【2022年1月中旬】
新馬勝ち馬をペースで取捨する新基準! モーリス産駒の期待の中距離馬、王様の特注馬メモなど!
CONTENTS
王国の住人
王様 …田端到
大臣 …斉藤雄一
金満血統王国WEBは隔週でのリリースを予定しています。
(※場合により変わることもあります)
(※場合により変わることもあります)
第66回 有馬記念(G1)
2021年12月26日 中山芝2500
着順 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 父名 |
---|---|---|---|---|
1着 | エフフォーリア | 牡3 | 1 | エピファネイア |
2着 | ディープボンド | 牡4 | 5 | キズナ |
3着 | クロノジェネシス | 牝5 | 2 | バゴ |
4着 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 3 | バゴ |
5着 | タイトルホルダー | 牡3 | 4 | ドゥラメンテ |
大臣 有馬記念はエフフォーリアが勝利。前号(2021年12月下旬号)で王様が「来年以降はテイエムオペラオーみたいな存在になるんじゃないか」と言ってて、エフフォーリアに対する評価の高さ、ベタ褒めっぷりにちょっと驚いてたんですけど。
王様 順当勝ちだよね。エピファネイア×ハーツクライのスタミナ配合でも、高速決着の天皇賞・秋であの強い相手に勝ったんだから、もう負けるところはないだろうと思ってた。「エフフォーリアは東京の上がり勝負がいちばん強い」と言ってる人もいたみたいだけど。
エフフォーリア 3代血統表
エピファネイア 2010 鹿毛 |
シンボリクリスエス 1999 黒鹿毛 |
Kris S. |
Tee Kay | ||
シーザリオ 2002 青毛 |
スペシャルウィーク | |
キロフプリミエール | ||
ケイティーズ ハート 2009 鹿毛 |
ハーツクライ 2001 鹿毛 |
サンデーサイレンス |
アイリッシュダンス | ||
ケイティーズ ファースト 1987 鹿毛 |
Kris | |
Katies |
大臣 僕も、それを有馬記念でエフフォーリアを軽視する拠り所にしたんですが無謀でした。有馬記念はトリッキーなコースで行われるので、展開の紛れを期待して穴を狙ってもいいレースだと思ってるんですが、2021年の上位馬は逆らうべき人気馬ではなかったな、と。ちなみに馬券は、ディープボンド、タイトルホルダー、アカイイト、モズベッロの馬連ボックスと、ディープボンドの単勝を買ってました。
王様 俺はアサマノイタズラからの3連複と、エフフォーリアからの馬連という、ちょっとズルい買い方で当たった。ディープボンドを強く推せなかったのが心残り。これまで中山で二度走って不可解な負け方に見えたので、それが気になってしまった。ディープボンドは1年前に、サラブレ本誌(2021年1月号)の2020年有馬記念の展望で推奨したほどの馬だったのに(結果は不出走)。
大臣 有力馬の中ではディープボンドの人気(5番人気)が低すぎましたよね。単勝だけでなく、馬連もこの馬から流すべきでした。エフフォーリアとの馬連が17.4倍もついたのを見て、無理やり捻るレースでもなかったなと反省しました。
王様 クロノジェネシスの評価がポイントだったんじゃないか。「有馬記念と宝塚記念、グランプリを計4回勝った馬は過去1頭もいない」というコラムを書いたんだけど、それでも3着に来るんだから、やっぱり強い。2020年の有馬記念は1、2番人気のクロノジェネシスとフィエールマンの間に11番人気のサラキアが挟まる結果だったけど、2021年も1、2番人気のエフフォーリアとクロノジェネシスの間に5番人気のディープボンドが挟まった。
大臣 有馬記念って人気馬同士のワンツーは少ないですよね。人気2頭の間に人気薄が挟まるという決着が結構ありますね。