れた昨年のクラスターC(盛岡ダート1200m)は14頭立てで出遅れていた。JRAを含めたダートOPは馬番9番より外枠で①①着、馬番7番以内で⑩⑥⑨着なので、初のダート1500mで4枠4番からスムーズに運べるかがポイントになりそう。
ヘリオスは地方交流重賞が[0.4.2.3]で、名古屋ダート1500mで行われた過去2年のかきつばた記念はハンデ57.5~58.5kgで②③着。ダート1400~1600mの地方交流重賞で馬番7番より外枠だと②②②②③着で、6枠8番に入ったのは悪くなさそう。かきつばた記念で8歳以上の馬が馬券圏内に入ったケースは20年②着のノボバカラ、同年③着のドリームドルチェなどがあり、別定戦での斤量56kgなら3年連続での好走が見られても不思議なさそう。
スマイルウィは5歳以降がダート1400~1600mで[8.5.0.0]と連外がなく、そのうち地方交流重賞は浦和ダート1400mでの斤量54~56kgで②②着。近2走が2枠2番で連勝中で、2枠2番に入ったのも悪くなさそう。名古屋は初めてだが、右回りでもダート1500mでも勝ち鞍がある馬で、エスポワールシチー産駒の地方馬はイグナイターが22年かきつばた記念を制しているから、内目をロスなく立ち回れれば中央馬相手でも出番がありそう。
ペリエールは前走の武蔵野Sが⑨着だったが、芝スタートでの馬番1番で、スタートで躓いて中団からの競馬になっていた。国内のダートで馬番2番より外枠だと①①③①①③着で、そのうち地方交流重賞は22年全日本2歳優駿(川崎ダート1600m)で③着に入っている(今回は8枠12番)。過去4勝はデビュー戦と休み明けで挙げていて、過去の馬券圏内は4角5番手以内の時なので、3ヶ月半ぶりでも五分のスタートを切れれば巻き返しがあり得そう。
シャマルは右回りの地方交流重賞がダート1200~1400mで①①②①着で、そのうち斤量57kg以下だと3戦3勝(今回は57kg)。前走は約8ヶ月ぶりで⑦着に敗れたが、今回は中4週で、過去の休み明け2戦目は①②①④着(④着はJpn1)。名古屋&ダート1500mは初めてだが、地方交流重賞でふた桁馬番だと①①③着で、22年南部杯(盛岡ダート1600m)で③着に入っているから、8枠11番からスムーズなら変わり身が見られても不思議はなさそう。
ラプタスは新装前の名古屋ダート1400mで行われた20~21年のかきつばた記念を連覇していて、このコースの22年は斤量59kgで③着に入った。今回は2ヶ月半ぶりで、地方交流重賞での休み明けは④③①②⑥⑤⑥着。7歳以降は⑤⑥⑤⑦着と馬券圏内がないが、8歳での斤量57kgでどこまで変われるかがカギになりそう。
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