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4/7  桜花賞(G1)
阪神11R 芝外1600m 15時40分発走予定

目次
  1. 以前のステップレース傾向は軽視
  2. 阪神JF組が強いと言うよりは…
  3. 土曜阪神の芝傾向から見る今年の桜花賞
  4. 予想印入り出走表
  5. 有力馬・気になる馬の評価(無印含め14頭を解説)
  6. 万哲の決断馬券(買い目)

【以前のステップレース傾向は軽視 】


桜花賞といえば、以前はチューリップ賞、フィリーズレビュー組が強く、「クイーンCはまったく直結しない」とも言われました。ただ、近年は牡馬の皐月賞路線と同様、なるべくレース間隔を空けて、できるだけ良い体調で挑む臨戦が主流になってきました。

あくまでも、参考として過去10年の前走レース別成績を挙げておきます。

チューリップ賞[3.8.6.30]、阪神JF[2.2.0.5]、フィリーズレビュー[1.0.2.43]

別路線としては、クイーンC[1.0.1.18]、朝日杯FS[1.0.0.1]。

これだけを見ると、チューリップ賞組もまだまだ強く見えるかもしれませんが、前走チューリップ賞組で桜花賞を勝ったのは2016年のジュエラー(チューリップ賞②着)が最後。

2019年優勝のグランアレグリアは朝日杯FS③着。2020年の①着デアリングタクトは2月のエルフィンS①着。2021年の①着ソダシ、②着サトノレイナスはいずれも阪神JFからの直行組。昨年優勝のリバティアイランドも阪神JF①着からの直行でした。

②、③着ならまだしも、勝ち切るという意味では「チューリップ賞組」は強調できません。もちろん、昨年に6番人気で②着に飛び込んだコナコースト(チューリップ賞②着)のように、チューリップ賞組も「3連系」では外せないのは事実なのですが…。

【阪神JF組が強いと言うよりは…】


では、なぜ阪神JF直行組が効率良く走るのでしょう。もちろん、レース間隔を空ける直行ローテ自体はノーザンファーム天栄など「外厩力」の向上もあって、3歳牝馬に限らず、古馬でも通常パターンになりました。

阪神JF組が強いのは、やはりG1の重み、格でしょう。2歳12月の時点で2歳女王を目指せる馬にとっては全力で獲りに行く目標レースになりました。一時代前なら、厳寒期は避けて2月辺りから始動という馬も多かったでしょう。

「2歳女王」を懸けて、熾烈な競馬に挑むので、かなりシビアな競馬になります。そして、その厳しい経験が後になって活きる形になっています。

今年の3歳牝馬戦線の一連のステップ重賞(特別競走も含む)の中でも、阪神JFのレースレベルはとりわけ高かったと思います。ペースの上下動が激しいレースでしたが、優勝したアスコリピチェーノは1分32秒6のレースレコードで制しました。これにクビ差で続いたステレンボッシュにも高い能力を感じました。

昨年の阪神JFで敗れたその他の馬たちも、その後の活躍が目立ちます。阪神JF③着コラソンビートがフィリーズレビュー②着。阪神JF⑦着スウィープフィートがチューリップ賞①着。阪神JF⑩着キャットファイトがアネモネS優勝といった具合。


ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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