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菊花賞は内から抜けたワールドプレミアが制覇!
写真/森鷹史
第80回菊花賞(G1、京都芝外3000m、晴・良)は、3番人気だったワールドプレミア(牡3、栗・友道)が直線で内から抜け、外から迫ったサトノルークスの追撃をクビ差で凌いで優勝した。ワールドプレミアは通算3勝目で、初重賞制覇がG1タイトルとなった。鞍上の武豊騎手は菊花賞が5度目の制覇で、管理する友道厩舎はJRAのG1が12度目の優勝で、菊花賞は13度目の挑戦で初優勝となった。
レースはカウディーリョが逃げ、隊列が決まってからは淡々と流れた。1番人気のヴェロックスはユニコーンライオンらとともに好位を進み、先行馬を見る中団のインにワールドプレミアは付けた。同じ中団にはレッドジェニアルやホウオウサーベル、ザダル、サトノルークスらが形成し、ヒシゲッコウやタガノディアマンテ、ニシノデイジーなどは後方を追走した。
3~4コーナーで外からタガノディアマンテが進出するとペースアップし、ホウオウサーベルやヴェロックス、ワールドプレミアも動いて直線での追い比べとなった。ヴェロックスが抜け出しを図る中、内から伸びてきたのがワールドプレミアで、残り300m辺りで先頭に躍り出る。ヴェロックスも応戦し、外からはサトノルークスが良い脚で伸びてきたが、ワールドプレミアの末脚も最後まで衰えず、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。勝ち時計は3分6秒0(良)。
サトノルークスは最後までよく詰めたもののクビ差届かず2着。ヴェロックスは最後に遅れて0秒2差の3着だった。4着には外から追い込んだディバインフォースが上がり、メロディーレーンが0秒4差の5着に入った。ニシノデイジーは9着、ヒシゲッコウは10着、ホウオウサーベルは11着に敗れた。
【ワールドプレミア・武豊騎手の話】
チャンスがあると思っていて、今日は勝ちたい気持ちが強かったです。枠順も良く、良いスタートを切れたので、なるべく内を走ろうと思っていました。馬が上手に走ってくれて、最高の形になり、(直線で先頭に立っても)まだ力が余っている感じがしたので、最後まで一生懸命走ってくれと思っていました。(デビュー時から)クラシックに乗る馬になってほしいと思っていて、春のクラシックには出られなかったんですが、こうして最後の一冠を勝つことができて本当に嬉しいです。ディープインパクトの血を引いていて、良い走りをしますが、まだキャリアが浅く、これからの馬なので、今後がとても楽しみです。
【全着順】
1着ワールドプレミア(3.6.0)
2着サトノルークス(クビ)
3着ヴェロックス(1馬身)
4着ディバインフォース(3/4)
5着メロディーレーン(クビ)
6着レッドジェニアル(1馬身)
7着タガノディアマンテ(クビ)
8着カウディーリョ(ハナ)
9着ニシノデイジー(1/2)
10着ヒシゲッコウ(クビ)
11着ホウオウサーベル(4馬身)
12着メイショウテンゲン(1馬身3/4)
13着ザダル(1馬身3/4)
14着ナイママ(3馬身)
15着ユニコーンライオン(1馬身1/2)
16着シフルマン(ハナ)
17着ヴァンケドミンゴ(ハナ)
18着カリボール(大差)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。