
阪神11R 桜花賞(G1)
◎ ⑦エンブロイダリー
4/13(日)の阪神競馬場の天気は、朝3時頃から断続的にレース時間の15時あたりまで1~2㎜ほどの雨が予想されており、レース直前まで雨が残るようなら重馬場まで想定。近10年の桜花賞で、稍重以上の馬場悪化状態で行われた年は2017年と2020年。
2017年は単勝1.4倍で圧倒的1番人気に支持されたソウルスターリングが3着になり、単勝40.8倍のレーヌミノルが1着となった波乱決着。勝ちタイムは1.34.5。
2020年はデアリングタクトが前で粘る2頭を、外から差し切る競馬だったが、勝ちタイムは1.36.1と良馬場なら1分32秒台の決着になることの多い桜花賞では相当時計がかかったレース。レースラップのラスト2Fが(12.6-13.8)とダート戦のようになっていることから、重馬場の表記以上に相当タフな馬場だったことが窺える。
4/13(日)の阪神競馬場は、雨に加えて直線向い風もやや強めに吹く可能性が高い予報で、直線が長くゴール前に急坂がある阪神外回りコースは、馬場が渋ることでより持続力が問われるレースになるが、加えて風の影響もあると考えれば、より持続力に長けた底力を秘める馬を狙いたい。
狙いは、上がりのかかる持続型失速ラップ戦に強く、かつ瞬発型加速ラップ戦で差し遅れているような馬に明日の馬場はより味方すると推察します。
本命は、エンブロイダリー。
前走のクイーンCで証明した高い持続力と、3走前のサフラン賞で前有利レースの瞬発型加速ラップ戦を差し損ねるも、後方から1頭長く脚を使っていた走りから、明日の馬場でその持続力がより高い次元で活かされると考えました。
前走のクイーンCの走破タイム1.32.2は過去10年で最速のレースタイム。このレースで評価したいポイントは、前半4F45.7と過去10年の最速タイムで通過したレースを逃げ馬の直後2番手で追走し、直線のレース後半4Fの失速幅が小さいこと。クイーンCの過去10年で2番目にレースタイムの速いレースは、2016年のメジャーエンブレムの1.32.5。
このメジャーエンブレムの年のレースラップも、前傾ラップで中盤に12秒台がない比較的淀みないレースラップで推移しているが、中盤区間はエンブロイダリーの年のレースラップのほうが速く、より厳しい持続力戦になっている。
・クイーンC
前半4Fは2016年が46.1、2025年が45.7で、2025年の方が前半は速く入っているにも関わらず、ラストの2Fの失速幅は変わらず推移しているように、エンブロイダリーがメジャーエンブレムに匹敵するか、それ以上の持続力を示していると考えることができるラップバランスになっている。
また、ルメール騎手がクイーンCのレース後コメントの中で、ずっといい脚を使ってくれるというポイントと同時に、斬れる脚はそんなにないともコメントしていたことは、後半4Fの直線半ばの区間で2着馬との差を広げられず、ゴール前の1Fの持続力勝負で2着馬が持続負けしたところを振り切っている走りが、持続力の高さを象徴している。
高速決着のクイーンCを勝ったことで、良馬場の方がと考える人も多そうだが、トップスピード勝負では、阪神外回りコースのマイルでは、他馬比較でキレ負けの可能性もあったと自分は考えますし、馬場悪化はむしろプラス。
スタートにやや不安のあるタイプで仮にやや出遅れたとしても、良馬場では致命的なポジションロスになるところも、馬場が悪化して持続力を問われ、長く脚を使う形になれば、本馬にとってマイナス要素を減らすポイントになるのではないだろうか。
もう一点、この馬の能力を裏付ける強調材料として、2004年以降のクイーンCで前走1400mから距離延長で出走した馬はのべ47頭。結果は[2.1.2.42]で、勝ち馬は2004年ダイワエルシエーロ(オークス1着)と今年のエンブロイダリーのみで、2着馬も2020年マジックキャッスル(秋華賞でデアリングタクトの2着)のみと、G1で結果を出している実力馬。
距離延長でパフォーマンスを上げることが難しい3歳馬において、東京マイルの舞台でしっかりと結果を出せるのは能力が相当高いことの裏付けになっていることが過去走の結果からも窺える。
雨の影響でタフな馬場になり、どの牝馬にとっても楽な条件にはならなそうな桜花賞。高いレベルで持続力を発揮できる舞台設定が合うと推察しているエンブロイダリーの桜花賞戴冠を期待します。
対抗はリンクスティップ。
きさらぎ賞後に鞍上が上げ下げが多い流れを早めに踏んでも最後までバテなかったとコメントしていることからも窺えるようにスタミナのある馬で、2走前に失速ラップ戦で勝ち上がっているように本来はオークス向きの馬とメモしていたが、評価を上げた点はふたつ。
(1)雨でタフな馬場になり、キレを問われる要素が下がる想定での予想であること。
(2)今年の3歳路線は牡馬のクラシックボーダーが高く、牡馬のレベルが高いと見積もっていることから、牡馬混合戦の重賞2着は評価が上がる。
向かい風の明日の予報通りなら、差し馬より先行できる脚質もプラスでここは期待したい1頭。
エリカエクスプレスは2走続けて持続型失速ラップ戦を快勝。新馬戦は同日3勝クラスの勝ちタイムに0.4秒劣るだけの優秀なタイムで、直線で物見をして外にモタレてのパフォーマンスを考えれば、新馬戦やフェアリーSで見せている能力はトップレベルだし、持続型失速ラップ戦で連勝している点も良い。
評価を下げた点は気性面で、前走でもテンションが上がっていたとのことで、まだコントロールが利いていない部分がありそうなのは、内枠ですんなり先手を取って折り合えればいいが、外から被されるような形になった際の不安要素はあると考え、能力は認めても人気を背負う分△評価。
阪神JFで本命にしたアルマヴェローチェも時計のかかる洋芝で牡馬混合戦の札幌2歳Sで2着と、持続型失速ラップ戦でも走れそうだが、後方からの競馬で外差しになった際は風の影響や初の急坂でどこまでパフォーマンスを上げられるか未知で4番手。
穴で期待したのはチェルビアット。
距離を詰めて良い感のあるロードカナロア産駒にあって、距離を延ばし、かつ持続型ラップ戦の近2走を上がり上位の脚でパフォーマンスを上げてきていることに魅力を感じる。前走もほぼ最後方から、ゴール前では失速ラップ戦を上がり最速で勝ち馬に0.1秒差まで迫っていた脚は外回りコースでより活きると推察。
前有利の想定だが、後方から馬券になるなら、持続型失速ラップ戦を差せるチェルビアットのような馬ではないかと考え、溜めて脚を使わせるのが上手い北村友一騎手とも手が合う本馬に穴の期待をしたい。
◎ ⑦エンブロイダリー
〇 ⑫リンクスティップ
▲ ⑬チェルビアット
☆ ⑨アルマヴェローチェ
△ ②エリカエクスプレス
△ ③マピュース
△ ⑮クリノメイ
⑦-⑫⑬
⑦→⑨⑫⑬
⑦-⑬
⑦-⑫⑬-②③⑨⑫⑬⑮(9点)
⑦→⑨⑫⑬→②③⑨⑫⑬⑮(15点)
雨と風の影響でタフな馬場を想定
持続力に長けた底力を秘める馬を狙う
持続力に長けた底力を秘める馬を狙う
◎ ⑦エンブロイダリー
4/13(日)の阪神競馬場の天気は、朝3時頃から断続的にレース時間の15時あたりまで1~2㎜ほどの雨が予想されており、レース直前まで雨が残るようなら重馬場まで想定。近10年の桜花賞で、稍重以上の馬場悪化状態で行われた年は2017年と2020年。
2017年は単勝1.4倍で圧倒的1番人気に支持されたソウルスターリングが3着になり、単勝40.8倍のレーヌミノルが1着となった波乱決着。勝ちタイムは1.34.5。
2020年はデアリングタクトが前で粘る2頭を、外から差し切る競馬だったが、勝ちタイムは1.36.1と良馬場なら1分32秒台の決着になることの多い桜花賞では相当時計がかかったレース。レースラップのラスト2Fが(12.6-13.8)とダート戦のようになっていることから、重馬場の表記以上に相当タフな馬場だったことが窺える。
4/13(日)の阪神競馬場は、雨に加えて直線向い風もやや強めに吹く可能性が高い予報で、直線が長くゴール前に急坂がある阪神外回りコースは、馬場が渋ることでより持続力が問われるレースになるが、加えて風の影響もあると考えれば、より持続力に長けた底力を秘める馬を狙いたい。
狙いは、上がりのかかる持続型失速ラップ戦に強く、かつ瞬発型加速ラップ戦で差し遅れているような馬に明日の馬場はより味方すると推察します。
本命は、エンブロイダリー。
前走のクイーンCで証明した高い持続力と、3走前のサフラン賞で前有利レースの瞬発型加速ラップ戦を差し損ねるも、後方から1頭長く脚を使っていた走りから、明日の馬場でその持続力がより高い次元で活かされると考えました。
前走のクイーンCの走破タイム1.32.2は過去10年で最速のレースタイム。このレースで評価したいポイントは、前半4F45.7と過去10年の最速タイムで通過したレースを逃げ馬の直後2番手で追走し、直線のレース後半4Fの失速幅が小さいこと。クイーンCの過去10年で2番目にレースタイムの速いレースは、2016年のメジャーエンブレムの1.32.5。
このメジャーエンブレムの年のレースラップも、前傾ラップで中盤に12秒台がない比較的淀みないレースラップで推移しているが、中盤区間はエンブロイダリーの年のレースラップのほうが速く、より厳しい持続力戦になっている。
・クイーンC
年 | レースラップ |
前半4F-後半4F(勝ち時計) | |
2016年 | 12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9 |
46.1-46.4(1.32.5) | |
2015年 | 12.3-10.8-11.1-11.5-11.5-11.5-11.6-11.9 |
45.7-46.5(1.32.2) |
前半4Fは2016年が46.1、2025年が45.7で、2025年の方が前半は速く入っているにも関わらず、ラストの2Fの失速幅は変わらず推移しているように、エンブロイダリーがメジャーエンブレムに匹敵するか、それ以上の持続力を示していると考えることができるラップバランスになっている。
また、ルメール騎手がクイーンCのレース後コメントの中で、ずっといい脚を使ってくれるというポイントと同時に、斬れる脚はそんなにないともコメントしていたことは、後半4Fの直線半ばの区間で2着馬との差を広げられず、ゴール前の1Fの持続力勝負で2着馬が持続負けしたところを振り切っている走りが、持続力の高さを象徴している。
高速決着のクイーンCを勝ったことで、良馬場の方がと考える人も多そうだが、トップスピード勝負では、阪神外回りコースのマイルでは、他馬比較でキレ負けの可能性もあったと自分は考えますし、馬場悪化はむしろプラス。
スタートにやや不安のあるタイプで仮にやや出遅れたとしても、良馬場では致命的なポジションロスになるところも、馬場が悪化して持続力を問われ、長く脚を使う形になれば、本馬にとってマイナス要素を減らすポイントになるのではないだろうか。
もう一点、この馬の能力を裏付ける強調材料として、2004年以降のクイーンCで前走1400mから距離延長で出走した馬はのべ47頭。結果は[2.1.2.42]で、勝ち馬は2004年ダイワエルシエーロ(オークス1着)と今年のエンブロイダリーのみで、2着馬も2020年マジックキャッスル(秋華賞でデアリングタクトの2着)のみと、G1で結果を出している実力馬。
距離延長でパフォーマンスを上げることが難しい3歳馬において、東京マイルの舞台でしっかりと結果を出せるのは能力が相当高いことの裏付けになっていることが過去走の結果からも窺える。
雨の影響でタフな馬場になり、どの牝馬にとっても楽な条件にはならなそうな桜花賞。高いレベルで持続力を発揮できる舞台設定が合うと推察しているエンブロイダリーの桜花賞戴冠を期待します。
対抗はリンクスティップ。
きさらぎ賞後に鞍上が上げ下げが多い流れを早めに踏んでも最後までバテなかったとコメントしていることからも窺えるようにスタミナのある馬で、2走前に失速ラップ戦で勝ち上がっているように本来はオークス向きの馬とメモしていたが、評価を上げた点はふたつ。
(1)雨でタフな馬場になり、キレを問われる要素が下がる想定での予想であること。
(2)今年の3歳路線は牡馬のクラシックボーダーが高く、牡馬のレベルが高いと見積もっていることから、牡馬混合戦の重賞2着は評価が上がる。
向かい風の明日の予報通りなら、差し馬より先行できる脚質もプラスでここは期待したい1頭。
エリカエクスプレスは2走続けて持続型失速ラップ戦を快勝。新馬戦は同日3勝クラスの勝ちタイムに0.4秒劣るだけの優秀なタイムで、直線で物見をして外にモタレてのパフォーマンスを考えれば、新馬戦やフェアリーSで見せている能力はトップレベルだし、持続型失速ラップ戦で連勝している点も良い。
評価を下げた点は気性面で、前走でもテンションが上がっていたとのことで、まだコントロールが利いていない部分がありそうなのは、内枠ですんなり先手を取って折り合えればいいが、外から被されるような形になった際の不安要素はあると考え、能力は認めても人気を背負う分△評価。
阪神JFで本命にしたアルマヴェローチェも時計のかかる洋芝で牡馬混合戦の札幌2歳Sで2着と、持続型失速ラップ戦でも走れそうだが、後方からの競馬で外差しになった際は風の影響や初の急坂でどこまでパフォーマンスを上げられるか未知で4番手。
穴で期待したのはチェルビアット。
距離を詰めて良い感のあるロードカナロア産駒にあって、距離を延ばし、かつ持続型ラップ戦の近2走を上がり上位の脚でパフォーマンスを上げてきていることに魅力を感じる。前走もほぼ最後方から、ゴール前では失速ラップ戦を上がり最速で勝ち馬に0.1秒差まで迫っていた脚は外回りコースでより活きると推察。
前有利の想定だが、後方から馬券になるなら、持続型失速ラップ戦を差せるチェルビアットのような馬ではないかと考え、溜めて脚を使わせるのが上手い北村友一騎手とも手が合う本馬に穴の期待をしたい。
◎ ⑦エンブロイダリー
〇 ⑫リンクスティップ
▲ ⑬チェルビアット
☆ ⑨アルマヴェローチェ
△ ②エリカエクスプレス
△ ③マピュース
△ ⑮クリノメイ
※参考買い目
馬連
⑦-⑫⑬
馬単
⑦→⑨⑫⑬
ワイド
⑦-⑬
3連複
⑦-⑫⑬-②③⑨⑫⑬⑮(9点)
3連単
⑦→⑨⑫⑬→②③⑨⑫⑬⑮(15点)
的中!! | 馬単⑦→⑨ 20.0倍 3連複⑦-⑨-⑫ 22.0倍 3連単⑦→⑨→⑫ 110.6倍 |
---|
中山1R
◎ ①トキメキジニア
中山D1200mは過去走で2度使っていずれも7着だが、3走前はD1800m→D1200mへ一気の距離短縮で、速いペースの追走にも戸惑った感があったが、スタートでやや立ち遅れ気味で前有利レースを後方から進める展開不利、L3Fが(12.8-12.8-12.3)を後方外回しでは差し込むのは厳しいラップで見直し可能。
2走前は、5~6頭で先行する流れになり、大外枠から終始枠なりに走らされる距離ロスの大きい競馬で、4コーナーから直線にかけても内から5頭分ほど外を走り、結果的に内目をロスなく回った馬が上位を占めたレースで0.5秒差は悲観する内容ではなかった。
前走は地方の川崎とはいえ、勝ち馬は中央の芝1200mで前有利レースを後方から展開負けを繰り返しながら、初出走からすべてメンバー中上がり3位以内で走る決め手を持つ馬で、脚抜きの良い不良馬場でラストはキレに屈したが、先行力を見せて3着以下は0.5秒以上離した内容は評価できる。
最内枠でもまれるような競馬はどうかだが、スタートも出るようになった近走なら距離ロスなく立ち回れる最内枠は良さそうで、2度の中山の敗戦と前走川崎を使ったことで馬柱から評価が上がりづらい印象で、人気も上がらないならここは狙い目になるとみて本命に指名します。
相手は芝で4走して2着2回、3着1回のルチアーナ。D1200mの持ちタイムがかなり遅いメンバー構成のここは、レベルがかなり低くなっている印象で、ダートさえこなせれば、先行力もある本馬の圧勝まであるだろうが、初ダートで1倍台の1番人気なら対抗に置く形で。
穴で面白いのはティアップマッハ。初出走だった前走だが、大外枠から先行力を見せて外目の3番手を追走し、残り1Fで脚が上がったが、直線半ばまではしっかり走れていたし、比較的差し有利の展開を考えても、外目を走り、直線半ばまで粘った内容は初出走としては及第点。距離を詰めるのは良さそうで、調教も一度使ってウッドのタイムの出方も良化していることから、使った上積みも大きそうで楽しみな1頭。
あとは、2走前のD1200m戦がハイレベル戦のコオリナラグーン。スタートがやや遅くなっているのが不安で、ここもスタートがカギだが、すんなり出られれば上位争い。
新馬戦から3走はハイレベル戦を経験し、前走展開不利のラウレアまで。
◎ ①トキメキジニア
〇 ⑥ルチアーナ
▲ ⑧ティアップマッハ
☆ ⑤コオリナラグーン
△ ⑪ラウレア
①⑥⑧(BOX)
①⑥⑧-①⑥⑧-①⑤⑥⑧⑪(7点)
①→⑥⑧→⑤⑥⑧⑪(6点)
⑥→①⑧→⑤⑥⑧⑪(6点)
◎ ①トキメキジニア
中山D1200mは過去走で2度使っていずれも7着だが、3走前はD1800m→D1200mへ一気の距離短縮で、速いペースの追走にも戸惑った感があったが、スタートでやや立ち遅れ気味で前有利レースを後方から進める展開不利、L3Fが(12.8-12.8-12.3)を後方外回しでは差し込むのは厳しいラップで見直し可能。
2走前は、5~6頭で先行する流れになり、大外枠から終始枠なりに走らされる距離ロスの大きい競馬で、4コーナーから直線にかけても内から5頭分ほど外を走り、結果的に内目をロスなく回った馬が上位を占めたレースで0.5秒差は悲観する内容ではなかった。
前走は地方の川崎とはいえ、勝ち馬は中央の芝1200mで前有利レースを後方から展開負けを繰り返しながら、初出走からすべてメンバー中上がり3位以内で走る決め手を持つ馬で、脚抜きの良い不良馬場でラストはキレに屈したが、先行力を見せて3着以下は0.5秒以上離した内容は評価できる。
最内枠でもまれるような競馬はどうかだが、スタートも出るようになった近走なら距離ロスなく立ち回れる最内枠は良さそうで、2度の中山の敗戦と前走川崎を使ったことで馬柱から評価が上がりづらい印象で、人気も上がらないならここは狙い目になるとみて本命に指名します。
相手は芝で4走して2着2回、3着1回のルチアーナ。D1200mの持ちタイムがかなり遅いメンバー構成のここは、レベルがかなり低くなっている印象で、ダートさえこなせれば、先行力もある本馬の圧勝まであるだろうが、初ダートで1倍台の1番人気なら対抗に置く形で。
穴で面白いのはティアップマッハ。初出走だった前走だが、大外枠から先行力を見せて外目の3番手を追走し、残り1Fで脚が上がったが、直線半ばまではしっかり走れていたし、比較的差し有利の展開を考えても、外目を走り、直線半ばまで粘った内容は初出走としては及第点。距離を詰めるのは良さそうで、調教も一度使ってウッドのタイムの出方も良化していることから、使った上積みも大きそうで楽しみな1頭。
あとは、2走前のD1200m戦がハイレベル戦のコオリナラグーン。スタートがやや遅くなっているのが不安で、ここもスタートがカギだが、すんなり出られれば上位争い。
新馬戦から3走はハイレベル戦を経験し、前走展開不利のラウレアまで。
◎ ①トキメキジニア
〇 ⑥ルチアーナ
▲ ⑧ティアップマッハ
☆ ⑤コオリナラグーン
△ ⑪ラウレア
※参考買い目
馬連
①⑥⑧(BOX)
3連複
①⑥⑧-①⑥⑧-①⑤⑥⑧⑪(7点)
3連単
①→⑥⑧→⑤⑥⑧⑪(6点)
⑥→①⑧→⑤⑥⑧⑪(6点)
福島8R
◎ ⑯ヨドノゴールド
2021年に1勝クラスに上がってから、4度の2着と11回の3着を記録している馬だが、近3走の内容は濃く、7歳になってなお充実している印象。
3走前は、3着・4着・7着が次走以降勝ち上がる上位ハイレベル戦を、差し馬が上位を占める中で3着に好走。2走前は3着馬を0.4秒離したが、その3着馬が次走中山D1200m戦を快勝。前走は2~5着馬が次走以降、勝ち上がりや馬券圏内入りしているハイレベル戦で勝ち馬から0.3秒差と及第点。
1000mだと短く、1200mだとあとひと踏ん張りが利きづらい印象がある本馬にとって、福島D1150mは絶好の舞台設定と考えられるし、過去走の戦績から外枠での好走率が高く、今回の大外枠は願ってもない枠。
58kgは何度も背負っている背負い慣れた斤量であり、大混戦メンバーに見えるここはオッズも割れそうで、上位人気にはなるだろうが、それなりにオッズももらえると判断。
勝ち切れるだけの能力もあり、舞台設定・枠と条件が揃ったここで本命に指名します。
◎ ⑯ヨドノゴールド
〇 ③グッドヴァイブス
▲ ①サイモンオリーブ
☆ ⑤ケイエイト
☆ ⑫プレアデスグループ
△ ④レグザゴン
△ ⑥ホーリーブライト
⑯-①③⑤⑫
⑯→①③⑤⑫
⑯-①③⑤⑫-①③④⑤⑥⑫(14点)
◎ ⑯ヨドノゴールド
2021年に1勝クラスに上がってから、4度の2着と11回の3着を記録している馬だが、近3走の内容は濃く、7歳になってなお充実している印象。
3走前は、3着・4着・7着が次走以降勝ち上がる上位ハイレベル戦を、差し馬が上位を占める中で3着に好走。2走前は3着馬を0.4秒離したが、その3着馬が次走中山D1200m戦を快勝。前走は2~5着馬が次走以降、勝ち上がりや馬券圏内入りしているハイレベル戦で勝ち馬から0.3秒差と及第点。
1000mだと短く、1200mだとあとひと踏ん張りが利きづらい印象がある本馬にとって、福島D1150mは絶好の舞台設定と考えられるし、過去走の戦績から外枠での好走率が高く、今回の大外枠は願ってもない枠。
58kgは何度も背負っている背負い慣れた斤量であり、大混戦メンバーに見えるここはオッズも割れそうで、上位人気にはなるだろうが、それなりにオッズももらえると判断。
勝ち切れるだけの能力もあり、舞台設定・枠と条件が揃ったここで本命に指名します。
◎ ⑯ヨドノゴールド
〇 ③グッドヴァイブス
▲ ①サイモンオリーブ
☆ ⑤ケイエイト
☆ ⑫プレアデスグループ
△ ④レグザゴン
△ ⑥ホーリーブライト
※参考買い目
馬連
⑯-①③⑤⑫
馬単
⑯→①③⑤⑫
3連複
⑯-①③⑤⑫-①③④⑤⑥⑫(14点)
中山11R 春雷S
◎ ④ショウナンハクラク
ハンデ戦のここは、ヨシノイースター比較で近走の内容と斤量面から狙いが立ち、オッズ妙味十分のショウナンハクラクを狙う。
近5走は重賞で前有利レースを後方からの展開負けや、CBC賞のように内前有利のトラックバイアスを後方外差し、1000m直競馬の内枠など恵まれないレースばかりだが、大きく負けておらず、能力はしっかりと示しており、着順ほど悲観する内容ではない。
昨年の春雷Sは勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差、3着のヨシノイースターと0.2秒差の6着だったが、大外枠から前有利レースを外差しで展開不利の中で追い込んだ内容は見どころがあったし、今年はヨシノイースター比較で斤量差も縮まっている。
4/13(日)は春の南風が強くなる予報で、直線追い風になる中山コースなら差しに向く可能性もあり、近走は展開に恵まれていないが、ロードフォアエースとヨシノイースターという強力な先行馬2頭が早めに競り合う形で差しに少しでも展開が向けば、ハンデ56kgのショウナンハクラクの差しが届く可能性は十分あると判断。
長期休養明けの前走を叩いて調教も良化している感もあり、人気の先行馬2頭は強力だが、能力的には引けを取らないはずのショウナンハクラクのオッズはかなり甘く、ここは一発にかける価値は十分あるとみて本命に指名します。
相手は人気の先行馬ロードフォアエース・ヨシノイースターの2頭が印は上位だが、差し・追い込み決着まで想定して、サウザンサニー・ティニア・ミッキーハーモニーの差し・追い込み勢を馬券で組み込みたい。
◎ ④ショウナンハクラク
〇 ⑦ロードフォアエース
▲ ⑧ヨシノイースター
△ ③サウザンサニー
△ ⑨ティニア
△ ⑬ミッキーハーモニー
④-③⑦⑧⑨⑬
④→⑦⑧
④-③⑦⑧⑨⑬-③⑦⑧⑨⑬(10点)
◎ ④ショウナンハクラク
ハンデ戦のここは、ヨシノイースター比較で近走の内容と斤量面から狙いが立ち、オッズ妙味十分のショウナンハクラクを狙う。
近5走は重賞で前有利レースを後方からの展開負けや、CBC賞のように内前有利のトラックバイアスを後方外差し、1000m直競馬の内枠など恵まれないレースばかりだが、大きく負けておらず、能力はしっかりと示しており、着順ほど悲観する内容ではない。
昨年の春雷Sは勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差、3着のヨシノイースターと0.2秒差の6着だったが、大外枠から前有利レースを外差しで展開不利の中で追い込んだ内容は見どころがあったし、今年はヨシノイースター比較で斤量差も縮まっている。
4/13(日)は春の南風が強くなる予報で、直線追い風になる中山コースなら差しに向く可能性もあり、近走は展開に恵まれていないが、ロードフォアエースとヨシノイースターという強力な先行馬2頭が早めに競り合う形で差しに少しでも展開が向けば、ハンデ56kgのショウナンハクラクの差しが届く可能性は十分あると判断。
長期休養明けの前走を叩いて調教も良化している感もあり、人気の先行馬2頭は強力だが、能力的には引けを取らないはずのショウナンハクラクのオッズはかなり甘く、ここは一発にかける価値は十分あるとみて本命に指名します。
相手は人気の先行馬ロードフォアエース・ヨシノイースターの2頭が印は上位だが、差し・追い込み決着まで想定して、サウザンサニー・ティニア・ミッキーハーモニーの差し・追い込み勢を馬券で組み込みたい。
◎ ④ショウナンハクラク
〇 ⑦ロードフォアエース
▲ ⑧ヨシノイースター
△ ③サウザンサニー
△ ⑨ティニア
△ ⑬ミッキーハーモニー
※参考買い目
馬連
④-③⑦⑧⑨⑬
馬単
④→⑦⑧
3連複
④-③⑦⑧⑨⑬-③⑦⑧⑨⑬(10点)
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
のーむー プロフィール
神奈川県出身。サイレンススズカに魅了され競馬の世界にハマる。メシ馬さんの考察に憧れ、勉強を重ねるなかで【ロジカルラップアプローチ】を構築。「競馬王」2022年10月号にて予想配信者として誌面デビュー。座右の銘は【人の行く裏に道あり花の山】。現在noteにて競馬の考察&予想を掲載中。
【予想スタイル】
自身の提唱する予想理論【ロジカルラップアプローチ】を軸に、ラップ適性・能力比較・過去走でのラップ負荷などから総合的に判断し、パフォーマンス上昇に期待できる馬からオッズが甘いと考える馬を推奨。なるべく少ない点数で買い目を構築して的中、高回収率を目指すスタイル。
【予想スタイル】
自身の提唱する予想理論【ロジカルラップアプローチ】を軸に、ラップ適性・能力比較・過去走でのラップ負荷などから総合的に判断し、パフォーマンス上昇に期待できる馬からオッズが甘いと考える馬を推奨。なるべく少ない点数で買い目を構築して的中、高回収率を目指すスタイル。