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馬迷男の挑戦

七夕賞13番人気③着の丸田騎手をズバリ! 函館の重賞で期待の騎手は?


“簡単な理論で穴馬券が獲れる、新しい馬券術を作りたい!"を目標に、馬迷男・八木たかお氏が試行錯誤するコーナー。先週から始めた<今週の厳選馬>がいきなりダブル的中となりましたが、今週は?

<今週の厳選馬>

函館記念ブローザホーン
※新馬券術「前走の上がりに注目作戦」で解説

<先週の厳選馬の結果>

マリーンS:セキフウ(1番人気①着!)、ペプチドナイル(2番人気③着!)

どうも! “馬迷男" 八木たかおです! セレクトセールでコントレイルの初年度産駒が次々と高値で落札され、ジャパンダートダービーではミックファイアがJRA勢を抑えて史上2頭目となる無敗での南関東三冠を達成。競馬の未来が見えてきたような気がする1週間でした。

当コラムもリニューアル期間で未来を模索中。先週から始めた「今週の厳選馬」で挙げたマリーンS出走の2頭、ペプチドナイルは1番人気①着、セキフウは2番人気③着でしっかり馬券圏内を確保してくれました。馬券もこの2頭を軸にした3連複17.0倍が的中。「今週の厳選馬」で初週からしっかり結果を出すことに成功です。

▲マリーンSは10→9→13で決着

ペプチドナイルセキフウは前走・大沼Sでワンツーした時の上がりが優秀だったことから、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の対象馬となっていました。さらに、大沼Sで記録した持ち時計がメンバー上位で、しかも当時の馬場状態が稍重馬場。他馬が重馬場、不良馬場のレースで持ち時計を記録している中では、もう一段価値が高いと判断しました。

以前から、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の対象馬で、なおかつ持ち時計も優秀な場合は、特にダートのレースで好走することが多い傾向にありました。マリーンSでもその傾向が発現した形です。

そして、新馬券術のタネとして探り始めた「騎手のコース実績に注目作戦」も結果を出しました。先週は七夕賞丸田騎手ホウオウエミーズに騎乗して13番人気③着、プロキオンS川田騎手リメイクに騎乗して1番人気②着。残念ながら馬券は的中しませんでしたが、手応えを感じる内容。ホウオウエミーズの複勝が10.4倍もついたので、「複勝も買っていれば…」と悔やまれますw

今週の重賞は函館2歳S(函館芝1200m)と函館記念(函館芝2000m)。今年分だけだとデータが少ないので、去年の函館開催と合わせて当該コースの成績を調べてみました。

■函館芝1200mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回収率複回収率
武豊騎手 [9.8.8.16] 22.0% 61.0% 164% 112%

■函館芝2000mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回収率複回収率
丹内騎手 [3.6.1.15] 12.0% 40.0% 112% 127%
富田騎手 [2.1.2.3] 25.0% 62.5% 228% 192%
佐々木騎手 [2.1.1.7] 18.2% 36.4% 135% 110%
藤岡佑騎手 [2.0.3.7] 16.7% 41.7% 116% 124%
西村淳騎手 [2.0.0.2] 50.0% 50.0% 217% 92%
※ともにデータ対象は2022~2023年

函館芝1200mはレジェンドに注目が必要。ただ、2021年以前を含めた重賞に限ると鮫島駿騎手[1.1.2.0](複勝率100%、単回収率175%、複回収率405%)と、横山武騎手[1.1.1.1](複勝率75.0%、単回収率152%、複回収率312%)も気になります。

函館芝2000mは全員の騎乗馬を馬券に入れておく手もありますが、あえて絞るのであれば丹内騎手富田騎手の2名でしょうか。ただ、丹内騎手が騎乗予定のマイネルウィルトスは去年の函館記念②着以来、1年ぶりの休み明け。当日の気配などにも注意したいところです。

■「騎手のコース実績に注目作戦」の狙い

函館2歳S
武豊騎手⇒アガシ
鮫島克駿騎手⇒コルルディ
横山武史騎手⇒スカイキャンバス

函館記念
丹内祐次騎手⇒マイネルウィルトス
富田暁騎手⇒キングオブドラゴン

タネから新馬券術に昇格させた「連闘馬は函館で狙え」も検証します。先週の函館で連闘した馬は26頭いて、[2.0.2.22](単勝回収率166%、複勝回収率49%)でした。

■今年の函館で連闘した馬の成績

馬場着別度数勝率複勝率単回収率複回収率
全成績 [12.11.11.106] 8.6% 24.3% 121% 104%
[7.5.6.64] 8.5% 22.0% 156% 76%
ダート [5.6.5.42] 8.6% 27.6% 71% 143%

■「連闘馬は函館で狙え」

①芝・ダートを問わず連闘馬は買い
②ダートで牝馬+減量特典騎手ならばチャンス大

先週は馬券圏内に入った4頭がすべて芝のレースだったため、②が機能しなかった形。しかし、先週終了時点でもダートのレースで牝馬+減量特典騎手の回収率は単複とも100%以上をキープしています。

■今年の函館で連闘した牝馬の減量特典別成績

減量・馬場着別度数複勝率単回収率複回収率
なし・芝 [2.1.2.29] 14.7% 27% 31%
あり・芝 [2.3.1.13] 31.6% 80% 97%
なし・ダ [1.0.1.6] 25.0% 87% 82%
あり・ダ [3.3.1.7] 50.0% 170% 131%

さらに別の角度から何かないかと調べていると、回収率100%以上の条件を新たに発見しました。函館芝2000m以上の連闘馬が好成績の傾向です。

■今年の函館芝で連闘した馬の距離別成績

距離着別度数複勝率単回収率複回収率
1200m [3.3.2.38] 17.4% 27% 51%
1800m [0.2.0.11] 15.4% 0% 21%
2000m [3.0.3.11] 35.3% 324% 117%
2600m [1.0.1.4] 33.3% 1001% 275%

1800m以下と2000m以上で、回収率に極端な差が出ています。

芝2600mの回収率に関しては6月25日に富田騎手騎乗のサトノミスチーフが8番人気①着となった影響が大きく出ていますが、同騎手は今年の函館芝2000m以上で連闘した馬に騎乗した時が[2.0.2.0]。この4頭は3番人気1頭、6番人気1頭、8番人気2頭と妙味も十分です。

今週は函館最終週ということで、函館のうちに好走を期待したい陣営の思惑を秘めた連闘馬がいそう。コース実績のある騎手の名前を念頭に置きながら、函館芝2000m以上でも連闘馬を狙ってみます。

新馬券術「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」の検証に移ります。フィリピンTは前々走②着だった5歳馬フォレストキャットが2番人気①着。この馬と、2連勝中で1番人気だった3歳馬の3連複2頭軸流しで狙ったところ、③着に6歳馬サウザンドスマイルが飛び込み、79.9倍が的中しました。

▲フィリピンTは12→7→3で決着

■狙える古馬の条件

・前々走、前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
・もしくは昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2

・古馬の中で人気最上位かつ1~3番人気
・1番人気は信頼度◎

馬券が的中しなかったレースでも、猪苗代特別バレエマスターが5番人気①着、オウケンボルトが6番人気②着、タイランドCサクが8番人気②着、北斗特別バガンが6番人気③着などの好走がありました。

先週は3歳馬と古馬が対戦した26レースで3歳馬14勝、4歳馬7勝、5歳馬5勝。先々週は24レースで3歳馬18勝だったので、古馬勢がやや巻き返しました。「対戦が進み、ある程度の3歳馬が勝ち上がった状況下で、今週さらに3歳馬が勝ち星を伸ばすことは考えにくい」という先週の当コラムの推測は正しかったようです。

そして、先週の人気最上位古馬は[4.5.5.12](複勝率53.8%、単回収率68%、複回収率104%)とまずまず。また、1番人気に支持された古馬は[1.1.2.1](複勝回収率128%)でした。勝ち切れないケースも多いですが、複勝率と複勝回収率は優秀。今週も古馬勢に期待します。
新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週、この新馬券術では6鞍に対象馬がいて[2.0.1.8]。「今週の厳選馬」だったマリーンSの2頭以外では、七夕賞セイウンハーデスが2番人気①着でした。

ポイント

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

そして「今週の厳選馬」に挙げたのが函館記念ブローザホーン。今週はダートではなく、芝の重賞で狙ってみます。

ブローザホーンは前走で3勝クラスの烏丸Sを勝利して、今回がオープン初戦での重賞初挑戦。京都芝外回りから函館芝への転戦となるので、『直線距離短縮』扱いです。過去の検証では『直線距離が同じ』の「★」付きの次に好成績だったのが、意外にも『直線距離短縮』でした。

近4走で3勝を挙げていて、3走前の⑤着も他馬のマクリがあり、道中でペースが上がる流れで一旦ポジションを下げながらも、最後は0秒4差まで詰めています。まだまだ底を見せていません。

昇級初戦とあってハンデは手ごろな55kg。未勝利勝ちが稍重馬場の函館芝2000mで、前走は不良馬場の京都芝での勝利ですから、道悪も苦にしないタイプのようです。最終週の函館芝であればスピード負けすることもなさそう。逆に2000mを超える距離で良績を残してきており、スタミナが活きる可能性に期待します。

今週から2歳重賞がスタートするので、現2歳世代の「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」も進めていきます。現3歳世代、つまり去年の2歳世代のOPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[7.4.4.15](複勝率50.0%)。十分狙える数字です。

函館2歳Sの対象馬はスカイキャンバス。函館芝1200mの重賞で好成績を挙げている横山武史騎手とのコンビも魅力です。
最後に、当コラムでは現2歳世代の新馬戦&未勝利戦において、回収率の高い種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬着別度数単回収率複回収率
スワーヴリチャード [4.2.2.7] 174% 162%
リアルスティール [2.3.0.3] 186% 113%
サトノクラウン [2.0.1.9] 691% 145%
ハービンジャー [1.2.0.1] 115% 125%

■ダート

種牡馬着別度数単回収率複回収率
ダノンレジェンド [0.2.1.0] 0% 286%
ニューイヤーズデイ [0.1.1.0] 0% 205%
レッドファルクス [0.0.2.1] 0% 146%

今週から“定番"と言える種牡馬は観測から外してみました。興味深いのはダートで挙げた3頭。いずれの産駒もまだ勝ち星がありませんが、複勝だけでも美味しい回収率です。

<現在、2歳戦で注目している種牡馬>


スワーヴリチャード
リアルスティール
サトノクラウン
ハービンジャー

ダート
ダノンレジェンド
ニューイヤーズデイ
レッドファルクス

★今週の狙い馬★
【福島・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8 サウンドクレア
9 サンズオブタイム、テラフォーミング
10  
11  
12 ビップアクア

【福島・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8 キトゥンズマーチ、タマモバンケット、トロンアゲイン、ファミリークレスト
9 エヴィダンシア、ケリーズノベル、タガノバルコス、トーホウバロン、ホウオウユニコーン
10  
11  
12  

【中京・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 ソクラテス
8  
9 アドマイヤジェイ
10 アンクラウデッド、ショウサンキズナ、タイセイエピソード、レッドバロッサ
11 アップデート(同級、★)、ファユエン(同級)、メイショウブレゲ(同級、★)、レッドラディエンス(○)、レヴェッツァ(同級、★)
12 スマイルバック

【中京・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 アーバンデザイン、タマモモンレーブ
8 ソナトリーチェ、ライズンシャイン
9  
10 アスクビギンアゲン、サトノペルセウス、バルタザール、ピラティス
11 オディロン(同級、○)、メイクアリープ(同級、○)
12 トリップトゥムーン

【函館・土曜】
R 狙い馬
1 リケアヴィオレ
2 アルマケルブ
3  
4 ジェネロジテ、メイショウカジキ、ワクワクタロー
5  
6 ジョーエスポワール
7 サツキハピネス
8 カワキタマックス、キャニオニング、シャウビンダー、ダブルスナッチ
9 アイファーエポック、ヒロノオオゾラ、ベイビールビオ
10 カヨウネンカ、シンティレーション、ダイム
11  
12 エメラダ、シエラメンテ

【函館・日曜】
R 狙い馬
1 サノノリッチ、シアワセノランプ、シュクハイノヨカン、ピコサン、フラムリンガム、ブルパーチェ
2 クリノエイブラハム
3 ジャパンノウレッジ
4 ニシノタメチカ、バサラ、ルソレイユ
5  
6 スリーミスラピス
7 シンボリックレルム、トラストベル、ルージュブラゾン
8 オラヴェリタス、グランプレジール、デルマヤクシ、ハイライフ、バブアルシャムス、ピンクセイラー、フレンドキング、ベッラフロー
9 コスモエクスプレス、ポルテーニャ
10 アスクビックスター、ヒデノレインボー、ビヨンドザシーン
11 アラタ(同級、★)、ブローザホーン
12 アルムファーツリー、サニーオーシャン、シゲルファンノユメ、ルヴェルジェ

★各項目の説明★
「今週の厳選馬」

「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「北海道は連闘馬狙い作戦」
※函館&札幌で連闘の馬を表記。

「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」
※3歳馬が出走する古馬混合戦で、近2走以内に現級以上(芝・ダートは別)で③着以内があるか、昇級2戦目以内の古馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

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