【第41回】有馬記念・朝日杯FS・ホープフルSで勝つ！勝つ！勝つ！ 東西金杯ポイント攻略、岩田望騎手・佐々木騎手・ゴールドシップ産駒など ｢穴ぐさ選者の回収率UP!術vol.14｣
CONTENTS
有馬記念､朝日杯FS､ホープフルS攻略
- 👉有馬記念は中枠有利で､良馬場なら父サンデー系が優勢
- 👉近年の有馬記念は＠＠＠＠＠＠＠＠が発揮されやすい
- 👉朝日杯FSのウイニングポジションは＠＠＠＠＠＠＠＠
- 👉ホープフルSは＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠が侮れない!
中山金杯&京都金杯ポイント攻略
穴ぐさ選者の回収率UP!術 vol.14
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ･関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ･関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ･ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ･関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ･関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ･ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2025年12月14日終了時点の､JRAのレースを対象としたものです。
有馬記念は中枠有利で、良馬場なら父サンデー系が優勢
関東の人 有馬記念は、近年の優勝馬を見ると、例外のケースが少ないレースであることが分かるから、まずは近10年の勝ち馬を見てもらいましょう。
■近10年の有馬記念勝ち馬
| 年 | 勝ち馬 | 人気 | 馬番 | 父 |
| 2015年 | ゴールドアクター | 8 | 7 | スクリーンヒーロー |
|---|---|---|---|---|
| 2016年 | サトノダイヤモンド | 1 | 11 | ディープインパクト |
| 2017年 | キタサンブラック | 1 | 2 | ブラックタイド |
| 2018年 | ブラストワンピース | 3 | 8 | ハービンジャー |
| 2019年 | リスグラシュー | 2 | 6 | ハーツクライ |
| 2020年 | クロノジェネシス | 1 | 9 | バゴ |
| 2021年 | エフフォーリア | 1 | 10 | エピファネイア |
| 2022年 | イクイノックス | 1 | 9 | キタサンブラック |
| 2023年 | ドウデュース | 2 | 5 | ハーツクライ |
| 2024年 | レガレイラ | 5 | 8 | スワーヴリチャード |
関東の人 2016年以降は1～5番人気が9連勝中で、そのうち8年で1～3番人気が勝利している。昨年は2番人気だったダノンデサイルが③着、2018年は1番人気だったレイデオロが②着で、近9年は1～2番人気が馬券に絡んでいる。
ローカルの人 父サンデー系が6頭、父ロベルト系が2頭で、父ヘイルトゥリーズン系が多く、2018年以降は馬番5～10番の馬が勝っていますね。
関東の人 昨年も話した通り、近年の有馬記念は｢中枠有利｣で、血統的には父キングマンボ系などの父ミスプロ系の優勝がない。近10年では、父か母父がミスプロ系で優勝したのが2018年のブラストワンピースだけで、道悪馬場だったのも2018年(稍重)だけ。良馬場の9年では父サンデー系が連対していて、つまり、｢上位人気が好走しやすい｣、｢中枠有利｣、｢良馬場なら父サンデー系が優勢｣というのが近年の有馬記念の基本傾向だ。
■2016年以降の有馬記念
| 人気 | 着別度数 |
| 1番人気 | [5.1.0.3] |
| 2番人気 | [2.1.3.3] |
| 3番人気 | [1.1.3.4] |
| 4番人気 | [0.0.1.8] |
| 5番人気 | [1.1.0.7] |
| 6番人気以下 | [0.5.2.91] |
関東の人 1～3番人気は、2016年以降の近9年で[8.3.6.10](複勝率63.0%)という成績で、その3頭の中で枠順がいちばん内だった馬がずっと馬券圏内に入っている。
■2016年以降の有馬記念での1～3番人気
| 年 | 1～3番人気の 中で枠順が いちばん内の馬 |
1～3番人気の 中で枠順が 真ん中の馬 |
1～3番人気の 中で枠順が いちばん外の馬 |
| 2016年 | ②着 | ③着 | ①着 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | ①着 | ③着 | ④着 |
| 2018年 | ①着 | ②着 | ⑤着 |
| 2019年 | ①着 | ⑨着 | ②着 |
| 2020年 | ①着 | ⑤着 | ③着 |
| 2021年 | ③着 | ④着 | ①着 |
| 2022年 | ③着 | ①着 | ⑨着 |
| 2023年 | ①着 | ④着 | ⑫着 |
| 2024年 | ③着 | ⑥着 | ④着 |
ローカルの人 昨年は1番人気が2枠3番のアーバンシック、2番人気が1枠1番のダノンデサイル、3番人気が3枠5番のベラジオオペラで、最内枠だったダノンデサイルが逃げて③着でした。
関東の人 昨年時のダノンデサイルは馬体重が520kgで、1～3番人気の3頭の中で馬体重がいちばん重い馬でもあった。
■2016年以降の有馬記念での1～3番人気
| 年 | 1～3番人気の 中で馬体重が いちばん重い馬 |
1～3番人気の 中で馬体重が 2番目に重い馬 |
1～3番人気の 中で馬体重が いちばん軽い馬 |
| 2016年 | ②着 | ①着 | ③着 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | ①着 | ④着 | ③着 |
| 2018年 | ①着 | ⑤着 | ②着 |
| 2019年 | ②着 | ⑨着 | ①着 |
| 2020年 | ③着･⑤着 | ①着 | |
| 2021年 | ①着 | ④着 | ③着 |
| 2022年 | ①着 | ⑨着 | ③着 |
| 2023年 | ①着 | ④着 | ⑫着 |
| 2024年 | ③着 | ⑥着 | ④着 |
関東の人 昨年も話したけれど、1～3番人気の3頭の中で馬体重がいちばん重い馬も馬券圏内が続いている。軸馬としては1～3番人気のいずれかが適していて、その3頭の中で、｢いちばん内枠の馬｣と｢いちばん馬体重が重い馬｣はマークしておくべきだろう。
関西の人 今年の上位人気候補は、レガレイラ、ミュージアムマイル、ダノンデサイル、メイショウタバル、ビザンチンドリームあたりでしょうか。
関東の人 昨年時のレガレイラは馬体重が468kgだったけれど、牡セン馬は馬格があった馬の方が勝ちやすいから、その点は注意したい。