北枕鳩三郎の注目の馬体
【2024年有馬記念】
好メンバーが揃った大一番。正確な適性把握と妙味度をふまえた形で、推奨馬の馬体の特長とパドックの注目点を解説!
パドックの達人･北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。
2023年の春は取り上げたG1･6レースのすべてで推奨馬が好走。さらに、同年秋もコラムの配信は秋華賞、菊花賞、天皇賞･秋の3戦のみだったが、秋華賞で推奨馬のハーパーが③着､菊花賞でソールオリエンスが③着、さらに、天皇賞･秋でもイクイノックスとプログノーシスが①＆③着となり、年間を通して取り上げたすべてのレースで推奨馬が好走した。
今春はオークスとダービーのみの配信となり、オークスは｢2歳時のアルテミスSのパドックを見た段階からこの2頭でいこうと決めていた｣と､推奨馬として挙げたチェルヴィニアとライトバックが①＆③着と揃って好走した。
今秋は天皇賞･秋、ジャパンC、有馬記念に絞っての配信で、今回はいよいよオーラスの有馬記念。推奨する3頭の馬体と歩様、そしてパドックでの注目ポイントを詳しく解説いただいた。
2023年の春は取り上げたG1･6レースのすべてで推奨馬が好走。さらに、同年秋もコラムの配信は秋華賞、菊花賞、天皇賞･秋の3戦のみだったが、秋華賞で推奨馬のハーパーが③着､菊花賞でソールオリエンスが③着、さらに、天皇賞･秋でもイクイノックスとプログノーシスが①＆③着となり、年間を通して取り上げたすべてのレースで推奨馬が好走した。
今春はオークスとダービーのみの配信となり、オークスは｢2歳時のアルテミスSのパドックを見た段階からこの2頭でいこうと決めていた｣と､推奨馬として挙げたチェルヴィニアとライトバックが①＆③着と揃って好走した。
今秋は天皇賞･秋、ジャパンC、有馬記念に絞っての配信で、今回はいよいよオーラスの有馬記念。推奨する3頭の馬体と歩様、そしてパドックでの注目ポイントを詳しく解説いただいた。
残念ながら出走取消となってしまいましたが、今年の有馬記念の主役は間違いなくドウデュースと見ていました。連覇だけでなく古馬の王道路線における秋三冠にまで王手をかけていたわけですから、この秋はドウデュースを中心に競馬が回っていたと言っても過言ではありませんでした。
ただ、ドウデュースが出走取消となっても、素晴らしいメンバーが揃いました。昨年は馬券圏内の3頭がジャパンCからの臨戦過程でありましたが、今年もジャパンCからの転戦組が5頭も出走を予定しています。また、前走海外組や3歳のチャンピオンクラスも名を連ね、馬券的にはどこからでも狙えそうな好メンバーとなりました。まさにグランプリ。
好メンバーだからこそ、ちょっとしたことで着順が入れ替わるくらい力量差は拮抗しており、馬券的にはかなり難解だと言えます。だからこそ面白い。正確な適性把握と妙味度をふまえた形で、今回も3頭の推奨馬を挙げさせていただきました。有馬記念をより楽しみたい方には、ぜひ、読んでいただきたいと思います。
約31年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して見解や馬産地で見た馬の情報などを公開中。