穴ぐさ長者への道
今週の重賞で波乱期待度が高いのは東海S! 穴ぐさが前走チャンピオンズCの馬なら激アツ!?
文/藤山剣
先週も、推奨レースの中からジャニュアリーSで穴ぐさのシャイニーブランコが10番人気②着と激走!
シャイニーブランコはC評価でしたが、それも含めて先週はC評価の馬が[2.4.4.27](複勝率27.0%)と、好成績。年明けからA評価とB評価の馬たちの好走が目立っていたところに、一気に逆襲してきた格好。そのあたりの扱いは悩ましくなってきますが…。
今週も穴ぐさ激走レースをあぶり出していきたいと思います!!
※穴ぐさの集計データは2018年以降、2022年1月16日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
1月23日(日)
AJCC(G2)
中山芝2200m
中山芝2200m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★☆☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★☆☆ |
今年の出走頭数 | ★★★★☆ |
今年の波乱期待度 | ★★★☆☆ |
近3年のAJCCの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2019年 | ショウナンバッハ | B | 9 | 7 |
ステイインシアトル | C | 6 | 8 | |
ミライヘノツバサ | A | 8 | 10 | |
2020年 | サトノクロニクル | B | 8 | 5 |
ウラヌスチャーム | A | 7 | 7 | |
グローブシアター | C | 9 | 11 | |
2021年 | タガノディアマンテ | C | 8 | 9 |
サンアップルトン | B | 9 | 10 | |
ジェネラーレウーノ | A | 10 | 15 |
表のように、穴ぐさの馬券圏内はなく、掲示板内も1頭だけで、最先着がB評価、B評価、C評価。ちょっとピントを合わせきれていない感じがします。
今年のメンバーを見ても、G1で頑張ってきたオーソクレースやポタジェが力を発揮するようなら、荒れたとしても波は小さいんじゃないでしょうか。
1月23日(日)
東海S(G2)
中京ダ1800m
中京ダ1800m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今年の出走頭数 | ★★★★★ |
今年の波乱期待度 | ★★★★★ |
近3年の東海Sの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2019年 | コスモカナディアン | B | 6 | 4 |
マイネルバサラ | A | 9 | 11 | |
モルトベーネ | C | 11 | 13 | |
2020年 | ヒストリーメイカー | C | 8 | 6 |
モズアトラクション | A | 7 | 8 | |
コマビショウ | B | 9 | 10 | |
2021年 | アナザートゥルース | A | 7 | 2 |
デュードヴァン | B | 8 | 4 | |
ロードアクシス | C | 10 | 15 |
昨年、穴ぐさA評価のアナザートゥルースが7番人気で②着に好走し、2019年にはコスモカナディアンが④着。
アナザートゥルースは、チャンピオンズC⑬着からの参戦でした。過去10年、前走がチャンピオンズCだった馬は[1.2.4.10](複勝率41.2%)と好成績なんですが、チャンピオンズCで掲示板外だった馬に絞ると[0.2.2.5](複勝率44.4%)とさらにアップ。
今年の該当馬は、オーヴェルニュ(チャンピオンズC⑥着)、スワーヴアラミス(同⑧着)、サンライズホープ(同⑮着)の3頭。昨年の覇者のオーヴェルニュあたりは人気になりそうですが、穴ぐさに指名される馬がいるようなら期待していいかもしれません。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
1月23日(日) 中山10R
江戸川S
3勝クラス ダ1200m ハンデ
3勝クラス ダ1200m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今年の出走頭数 | ★★★☆☆ |
今年の波乱期待度 | ★★★★★ |
先週もジャニュアリーSで紹介した中山ダ1200mの特別競走。冒頭でも触れたように、10番人気のシャイニーブランコがC評価ながらしっかり②着を確保してくれました。今週も、このコースの特別競走に注目して損はないでしょう。特に3勝クラス~OP特別はスイートスポットで、単複回収率は100%オーバー。
やはり狙いは、8枠の馬。3勝クラス~OP特別の8枠の穴ぐさは[2.3.0.6](複勝率45.5%)で単勝回収率291%、複勝回収率179%まで上昇。
ただ、今回は12頭立てなのが最大のネック。そのうちの6頭が前走ふた桁着順なので、穴が出そうにないと判断されれば、穴ぐさ不在もありそうです。
1月23日(日) 小倉12R
1勝クラス
芝2000m 牝馬限定
芝2000m 牝馬限定
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今年の出走頭数 | ★★★★☆ |
今年の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの平場の1勝クラスの穴ぐさは[1.2.3.19](複勝率24.0%)と好相性。特に近年の好走が目立っており、2020年以降、該当レースが7クラあって、そのうち5クラで穴ぐさが③着以内に入っているんです。
先週の日曜日の12Rでも穴ぐさB評価のフォレスタ(8番人気)が勝ち、C評価のゲンパチムサシ(10番人気)が③着とダブル激走!
このコースの穴ぐさを集計すると、前走から距離短縮馬が[0.1.1.5]、同距離が[1.1.2.5]、延長が[0.0.0.9]。さらに絞り込めば、前走と同距離か短縮で、なおかつ前走6番人気以下だった馬は[1.2.3.6](複勝率50.0%)。
今回のメンバーで、前走と同距離(距離短縮馬は不在)で前走6番人気以下という条件に合致するのはウエスタンエポナ、サツキワルツ、ヒットザシーン、ラルナプレナ、レットミーアウトの5頭。この中から穴ぐさ指名馬が出ればよりチャンスではないでしょうか。
1月23日(日) 中京6R
新馬
芝1600m
芝1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今年の出走頭数 | ★★★★★ |
今年の波乱期待度 | ★★★★★ |
中京芝マイルの新馬戦の穴ぐさは[2.3.0.12](複勝率29.4%)で、該当レース6クラのうち5クラで馬券絡みを果たしています。
これまでのデータを精査すると、父サンデー系の牝馬が[1.2.0.3]。この中には牝馬限定戦での好走も1頭含まれてはいますが、それを差し引いても上々の数字じゃないでしょうか。
今回のメンバーでこのデータに該当するのは、アールフォルス(父ハーツクライ)、キタサンシュガー(父キタサンブラック)、サトノリーベ(父ディープインパクト)の3頭。
早い時間のレースで、穴ぐさ不在の可能性もありますが、指名されるようなら、ぜひご注目を。
少頭数多め傾向は、先週よりも強まった印象で、波乱が出にくい土日となるかもしれません。そんな番組だからこそ、上手に穴ぐさを活用して、高配当を狙いうちたいところです。今週も頑張りましょう!!