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【第3回】秋競馬で勝つ!「東京&阪神&新潟の攻略テクニック」、ドゥラメンテ産駒を徹底分析


CONTENTS
 秋の東京&阪神&新潟の攻略テクニック
 種牡馬解析 ドゥラメンテ

馬券ゼミのメンバー
 関東の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
 関西の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
 ローカルの人  サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)


東京芝1800mと2000mでは勝ち切る血統に違いあり!

関東の人 秋の東京競馬の前半のハイライトは天皇賞・秋で、その前哨戦として毎日王冠があるけど、天皇賞・秋が行われる東京芝2000mと毎日王冠が行われる東京芝1800mは、勝ち馬の血統が微妙にズレる面があるから、まずはその話をしたい。いちばん分かりやすい例として、近年の毎日王冠と天皇賞・秋の勝ち馬の血統を見てもらおう。

■2015年以降の毎日王冠の優勝馬

馬場
優勝馬 母父
2015年
エイシンヒカリ ディープインパクト Storm Cat
2016年
稍重
ルージュバック マンハッタンカフェ Awesome Again
2017年
リアルスティール ディープインパクト Storm Cat
2018年
アエロリット クロフネ ネオユニヴァース
2019年
ダノンキングリー ディープインパクト Storm Cat
2020年
稍重
サリオス ハーツクライ Lomitas
2021年
シュネルマイスター Kingman Soldier Hollow

■2015年以降の天皇賞・秋の優勝馬

馬場
優勝馬 母父
2015年
ラブリーデイ キングカメハメハ ダンスインザダーク
2016年
モーリス スクリーンヒーロー カーネギー
2017年
不良
キタサンブラック ブラックタイド サクラバクシンオー
2018年
レイデオロ キングカメハメハ シンボリクリスエス
2019年
アーモンドアイ ロードカナロア サンデーサイレンス
2020年
アーモンドアイ ロードカナロア サンデーサイレンス
2021年
エフフォーリア エピファネイア ハーツクライ

関東の人 ピンク色がサンデー系、赤色がノーザンダンサー系、黄色がキングマンボ系、オレンジ色がロベルト系、水色がテスコボーイ系です。

ローカルの人 こうしてみると、ずいぶん違いますね。毎日王冠は父がサンデー系かノーザンダンサー系の馬が勝っていて、父も母父もその2系統。それに対して、天皇賞・秋は父サンデー系の勝ち馬が1頭だけで、父キングマンボ系や父ロベルト系がよく勝っている。

関東の人 そう。意外に思うかもしれないけど、近年の天皇賞・秋では父サンデー系の馬がほとんど勝てていない。2017年にキタサンブラック(父ブラックタイド)が勝った時は不良馬場で、馬場が乾いている時ほど、父がサンデー系以外の馬が優勝している。

ローカルの人 東京芝1800mでは父サンデー系が差し切れるけど、芝2000mになると父サンデー系が差し切れない、という形なんですね。

関東の人 ざっくり言うとそんな感じ。2015年以降の天皇賞・秋の勝ち馬は4角で6番手以内に付けていた馬で、不良馬場だった2017年以外は、4角6番手以内から33秒台の上がりでまとめた馬が制している。ダートの上級クラスと似たような形で、先に抜けた馬が止まらずに押し切るケースが多い。