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名牝への試金石! 今週はシンザン記念、フェアリーS!
今週は3日間開催で、12日(日)には第54回シンザン記念(G3、京都芝外1600m)、13日(月)には第36回フェアリーS(G3、中山芝1600m)と3歳重賞が組まれている。
シンザン記念は12頭が登録していて、その中には牝馬のオーマイダーリン、カイトレッド、サンクテュエール、ルーツドールが含まれている。カイトレッド以外の3頭は牝馬限定のフェアリーSには登録がなく、牡馬相手でも勝算ありと見込んでの参戦ということだろう。
ルーツドールはフィエールマン(G1・2勝)の妹。関西馬ながら東京芝1600mの新馬戦でデビューし、2番手から抜け出して5馬身差の圧勝という衝撃のパフォーマンスを演じた。また、勝ち時計1分33秒3はグランアレグリアの1分33秒6を上回り、芝1600mの新馬戦としては最速。血統背景やデビュー戦のパフォーマンスから高いポテンシャルを秘めていることは間違いない。
サンクテュエールはヨシダ(米G1・2勝)の妹。過去2戦は芝1600mで①②着で、いずれも2番手からメンバー中2位以内の上がり(33秒6)を使って連対を確保している。アルテミスSはリアアメリアの末脚に屈したが、スローペースでも折り合っていたし、1分36秒5→1分34秒4と持ち時計を2秒1も短縮していたから上々だろう。
オーマイダーリンはデビューから京都芝内1600mで③①着。デビュー戦は重馬場が影響したのか、2番手から伸びずバテずだったが、良馬場の前走はメンバー中最速の上がり34秒6で大外からまとめて差し切った。父ディープインパクト×母父モンズーンの配合馬にはシェーングランツ(アルテミスS①着)がいて、同じように未勝利→G3と連勝できるか。
なお、07年以降のシンザン記念で③着以内となった牝馬はダイワスカーレット(07年②着)、マルセリーナ(11年③着)、ジェンティルドンナ(12年①着)、ジュエラー(16年②着)、アーモンドアイ(18年①着)、ツヅミモン(18年②着)の6頭。ツヅミモン以外の5頭はG1馬で、名牝が名を連ねている。今年もこれらに続く馬が現れるのか、今後に向けても注目の一戦と言えそうだ。
牡馬は11年以降だと、オルフェーヴル(11年②着)、ミッキーアイル(14年①着)、モーリス(14年⑤着)、レインボーライン(16年⑥着)、ファインニードル(16年⑩着)、ペルシアンナイト(17年③着)、アルアイン(17年⑥着)がG1馬に輝いていて、負けていた馬からG1馬が多く出ている点は興味深い。今年は朝日杯FS④⑤着のタガノビューティー、プリンスリターン、京王杯2歳S③着のヴァルナなどが登録しているが、果たして!?
フェアリーSは2戦2勝のアヌラーダプラ、シャインガーネット、東京スポーツ杯2歳S④着のオーロラフラッシュ、ひいらぎ賞①着のスマイルカナ、つわぶき賞①着のペコリーノロマーノ、1戦1勝のインターミッション、ダイワクンナナ、フェルミスフィア、ポレンティアなど、計27頭が登録している。