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阪神11R チューリップ賞(G2)

枠とポジションの利が見込め
瞬発型加速ラップ戦に対応可能!

◎ ②クリノメイ

桜花賞トライアルのチューリップ賞は、3着までに桜花賞への優先出走権が与えられる。

差し脚を活かして結果を出してきた馬は、ここで覚えさせた差し競馬を放棄するようなことはしたくないだろうし、逃げて目標にされたり、出していって引っ掛かり失速するような競馬になってしまうリスクを避けたいと考えると、折り合い重視の決め手比べになる傾向が強く、またコーナー角が大きい阪神外回りの芝1600mというレイアウトも、チューリップ賞が瞬発型加速ラップ戦になりやすい背景に繋がっている。

さらに、今年は阪神競馬場がリニューアル直後の初週。チューリップ賞当日は多少雨の心配があるが、それでも使い込まれていない芝コースは走りやすく、インが強かった3/1(土)の馬場が継続されるものと推察。

推奨馬のポイントは、能力はもちろんだが、ペースが上がりづらい瞬発型加速ラップ戦になり、3/1(土)の馬場が継続であれば、後方・外から差す競馬で差し込むのはラップバランスも含め容易ではなく、先行・好位のインでロスなく立ち回り、瞬発型加速ラップ戦に対応できるだけの能力を示している馬を評価したい。

今年のチューリップ賞は、その能力が表面上の数字に表れていない分オッズがもらいやすく、好枠を引き当てたクリノメイに期待します。

新馬戦の勝ちタイムも特筆すべきものはなく、かつサフラン賞のタイムも、後半4Fの上がりタイムも同日未勝利クラス(勝ち馬シホリーン)の内容に劣るもので額面の数字だけみると判断しづらいが、サフラン賞は後にクイーンCで強い勝ち方をしたエンブロイダリーがルメール騎手を配し、単勝1.2倍の支持を受けながら差し届かず5着に敗れたレースで、後方+外差しでは絶対能力の高さを持っている馬でも馬券になれなかったレース。

そのサフラン賞で、道中はエンブロイダリーの2馬身ほど前の馬群中団やや後方よりを追走し、L3F目の11.7へレースラップが加速した時点で自ら動いて先頭との差を縮めていき、直線入口では約4~5頭分外へ出して差し込んでくるという、ラップバランスとイン前が強い馬場バイアスを考えると、外差しに回ったクリノメイもかなりきついレースだったはずだが、上がり2位の脚で外から差し切ったレースぶりは能力がなくてはできないものだし、上がり最速で追い込んだエンブロイダリーを抑え切ったのはもちろん、イン前目で立ち回った後に春菜賞勝ちのキョウエイボニータも負かした内容は高く評価したいし、初めての中山への長距離輸送だったことも加味すれば価値はさらに高まる。

阪神JFはゲートで立ち上がり外枠発走になったことで後方に控えざるを得ず、さらに直線は伸びない内目を走るなど競馬になっておらず見直し可能。

中山で急坂を経験し勝ち切った内容からも阪神の急坂を苦にすることはないだろうし、さらに輸送のない関西圏での競馬で1月下旬からじっくり坂路で乗り込みを行い、1週前・最終追いと馬なりで栗東坂路を52.0の好タイムで駆け上がり、かつ1週前は(13.5-13.5-12.7-12.3)と13秒台中盤の早めのラップで前半入って、後半2Fを25.0(L1F12.3)と加速ラップで登坂している調教内容は他の有力馬と比べても引けを取るものではない。

ゲートの不安はゼロではないが、陣営も注意を払って調整を進めてきたとのことで対策は練っているはずだし、サフラン賞の勝負どころで自ら動いてポジションを押し上げてみせた機動力も、内有利の意識で馬群が渋滞しそうなレースではより活きるはず。

ビップデイジー・マイエレメント・フェアリーライクの決め手も強烈だが、枠の利とポジション利を活かし、間隔を空けての成長もあれば一発に期待するだけの期待値はあるとみて、今年のチューリップ賞の本命に推奨します。

◎ ②クリノメイ
〇 ⑨ビップデイジー
▲ ⑤フェアリーライク
☆ ④ナムラクララ
△ ⑪ウォーターガーベラ
△ ⑭マイエレメント

※参考買い目

単勝



馬連

②-④⑤⑨⑪⑭

馬単

②→④⑤⑨⑪⑭

3連複

②-⑤⑨-④⑤⑨⑪⑭(7点)
 的中!!  単勝② 39.3倍
馬連②-⑪ 240.1倍
馬単②→⑪ 642.6倍
3連複②-⑨-⑪ 156.6倍

中山11R 中山記念(G2)

苦手だったラップバランスを克服
本格化した能力と適性を信頼!

◎ ⑩アルナシーム

3/1(土)の競馬を見ると阪神競馬場以上にイン前が強く、上がりも時計も速い中山芝。今年のメンバーを見ると、メイショウチタンが逃げて、エコロヴァルツあたりが追いかけてやや縦長の馬群になりそう。

メイショウチタンは1800m以上のレース経験がないが、1600mで近走馬券になった東京新聞杯と谷川岳Sのレースラップを見ると、やや前傾でラスト1Fがしっかり失速する持続型失速ラップ戦で淀みない逃げを打つタイプの馬。単騎逃げでもスローの溜め逃げにはならないと想定。

本命に指名したアルナシームの前走・中山金杯は、【前傾ラップ+コーナー4つ+右回り+良馬場】と条件が揃った舞台でハイパフォーマンスを見せた。

イクイノックス・ドウデュースと同世代の馬で朝日杯FSでも高い潜在能力の一端を示していたが、気性面などが成長してきたことで、2024年以降の【前傾ラップ+コーナー4つ+右回り+良馬場】と4つの条件がそろったレースでは以下の成績。

日付 レース 着順
2024年2月28日 小倉大賞典 4着(0秒3差)
2024年7月21日 中京記念 1着
2025年1月5日 中山金杯 1着

圧巻のパフォーマンスだった前走の中山金杯から斤量が1kg減ることがマイナスになることはないだろうし、2023年以降に1度も馬券圏内がなかった持続型失速ラップ戦で快勝した中山金杯は、苦手だったラップバランスを克服してアルナシームのレベルが一段上がったことを示すもの。

今の馬場を考えると、もう一列前で競馬ができることがベターだが、前走のように淀みないレースラップでも(11-10-9-6)とポジションを自ら上げて勝ち切れるようになっている今なら、中団あたりに付けられれば勝負どころで遅れを取ることもなく、斤量58kgが初のシックスペンスや斤量59kgを背負って久しぶりの1600m超の距離を走り、位置取りもやや後方からの差しに回りそうなソウルラッシュとも互角以上に渡り合えると結論付け、本格化したアルナシームの能力と適性を信頼して本命に指名します。

◎ ⑩アルナシーム
〇 ①シックスペンス
▲ ⑧ソウルラッシュ
☆ ③ボーンディスウェイ
☆ ⑦メイショウチタン
△ ④エコロヴァルツ
△ ⑨マテンロウスカイ

※参考買い目

馬連

⑩-①③⑦⑧

馬単

⑩→①③⑦⑧

3連複

⑩-①③⑦⑧-①③⑦⑧(6点)

3連単

⑩→①⑧→①③④⑦⑧⑨(10点)
中山1R

◎ ⑯ミートザターゲット

出走メンバー中、中山D1200mの良馬場持ちタイムNO.1はアイアンソリッドの1分12秒9で、1分12秒台を切っている馬もアイアンソリッドのみ。

先行馬で外枠だと崩れるイメージはないが、勝ち負けにはもう一段のタイム短縮が必要になりそうで、アイアンソリッドを逆転できる馬は、D1200mの既走馬だけでなく別路線の馬で一変に期待できるオッズが取れる馬を狙う。

芝1800mやD1800mのハイレベル戦を経由して先行力のあるミートザターゲットの一変を狙う。

芝でもダートでも先行力&追走力を見せており、新馬戦は勝ち馬も強かったが、2着以下も複数勝ち上がるハイレベル戦に加え、12.6-11.9-11.3-11.1とゴールまで失速しない純加速ラップ戦をキレ負け。

初ダートの前走は終始砂被りを受けながらも追走できていたが、直線でもインで砂を被り続け、抜け出せずに失速して1.6秒差の8着。

芝の新馬戦を見ても先行力はあるが、ラストで脚が鈍っていることから、距離短縮はプラスに出るであろうタイプ。外枠+距離短縮で砂を被らなければとメモしていたが、大外枠+ブリンカー着用と一変に期待できるシチュエーションは期待大。

メンバーレベルが下がってきたここなら通用する可能性も十分とみて、オッズも取れるここで狙う。

◎ ⑯ミートザターゲット
〇 ⑭アイアンソリッド
▲ ⑮サブアトミック
☆ ⑦サトノエバー
△ ⑧ベールドゥフィーユ

※参考買い目

単勝



馬連

⑯-⑦⑧⑭⑮

馬単

⑯→⑦⑧⑭⑮

3連複

⑯-⑦⑧⑭⑮-⑦⑧⑭⑮(6点)
 的中!!  3連複⑭-⑮-⑯ 14.3倍

中山5R

◎ ⑤ダノンアンチュラス

新馬戦は2着以下が次走以降で複数頭馬券になっているハイレベル戦で、東京の瞬発型加速ラップ戦を先行してキレ負けの0.5秒差4着。距離延長の次走は一転後方に控える競馬を試みて、メンバー中上がり2位の脚で前残りのレースを差し込んで5着と2走続けて真逆の競馬で掲示板内の競馬を見せ、未勝利戦通用の能力を示している。

まったく違う競馬を2走で試した横山和生騎手の継続騎乗は、前付けするにしても道中仕掛けて脚を使うにしても、ダノンアンチュラスの使える脚の長さを把握しているのはプラス。

近2走で初角3番手以内の競馬経験がある馬は、ホウオウスターツとダノンアンチュラスの2頭のみという、先行馬が少ない組み合わせでもあり、新馬戦のように前にも行ける本馬なら内枠から今の馬場を味方に先行・好位からの押し切りに期待できるとみて本命に指名します。

◎ ⑤ダノンアンチュラス
〇 ①ホウオウスターツ
▲ ⑮ビリングス
☆ ⑯リアライズハロック
△ ⑥ナリノボガート
△ ⑰ウィッシュツリー

※参考買い目

馬連

⑤-①⑮

馬単

⑤→①⑮

ワイド

①-⑤

3連複

⑤-①⑮-①⑥⑮⑯⑰(7点)
小倉10R 別府特別

◎ ③ウインアクトゥール

2勝クラスに昇級後の4走はどれも評価できるもので、4走前の昇級初戦は2~6着馬のうち4頭が次走以降に勝ち上がっている上位ハイレベル戦を0.4秒差と少差。

3走前は連対実績のない休み明け(中9週以上)のレース+初角から大外を回らされ、直線でも挟まれ追えずの不利でノーカウント。

2走前は前有利レース+持続型加速ラップ戦の差しづらいレースをジワジワ脚を伸ばして0.5秒差5着と及第点の内容。

前走は距離延長ながら、内枠から上手く流れに乗って狭いインを差してくる競馬で2着と馬券になっており、このクラスで通用するだけの下地は十分。

持続型ラップ戦での好走が多く、やや荒れてきて上がりのかかる持続型ラップ戦になりやすい今の小倉はプラス。レースを使いながら調子を上げるタイプでもあり、中2週と間隔を開けすぎずに使えるのも良い。

インから馬群で競馬ができるタイプなので、前走同様に内枠を活かして好位から差し込みに期待したい。

◎ ③ウインアクトゥール
〇 ⑧マイネルバーテクス
▲ ⑫トーアライデン
☆ ⑦マイネルブリックス
△ ⑩テーオーダグラス

※参考買い目

単勝



馬連

③-⑦⑧⑩⑫

馬単

③→⑦⑧⑩⑫

3連複

③-⑦⑧⑩⑫-⑦⑧⑩⑫(6点)


ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。

のーむー プロフィール
神奈川県出身。サイレンススズカに魅了され競馬の世界にハマる。メシ馬さんの考察に憧れ、勉強を重ねるなかで【ロジカルラップアプローチ】を構築。「競馬王」2022年10月号にて予想配信者として誌面デビュー。座右の銘は【人の行く裏に道あり花の山】。現在noteにて競馬の考察&予想を掲載中。

【予想スタイル】
自身の提唱する予想理論【ロジカルラップアプローチ】を軸に、ラップ適性・能力比較・過去走でのラップ負荷などから総合的に判断し、パフォーマンス上昇に期待できる馬からオッズが甘いと考える馬を推奨。なるべく少ない点数で買い目を構築して的中、高回収率を目指すスタイル。

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